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違反建築物の融資(ある金融機関の話し)【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約21年 松田の本音ブログ

 先日のお客様、購入検討をしている物件は違反建築物でした(*_*;。
容積率がオーバーしているものです。
この建物、基礎部分がかなり高くなっており、その基礎の空洞部分に事務所倉庫を作っていました。多くの違反建築物の建物でやっている違反ですが、この空洞の部分に事務所を作ったり、居室を作ったりで容積率オーバーになってしまうことがあります。
今回の場合一定基準以上の基礎高になっているため事務所倉庫のあるなしに関係なく違反になります。
実際、自分で利用する分には他人に迷惑をかけているわけではない(?)ですから、いいのかもしれませんが、いざ売却となると、なかなか厳しいですね。相場では売れないと覚悟してください。

その理由は、買う人のほとんどが融資を使うからですね。

今や、金融機関は、違反建築物に対しては、とても厳しい評価減をします(/_;)。
一昔前であれば、とにかく住宅を増やして、国民の生活をより良いものにしよう!なんて、国を挙げて住宅建設を後押ししていましたが、最近では供給過多のため、特に過疎地に関しては、人口が減り、住宅が余っていて、場合によっては不動産の価値もないなんてことがあるようです。(つまり、需要がなければまったく価値が無いってこと。)
無料でもらっても、固定資産税がもったいない!なんて言われようです。
ちょっと脱線しましたが、つまり量よりも質という時代に突入している!ということです。

ですから、金融機関としては、こういった違反建築物に対しての融資は後ろ向きなわけです。

その某金融機関から言われたのは、今回の物件3,000万円の物件に対して6割までしか融資をしませんとの回答でした。つまり1,800万円ですね。

つまり残りの不足部分(1,200万円+諸費用)については、現金で補ってください。ということです。
違反建築物が、よほど築浅で、場所、間取り、価値観として魅力的であればともかく、そうではない場合、どういう結果が待ってるか。
自分が買う立場になって考えると何となくわかりませんか。

それに、現金一括で買えちゃう人は、絶対に足元見ますよね。
だから、結局安くなっちゃうわけです。

違反建築物を建てちゃった人は、売るときにどうしたらいいか決めておきましょうね。
リフォームの仕方で違反を合法に変えられるかもしれません。
場合によっては、土地売り処分ですね。

ちなみに、この売り主様、思っていた額で売れないことがわかったので、息子さんに住んでもらうことにしたそうです(賃料を少しだけもらって)。
(^^ゞなるほどね。別に困っているわけじゃなかったんですね。

ちゃんちゃん。

■この記事を書いた人■

松田博行 (東京都府中市在住)
株式会社わいわいアットホーム 代表取締役
東京都府中市を拠点とする「住まいと資産の総合実務家」。
著書『不動産・相続・終活のホントのところ』(令和8年1月11日出版)。

≪保有資格等≫
●公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士/エバリュエーション専門士)
●宅地建物取引士 ●宅建マイスター ●損害保険募集人 ●シニアライフカウンセラー上級

≪活動エリア≫
東京都府中市を中心に多摩地区全域、東京23区

≪得意分野≫
相続不動産の売却・活用、空き家対策、測量・解体・建築までのワンストップ対応。『不動産売買・相続・終活の相談窓口』として人生まるっとサポート

≪こんな人≫
4人家族のパパで府中市内に在住。
サラリーマン時代、会社が不動産を爆買いして倒産。
『不動産知識とお金』が人生を左右させることを痛感。
自分自身が不動産を学び、教える側になれば、自分の存在意義になると確信。
常に正直がモットーであり、不動産業界の不正に屈しません。

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