「強制処分したい」のお話しを少々、、、。

今日は、土地建物の強制(売却)処分を検討したいという相談で、

現地付近で待ち合わせをし面談をしてきました。

 

その相談者は債権者(お金を貸している側)です。

その不動産には、「所有権移転請求権仮登記で代物弁済予約」が設定されております。

 

それでは分かりずらい用語解説といきましょう(笑)

 

「所有権移転請求権」とは、所有権移転を請求できる権利のことです。

「仮登記」とは、(実権利はないが)登記の優先順位を確保しておくという意味です。

登記は早い者勝ちなので、まず唾をつける事が重要なわけです。

「代物弁済」とは、お金の代わりに原物で返済(弁済)する(してもらう)ことです。

「予約」は、字の通りです。

シンプルにすると、債務者(お金を借りている人)がお金の返済をしない場合には、

債権者への返済をしない代わりにその不動産(原物)をもらいますよ、ということになります。

 

本日は、その物件の事で相談という事だったのですが、

考え方はとてもシンプルですが、実務はいろいろと手続きが山盛りでして、

結構大変なんだね。

 

もう、なんだかんだで1年半前に相談を受けているのだけど、

とにかく事情がややこしいわけね。

 

実際には所有者である本人が最もいけないわけなんだけど、

どうやらトンヅラしてしまったらしい、、、。

事実であれば本当にイケナイ人なわけ。

 

私的には、ホントに責任感がないよなぁと思わざるを得ない、、、。

 

だからと言って一方的に責めたって解決するわけではないし、

いろんな事情があって返済ができないのだろうから、

せめて誠意を持って今後の対応について、お互いにちゃんと話し合うべき

だと思うのですが、なぜそれができないんでしょうね?

 

こうなると、訴訟という事になるのだろうけど、強制処分は免れない感じだったね。

俗にいう夜逃げという事になるのだけど、

自分の所有している不動産をそのままにして夜逃げしても夜逃げにならないじゃんよ(笑)って感じだよね。

(夜逃げかどうかはわからないけどね。)

 

それに債務者は、今回の件相当に自分なりに勉強をしているのだろうから、

とにかく今は逃げて連絡がつかないようにしておいた方が都合が良いと判断したのかもしれません。

 

しかし、お金が絡むと人って本当に変わりますし、

変わらざるを得ない状況というのも実際にはあるので、

ホントに追い詰められると、こういう事になってしまうんでしょうね。

 

宅建業者である私の立ち位置としては、所有者が売却するという事を認めてくれるか、

法的判断(手続きを踏んで)が出てからの2通りを待つしかないので、

今後の動きに注目ですね。

 

困っていることは、本当に早く解消しないといけないね。

 

さっさと解決した方が、お互いのためなのにねぇ~。