現地(住戸内)を見ないでいいから契約したい!

電話が鳴りました。

 

「広告に掲載されている●●府中マンションを見て連絡しました。」

「●●府中マンションを購入したいのですが、どうしたらいいですか?」

 

いきなり、こういった電話が鳴ることがあります。

 

(※●●府中マンションという名称は、架空です。)

 

 

退去通知が来る。

当社で売却委任を受けている●●府中マンション。

コチラの広告を見て、電話連絡をいただきました。

 

じつはこれ。

オーナーチェンジ物件(賃貸中の物件)です。

大家さんをチェンジするという意味合いの売買となりますから、オーナーチェンジと言われており、自分がすぐに住めないという物件ということになります。

 

さて。ちょっと不思議に思うのですが、広告にはオーナーチェンジという事をちゃんと明記しているのですが、お問合せを頂いた皆様は自分ですぐに住めるかもしれないという期待もあってか、数か月前よりお問合せを頂いていました。

 

すでに、そのようなお問合せが数件ありまして、通常であれば、それだけのお問合せがあればご成約に至ってしまうであろう数です。

 

で、お問い合せに対しては、賃貸中の旨をお伝えし、且つ退去通知がまだ届いていないので、退去日についてもわからないと伝えておりました。

 

そして、初回のお問合せから数か月後。

賃借人から退去通知連絡が来たのです。

 

 

お問合せのあった皆様にご連絡をします

当社は、売主様より売却委任を受けておりますので、売主様に当然喜んでいただけるように、そしてお問合せのお客様に喜んでいただけるように、皆様に連絡を入れます。

 

すると、電話を待ってました!と言わんばかりに、とても快くご対応を頂けました。

多くの方は、住戸が空室になったら室内が汚くても構わないのですぐに見せてほしい。

そんなご希望でした。

 

その中に、とてもとても積極的な方がおられました。

 

 

現地見に行ってきます!

Aさんは、●●府中マンションから、かなりの遠方にお住まいです。

たぶん、片道だけでも1時間から2時間程度かかるのではないか?と思える距離感です。

 

Aさんは元々●●府中マンションの近くにお住まいだったこともあったそうで、たまたま●●府中マンションの上階部分にご友人がお住まいになっているのだそうです。

 

Aさんは言いました。

今度、その物件の近くまで行く用事があるので、外から現地見てきますので、外から住戸の位置を教えてください。

 

私はメールにて住戸の位置を伝えました。

絵もかきました(笑)。

 

そして数日後。

Aさんから連絡がありました。

 

 

室内の状況はどんな感じですか?

「先日、●●府中マンションを見てきました!」

「実は、●●府中マンションの上階に私の友人が住んでいるので、お部屋を見せてもらったんです。」

「室内は、友人の住戸と同じなんでしょうか?」

その様なご質問をいただきました。

代表的な注意点は以下の通りです。

 

・住戸により、若干の仕様が異なる場合があります。理由は、新築当時にオプションをつけていることもありますし、室ごとに室内の印象(カラー等)をあえて変えている場合があります。

・さらに、リフォームは所有者ごとに行いますから、状況が変わっていることがあります。

・賃貸中の物件は、賃借人が室内に傷をつけた場合、原状回復義務が生じるため、通常であれば、丁寧に使っていることが想定できますが、やはり確認をしないとわからないことが多いと思います。

・賃借中ですから、現所有者(売主)様も私も、住戸内をチェックできていないので室内現状については説明ができません。

 

というところです。

 

 

住戸内を見なくても良いので、買いたいです!

住戸内を見ていないけど、買いたいです。

こんな連絡を受けました。

 

当然ではありますが、購入申込みといった形で書面を頂かない事にはお話しを進めていくことはできません。

室内の状況を見ていない現段階で良いのでしょうか?と聞くと、

「いずれにしてもリフォームするから見なくていいです。」

「そのかわり、価格相談はできませんか?」と聞かれました。

 

私は答えます。

「価格は、売主様の意向と買主様の意向が合意した金額となります。私が価格についての決定権はありませんので・・・・・・・・・です。」

「そして、%$’%&”#=R#~'U=GVY=(この会話は内緒にしておきます(笑)。」

 

 

まとめ

本来は、住戸内をちゃんとチェックしてから契約を進めるというのが一番良いかと思います。

しかし、物件は一つしかなく、それに対して買いたいと検討をしている方々は複数名いらっしゃいますので、その場合には、こういった住戸内を見ないでも手続きを進めていかなければならないことがあっても不思議ではありません。

 

実際、マンションの青田買い(完成前にモデルルームで購入を決めてしまう。)なんてことが普通に行われていますから、ある意味では「中古マンションの青田買い」と言えるのかもしれません。(かなり無理やりな説明です(笑)。)

 

最近は、購入した物件をリノベーションしてからお住まいになる方々が本当にたくさんいらっしゃいます。

いろんな雑誌を見ると、とてもすてきなリノベーションで素晴らしいものがたくさんありますよね。

そんな夢を実現できるのも、こういった購入をする、まさにこのタイミングだからと言っても過言ではないのかもしれません。

 

リノベーションが前提であるからこそ、多少の事は目をつぶって進めていく。

そんなことがあっても不思議ではないのでしょう。

 

たしかに、私が購入する側であれば、そういう状況があっても、物件の外観、室内の専有面積、立地、さらに予算の範囲内という条件が満たされるのなら、許せるかなと思える自分がいたりします(笑)。

 

 

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