土壌汚染対策のこと(土の入れ替え)

世田谷区の公園で、環境基準の16倍を超える鉛等が検出され、都が公園の一部を閉鎖したというニュースがありましたね。

認可保育園の開園を目指していたようなので、保育園開園を待っていた親御様たちにとっては悲しいニュースになりました。

ところで、この鉛等ですが直ちに人体に影響を及ぼすという事はないそうですが、例えば、直接口に入ったりこの鉛が溶けて地下水に溶け込み、それを飲み水として利用したりすると健康被害が出るかもしれません。

そのようなことから国民の安全と安心を確保するために「土壌汚染対策法」が、平成14年5月22日(水)に成立し、29日(水)公布されました。

かなり以前からある制度なんですね。

今回の場合の処置は、どうするのかわかりませんが一定の基準以上の汚染が認められたので土壌を全部入れ替える事になるのかと思います。(たぶんね)。

健康被害を及ぼす環境は目に見えないものがいっぱいあります。

 

その一つは、放射能です。

身近なものでいうと、排気ガスだったり、人によっては花粉もそうでしょうか?(花粉は土壌汚染とは言えませんが。)

私を含め、一般の人たちには、どの程度被害があり、どのくらいのどんなことが起こるのか全く分かりません。

一部の情報では日本の大部分は放射能に汚染されているというような事も言われていますが、その情報ですら本当なのかウソなのか全くわかりません。

実際、私が住むマンションでも建築前の調査で土壌汚染が確認されたため大規模な土の入れ替えをしたと聞いています。

我々、宅建業者は過去の地歴を確認して土壌汚染の可能性を調査しますが、実際にはわからないことだらけです。

一般住宅地なら、過去に薬品工場等があったなどの情報がなければ調査をすることはまずないでしょう。

かといって不動産売買を行う場合、売主の義務として土壌汚染調査を必ずしなくてはいけないなんて法律ができたら、それはそれで大変な事です。

 

この公園だって、過去にどんな施設があったのか知りませんが、例えばコンクリートプラントがあったとか薬剤を使った施設があったとか、そういったものがなければ通常に考えれば土壌汚染の可能性すら全く気が付かないわけです。

(その証拠に、今までは立入禁止になっていなかったわけですから。)

じゃぁ、「一体どうすればいいの?」って聞かれたら、こんな答えになるのでしょうね。

「土壌汚染があるのかないか、調査しましょうか?」

しかし、調査するためには調査費用がかかるので、やたらめったらに調査をオススメしていないのが実状です。

もちろん、希望があれば、調査は直ぐにできますのでご入用の際には、ご相談くださいね。