MENU
不動産・相続・終活に困ったときの相談窓口|まずは無料相談から始めましょう!

明日までに不動産売買契約してください。【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

なんだと!?
目次

すげーな。不動産仲介営業マン

当社にご来店のお客様は、いろんな不動産屋さんに声をおかけしている人も少なくありませんが、今回のお客様は某大手さんに行ってきたそうです。そんなある日のこと。
(後記)・・・・というお話を聞いて、私は、、、Σ(・□・;)。
驚きでしたね。

明日までに、(不動産売買)契約をしてくれたら、価格の相談受けます」と言われたそうです。
う~ん、、、。
すげーなぁ(笑)

買主様は悩みどころですね

お客様としては、価格相談に乗ってくれるのであれば、うれしいのは間違いないでしょう。
しかし「明日契約してくれれば、、、」と言えてしまう営業マンの心境、どういうことなんだと思えてしまいます。

またか、、、

お客様は、不動産売買契約をするためには、通常、手付金(不動産売買価格の5~10%相当)を用意する必要があります。それを翌日に用意して契約してくださいって、、、ちょっとねぇ。
私としては、そういった早急なお話しをお客様にはできないなぁと、、、。

だって、急がせる理由もないし、失礼じゃないかなぁ?
これには、売主様の事情もあったようですが、売主様のほうで、買主様に事情を合わせればよいだけなのに、なぜそういった思い切ったことを言っちゃうのかなぁ、、、と思えたわけです。
買主様としては、迷います。
この条件をのんでくれるのなら、価格相談受けますと売主様が譲歩してくれているのですから、、、。

そして買主様が決断できない理由(A)がありました。
私は、お客様からその理由を聞いて、なるほど、そこはたしかに悩みどころだと感じましたし、納得できなければ、見送ってもいいのではないかと思ったのです。
しかし、営業マンは違います。
見送られては困ります。
買主様が決断できない理由(A)を無視して不動産売買契約を締結させるため、売主様に値引き交渉するという条件を提示するという作戦にも感じます、、、。

不親切な営業マンだと私は思います。
あぁ、、、また言ってしまった、、、。
本音ですみません。

不動産売買契約は、絶対に無理しない

でね。
お客様といろいろと話をしていると、いろんなことがわかりました。
まず、そもそもとして、予算オーバーになっている。
これはいけません。

返済厳しい

ご年収からすると、無理はないと思えますが、やはり希望予算よりも高い価格。
そうなると、その後の計画がずれてしまいます。
物件価格が高い!売主様が強気のようで、相場からすると高い印象です。

立地感で見ると、確かにある程度強気でも売れちゃうかもしれない立地なわけですが、私の理論値想定からしても、ちょっと高いではなく、けっこう高いかなぁ、、、、と感じます。

不動産には定価はありませんし、売り買いするのは人間です。
ですから、人の価値観がプラスマイナスの判断をしますから、ある程度の価格幅があるのは当然に理解できます。
そう考えれば、たしかに売り出し価格としては悪くはないのかなと思いますが、それにしても高いかなぁ、、という感じがしました。
素直な気持ちでこの物件をお勧めする気になれない私です、、、(笑)

買えないときは「縁がない」と開き直ればいい

お客様のゴールは購入ではありません。
当然ですよね。

不動産営業マンは売ってしまえば終了だし、買ってもらえばやはり終了です。

しかし、お客様はその後、住宅ローンをその期間(大体の人は35年)払っていかなくてはなりません。
賃料であっても住宅ローンであっても支払うこと自体は同じですから、別に支払うという行為自体に差があるわけではありません。
しかし、そこに腰を据えようと決断するかどうかを考えているわけですから、ヤッパリ無理はいけないのです。
不動産購入は、自分のベストを考慮し、納得できる条件と価格で選定し、残ったお金は人生を楽しむために使う。
これが一番ベストな選択なのです。

しかし、お住まいは一定のレベルがなければ、生活が幸せに感じることができないこともあります。
なので、物件選びは大変な決断であるのです。

不動産仲介営業マンや売主様から、購入を煽られるようなら、そんな物件は縁がなかったとこちらからお断りすればいいのです。

不動産仲介営業マンは最高のわき役であれ!

私も共同仲介をすることが多々ありますから、先方の営業担当から言われることがあります。

先方「明日契約できませんかねぇー。」
私「できません。」

このような冷たい言い方はできませんが、ヤッパリできないですよ。
だって、主役はお客様であって、我々業者じゃないのです。

主役はいつでも、
売主様という主役
買主様という主役 この2名です。

不動産仲介営業マンは、主役であるはずがありません。
脇役が主役になってはいけないのです。

不動産仲介営業マンはノルマを達成させるという意味では、自分が主役なのでしょうけど、本来我々宅建業者は、お客様の利益が満たされたからこそ、利益が上がるというただそれだけのことです。

人の役に立って、後から自分の利を得る。
当然のことです。
お客様に十分に納得と理解をしていただき、不安等を払拭して喜んでもらえて、初めて契約に進むべきだと思います。
そういった心がないといけないよね、とお客様の話しを聞きながら思った次第です。

当社のお客様では、不動産購入でご相談から購入引き渡しまでに、5年以上もお付き合いしていただいているお客様もいらっしゃいます。
お客様に対し、不動産の契約締結をあおることなく、本音で対応できることが、当社の自慢ですし、実績でもあります。

そんな当社をよろしくお願いします(笑)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアと応援、ワンクリックおねがいします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次