「相続税」と聞くと、結構ビビる人は多いと思います。
なぜなら、この広い世の中には、数千万円とか数億円の相続税の納税をする人
もいらっしゃるからです。
で、私は思いました。
一般的なみなさんが相続が発生したら、どのくらいの納税額になるのかなと、、、、。

そこで、以下の事を仮定して、私なりに考察してみました。
資産8000万円を相続したとして、以下を参考に見ていきましょう。
相続財産8000万円 (不動産、預貯金、その他)
家族は、配偶者と子供2名で、合計3名
では、相続税の速算表を見てみましょう!

おぉぉ!!
税率は30%!控除額は700万円。
ということは、8000万円×30%-700万円=1700万円
1700万円も納税しないといけないのかぁ、、、(--;)
8000万円相続しても、手取りは6300万円になっちゃうのかぁ~(==;)
おぉぉぉぉ、、、、、、、。
というわけではありません(笑)。これはただの計算間違いです。
実は、、、、。
相続税額の計算をしていくと、175万円の相続税の納付になるようです。
(今回は法定相続かつ配偶者控除を用いて計算しました。)
つまり、8000万円-175万円なので、手残りは7,825万円です。
(平成30年4月現在の税制による)

どうでしょう?
最初の間違い計算と比較すると、正しい計算方法では
1,525万円も多く、手残りが発生しました。
相続税の支払いって、結構大変だと思っていた方が多いと思うのですが、
実際に、8000万円も相続しているのに、そのうちの175万円の納税だったら、
負担感はほとんどないのではないでしょうか。
だから、相続税の納税は、全く心配しなくていいのですが、
心配しなくてはいけない場合もあります。
それは、相続財産のうち現金の割合が少ない場合です。
相続したうちの現金で納税できれば一番簡単なのですが、
相続財産のうち、そのほとんどが不動産になっている場合は、
売却をして納税資金を作らないといけないことがあります。
不動産の場合、換金性に優れているとは言えませんので、
早め早めに動いた方が良さそうです。
そして最後に!
私は税理士ではありませんので、ここに書いてあることは、
いわゆる一般的知識として参考にとどめて下さい。
各ご家庭により、前提条件がちがえば、税額も全て変わってきますし、
ホントに相談の場合には、税理士を同席して対応いたします。
というお話し、、、(笑)。
コメントをお書きください