"サッシが「ハの字」になってますね”からの経過について、以前書いた記事からの続編です。

以前、新築一戸建てを購入していただいたお客様(Aさん)から連絡がありました。
その内容はこうでした。
↓―――
網戸設置業者さんに網戸を設置してもらいました。
しかし、いくら調整しても網戸とサッシに隙間が生じてしまいます。
網戸設置業者さん曰く、
「これはサッシがハの字になっていますね。」
「サッシの施工不良の可能性が高いですね。」
それをAさんから聞いた私:おぉぉぉぉ(==;)。
で、そんな連絡を買主様Aさんから受けたので、これはいけないと思いすぐに売主業者様に連絡をしました。
―――
でね、売主業者様の多くは売ることがまずは先決であって補修のお客様は後になりがちなのです。
ところが、その売主様担当者が対応の良い人だったこともあったし、
Aさんが入居前という状況だったこともあり、
すぐに現場の工事監督を連れて現地確認をしてくれたのですが、
結局のところサッシに問題はないという判断でした。
ほっと安心した松田です、、、(笑)。
が、そうなると今度は別の問題が浮上します。
でね、その網戸の施工業者は、売主業者様のグループ会社でした。
その網戸設置担当者さんが、現場でハの字になっていると判断して、
「売主業者の施工ミスですね。」とAさんに公言してしまうところがすごいなと思うわけです。
発言に責任持ってないよね、、、。

(まちがってましたかぁ~。あははぁ~。)みたいな、、、(笑)。
これって、本当にマズイよね。
結局は、無駄にAさんの不安をあおってしまったでしょ。
ハの字に本当になっていれば、事実ですから仕方のない事なんだけど、
ハの字になってる確証がないのに、人のせいにしちゃったわけです。
これ、かなりのNG行為です。
最終的には、網戸の調整方法が悪かっただけだったので、
網戸調整を再度やって完了しました。ほんと、Aさんにとって、いい迷惑でした。
私の方は、困っていることがあればすぐに対応をさせていただくのは当然のことなんだけど、
業者はプロなんだから、いい加減な事言わないでもらいたいよね。
確証持ってしっかり対応をして頂かないとお客様に迷惑がかかり、困りますよね。
先日、売主業者担当者様が、ちゃんと当社へ経過と結果を連絡してくれたので、
穏便に終わりましたが、まぁ、この網戸施工業者さんは、いい加減だよね、、、(笑)。
それで今回、私は思った。
やっぱり、会社が大きくなるほど、担当者の当たり外れが大きいものだと。
当たればラッキーだけど、外れたら迷惑かけられるし、不愉快にもなっちゃうでしょ。
会社が大きいというのはスケールメリットもあるけど細かいところはザルのようだなって思いましたね。
社員の知識が足りていないと実感しますので、これはやっぱり問題だよねぇ。
-【で、ここからが関連して"私のもっとも言いたい事”】-
気を付けた方が良いのは、不動産仲介会社でも社員教育に熱心であるといったことが
ホームページに書いてあったりするんだけど、
あれも"まゆつば”が多い!と思う今日この頃です、、、(笑)。
たとえばこれ↓。
会社としては、勉強して●●の資格を取りなさい!
くらいの指導はどこの会社だって当然にしているんだけど、
試験勉強ができる時間は与えるわけではないし、
会社としてセミナー等を開いて組織的に教育をするわけでもない。
ようは、独学して資格を取得しなさいという指示があるだけですからね、、、(笑)。
会社によって異なると思いますが、その資格を取った社員であっても、
業務上それほどのメリットもない、、、。
給与が良くなることもなかったりもする、、、。
すると、モチベーションが上がらない、、、。
だから、あんな資格めんどくせぇーよ!とか、意味ねーよ!
という発言がちらほら聞こえてきたりします、、、(笑)。
これ、"充実の社員教育”だって胸張って言えるのかなと、疑問に思います、、、、。
今の私には理解できない所でもあります、、、。
ちなみに、宅地建物取引士の資格取得については、
不動産業では、社員教育ではないと私は思っています。
業務をするなら資格取得に向け各個人が努力するのは当たり前のことだからです。
コメントをお書きください