不動産の売却を依頼されて想う事もあります

 

売主様と買主様との利害関係は相反します。

その為、どちらの味方になるのか、中立になるのか、味方のふりして全然違うのか不動産屋さんによってその考えはバラバラです。

さて、私の考えとしては、“ご依頼をいただいたお客様の味方になる”が考え方の原点になります。

ですから、依頼状況に応じて売主様の味方にもなりますし買主様の味方にもなります。

 

今回のテーマでは売却の時に想う事ですが、売却のご依頼を受けたときいろいろと想う事があります。

特に、なかなか売れない不動産の売却依頼を受けたときほど、それを強く考えさせられます。

おかげさまで、たくさんの売却依頼を受けている中で、今月は2件のお申し込みが入りましたが、なかなか売れない場合は、頭をひねってひねって、いっぱいひねって考えます。

それこそ一筋縄ではいかないのです。

で、売却後もその人の生活がありますから、なんとかその方の生活がより良くなるように協力したいという心情がわき、何とかプラスになるための要素を自分なりに考えますし、いわゆる裏ワザ的な対応でより良い条件ができるのであればその様な事をするわけですが、いろいろ考えてもなかなか手取り額を増やすための方策というのは出てこないこともあります。

 

そうなるとメリットある税制を使って手取り額を増やすことも一つの方法になるわけです。

それに、それを購入される方がいるわけですから、あまりにも売主様に偏るような事があれば結局は市場から相手にされない物件になってしまうのです。

バランスも重要な要素なのです。

とはいえ、物件自体が持つ特性がありますから単純ではないのです。

売却で成功するかしないかは不動産業者のやり方もあるわけですが、売主様自身のお考えも状況により変わらないといけないこともしばしばあります。

 

ところが、その当人である売主様にもさまざまな悩みや考えがあり、それが間違っているのかというとそうではないわけで、なかなか売れないときには申し訳ないという気持ちも生まれてしまいます。

 

さて、いろんな考えがあって、様々な考えのもと、募集活動をし、いよいよ売れないとなった場合、それは市場から評価をされていないと考えるのか、それともタイミングと考えるのかになるかと思います。

売却期限が特段にないようであれば時期を待っていれば良いお客様が見つかるでしょう。しかし期限が迫っていて、すぐにでも売却したいとなれば価格は下がることになります。

 

●時間をかけて売れる余裕がある

⇒ 高い価格で売れる可能性が増えます。

 

●3~6か月以内で売りたい

⇒ 相場前後の価格で売れるでしょう。

 

●早急に売りたい

⇒ 相場より低い価格になるでしょう。

 

という事になります。

 

売り方も買い方も、ケースバイケースですから、その状況によって業者の対応は異なるわけです。

人によって何がプラスでマイナスなのか。

そして何がその方のベストなのかはその方の状況により全く異なるわけです。

困っている時は、まずは相談してみて、その上で納得いくように売却を行う事が理想です。

 

最終的には、ご自身が納得いくかいかないか。

そこが最も重要だと思います。

いずれにせよ、ご依頼者の利益に寄り添えるような仕事をすることが最も大切だと思っています。