昨日は、売却を予定している不動産に、隣接した市の所有地があったので、
売ってくれるのか事前確認の為、市役所に伺い、売り払い(払下げ)について、
確認をしてきました。

不動産の売り払い(払下げ)とは、
市が所有する不動産を、民間へ売却することを言います。
で、市の財産管理課というところで確認をしてきましたが、
へ?そんなに安いんですか?って感じの価格で驚きました。
売り方とすれば、こういう方法です。
1 現況のままで引渡しをします。
2 価格は、相続税路線価、固定資産評価額、実勢価格等を考慮します。
3 工作物がある場合、解体業者等3社程度から、撤去・解体見積もりを取って、それを考慮します。
4 上記2と3等を考慮して、売り払い(払い下げ)価格を決め、契約締結、職権で登記申請。という流れでした。
5 購入できる人は登記上の所有者のみ。
でね、この売り払い(払下げ)が関係するお取引は、私はまだ1回もないんだよね。
なので、経験として1回くらいは取扱いをしたいよねぇ(笑)と思う今日この頃です。

以前見た物件では土地の真ん中に公有地が通過しているものがあって、
所有者自身もそのことを知らないで建物を建てて利用していて、
いざ売却する際に、調査によって初めて知ったということもあったようです。
(そもそも、よく建物が建築できたね?というのがポイントなんだけど、
昔は、法令違反なんて当たり前で、建築確認なんかも形骸化されているだけだったんだね。
ある意味良い時代でもあり、怖い時代でもありますね。)
そんな時って、物件によっては売り物にならないこともあったりするので、
その場合、かなり困るのねぇ。
公有地の部分を除いた土地の形状によっては、
売り物にならないって想像できますよね?
見た目の形状だけで判断するのは、危ないわけですね。
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