これ、私の知り合いの話しで、つい最近の話しです。
連帯保証人になっているBさんが、賃借人Aとけんかをして、
仲が悪くなったので、連帯保証人Bが不動産仲介会社に
「Aの連帯保証人なんかやってらんない!連帯保証人をやめさせてくれ!」
と怒鳴りに行ったらしい、、、(笑)。

で、仲介会社の対応は、
「わかりました。賃借人Aさんに連絡をします。」となりました。
で、賃借人Aへ連絡がありました。
営業マン「連帯保証人Bが連帯保証人を辞めたいと言っているので、
新しい連帯保証人Cを見つけてくれますか?」
お~い!!
そのアドバイスまちがっとるだろぉ~、と私は思った。
アドバイスするなら、連帯保証人Bに、
「代わりの連帯保証人Cを立てて頂ければ問題ありませんよ。」
「その場合、必ず賃借人Aと相談をしてくださいね。」が正しいよねぇ~。
で、連帯保証人Bから賃借人Aへ連絡するのが筋というものですよ。
――――

「賃貸借契約」は、「賃借人Aと、大家さんとの契約」です。
借りたい人は、連帯保証人になってくれる人を探して、
頭を下げて「連帯保証人Bになっておくれ。」とお願いをしますね。
そんな経緯があるから、簡単に辞めれそうな雰囲気があるけど、これ錯覚なんです。
「連帯保証人B」は、大家さんに対して、賃借人Aの債務と同等の履行を
することを約束(契約!)した人のことです。
つまり大家さんから見たら、家賃を取りっぱぐれないようにするための保証人です。
家賃を支払う責任が発生するという意味合いでは、賃借人と一緒なわけ。
安易に連帯保証人Bになってる人がけっこういるけど簡単に辞めれるわけないでしょう?

連帯保証人Bが、自身の義務を放棄したいからって、
仲介会社を利用して動いてもらうなんて変でしょう?
連帯保証人Bは、この時点で、賃借人Aとの話し合いも放棄してんだし、
やり方もフェアじゃないよね。
一番の軽率行動なのは連帯保証人Bなんだけど、
仲介会社の営業マンが当たり前のように、賃借人Aに対し、
「代わりの連帯保証人Cを立てて下さい!」っていきなり言うから、
なんだか変な感じがした、、、と言うお話し。
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