
~理想の広さと最低限必要な広さのこと~
お住い探しをする場合には、予算、エリア、築年数など様々な希望条件があると思いますが、広さについてはどのように考えるでしょうか。
よくよく考えると、一つの基準となる考え方が無いように思えるので、なんとなく「3LDKあれば足りるかな?」といった決め方をしているかと思います。
住まいのちょうどいい広さを考える目安として、国土交通省では「住生活基本計画」というもののなかで「誘導居住面積水準(=理想の広さ)」と
「最低居住面積水準(=最低限必要な広さ)」を発表しています。
<住生活基本計画>
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000032.html
理想の広さ(誘導居住面積水準)
国土交通省によれば、都市部における理想の広さは
「20㎡×世帯人数+15㎡」(2人以上の場合)と定義されています。
4人家族であれば、「95㎡(20㎡×4人+15㎡)」となります。
たしかに、理想の広さですね。
(個人的に、府中市あたりだと63~82㎡くらいの範囲が目立ち、72~75㎡くらいが多いような印象)
実際に売りに出ているマンションで80㎡を超える物件はそれほど多くはありませんよね。
一般的なファミリータイプ(マンション)の広いお部屋でも、80㎡後半くらいあれば、充分に広いと感じるような気がします。
最低限必要な広さ
一方で、最低限必要な広さは
「10㎡×世帯人数+10㎡」(2人以上の場合。)と定義されています。
4人家族であれば、「50㎡(10㎡×4人+10㎡)」となります。
子供が小さいうちは気になることもないかもしれませんが、中学生になるあたりから、ちょっと狭く感じるかもしれません。
理由は、家族の荷物が増えてくるし、成長と共に子ども自身の体が大きくなるし、自分の部屋がほしい!と言うに決まっていますよね(笑)。
うちの小6、小4の子供たちも、だんだんとそういうことを言い始めました、、、(笑)。
これらの広さの目安は、国土交通省が統計的に算出した数字ですので、
目安として参考にする程度で良いかと思います。
なぜなら、ご家庭によって、生活スタイルも考え方も様々です。
物があふれている家庭もあれば、ミニマリスト生活(最小限の荷物に限定して生活)な家庭もあります。
家族構成や個別の要因を考慮することが一番大切であるのですが、
もしも、広さの目安が定まらない場合には、このような算出方法も参考にされると良いのかなと思います!
(そうそう。当社は、府中市の不動産売買専門店のつもりです(笑)。)近隣市区もおまかせ!(笑)
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