先日、他社仲介会社様(T社)経由で、当社専任媒介の物件に、
購入申し込みをいただきました。

ところが、購入予定者が、急遽海外出張になってしまい、
すぐに契約ができないという連絡がありました。
当社は、売主様から売却委任を預かっているため、売主様利益を守る立場ですから、
売主様の事を考慮すると、契約がホントにできるのか心配なところでした。

そこで、T社に対し、そのお客様の契約意志は固いのか確認すると、
契約意志は固い!!とのこと。
急なキャンセルってことは?と、しつこく確認をしても「大丈夫!」というので、
そこまで言うのなら、、、ということでT社担当を信用してお申込みを受理しました。
とはいえ、売主様の利益を損なう恐れのある行動はできませんから、
他のお客様の募集も同時並行で行っていました。
気になるのは以下のことですが、
契約締結をしていない状況では、法的な権利と義務が発生しないので、
簡単にキャンセルが出来てしまいます。
―――――
そして、申込みから約2週間ほど経過し、契約日を決める日が到来しました。
ところが、T社から連絡が来ないので、こちらから連絡をしました。
すると、T社担当者が、電話中なので折り返しさせますと別の方に言われました。
しかし、当日連絡はありませんでした、、、(==;)。
翌日、私が再度T社担当者の携帯電話に直接連絡をしても出てくれません。
すると、その数分後、担当者ではなくその上司から連絡がありこんな説明が、、、。

お申し込みをされたお客様は、日本支店から出張のため本国へ帰国したのですが、
急遽本国の会社に戻る事になったとのことで、申込みがキャンセルになってしまったというのです。
”絶対にキャンセルはない!契約は固いです!”と言っていたのに、これか、、、。
”絶対”とか”固い”って言葉、全然信用できないじゃないのよ、、、。
いい大人が正式な購入申し込みをしていながら簡単にキャンセルするとは、、、。
そして、その程度の意志、その状況のお客様から購入申込書を受理するとは、、、。
ありえないよなぁ(==;)。
プライドないのかなぁ、、、こんなゆるい購入申し込みを取るなんてね、、、。
それにさ、そういったお詫び連絡を当社に入れるなら、上司からではなく、
まずは担当者からだと思うのね、、、。
購入申し込みをするという事は、相手に対して購入の意思表示をする事。
いい大人が購入の意思表示をしているのに、簡単にキャンセルってあり得ないでしょ?
プライド持てよ、、、T社社員。
お客様の一大イベントなんだから、各書類の意味合いとか、しっかり説明して上げなきゃね。
きっとT社担当者が「万一の時は、軽くキャンセルもできますから大丈夫ですから、
物件を押さえときましょう。」とでも言って、購入申込書を書いてもらっているんだろうね。
そうじゃなきゃ、普通の方たちは、購入申込書を書くこと自体、怖くてできないからね。
不動産の売買取引を軽く見てんだな、このT社社員たちは。
私がお客様と接客をしていたら、このような緩い気持ちの購入申込書は絶対いただきません。
相手に失礼をかけてしまうし、買主様の意志が弱い場合、無理やり感が出るでしょ?
それって、おかしい事だから。

ということで、私、大反省をしました。
当社に売却依頼をしてくれている売主様に対しても申し訳ないので、
今後、他社からの、こういった緩い購入申込書は一切受理しないこととします。
今日は、とってもまじめな話し。
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