日々の不動産にまつわる相談業務

目次
不動産の相談は多岐にわたるのです
不動産の相談はかなり多岐にわたります。
数日前のご来店の方は3名です。
その翌日は別の販売開始の物件もありました。
①23区の土地売却のご依頼を受けました。
この方は、売却と同時並行で住み替えがあるので、一時的に利用する賃貸住宅の仲介、その後、買い替えに至る(土地と注文住宅)まで全て一貫してサポートします。さらには、その後の生活を含め様々なサポートを考えています。
この方は、私のことをとても信頼してくれていて、最初に訪問した時に満面の笑みでお迎えをしてくれました。
相手の立場に立って、気遣いをしてくれるとてもダンディズムな方であります(笑)
しかし、初めての不動産取引をされるので、不安がかなりあるという悩みを打ち明けてくれました。
それ、わかります(●´ω`●)
初めてのことは誰しもが不安に陥りますし、金額もかなり高額なので余計にそう思うはずです。
でも、ご安心ください!お客様評価の高い当社がばっちり対応いたします。努力いたします!

②住み替え & 収益物件を売るべきか、という悩み
この方は、お話を聞くと結構なボリュームのサポートをする必要がある方で、当社に信頼を寄せてくれているご近所さんです。不動産●●●のYouTubeをよく見るそうです(笑)
私のブログやYouTubeも見てくれたようで、私の考え方をとても理解してくれていて、その上でご来店されているので本当にありがたいです。
ちなみにその方から『息子さんが(仕事を)継いでくれると良いですね。』と言われました。
うちの息子はまだ高校3年生ですし、絶好調反抗期なのでどうなることやらといったところですが、人生はなるようになるだろうと、、、(笑)
話しをしていると時間の経過を忘れてしまう方です(笑)
現在の自宅(区分所有建物)はあと数年ほどで解体されることが決定しているので、このタイミングで住み替えをご希望です。
さらに、収益物件を所有されていて出口戦略を考えると早めに処分しておきたいそうで、ご自身なりに勉強をされているとお話しされていました。これだけしっかりと勉強されていると業者に騙されることはないと思いますので安心です。(私は絶対に騙しません。(●´ω`●))
いつまでもいろんなことに興味を持って、前向きにお調べになることはとても素晴らしい事だと思います。
私も、いろんなことを伺いながら楽しい時間を共有できるうれしさが一杯です(笑)

③不動産コンサルティング(2日間にまたぎ、不動産売買契約書類のチェック業務)
をしました。
「ある不動産を購入するんだけど、今回対応する仲介業者が不安なので」ということで、不動産売買契約書類等をチェックしてほしいとの相談を受けました。
で、重要事項説明書と不動産売買契約書の確認をすると、あれ?という箇所がそれなりにありました。
今回、仲介をする会社の社長さんと契約書類の文言についてやり取りをしたところ、社長が契約書の特約について理解していないのに契約を締結しようとしていた事には驚きました。こわ~(;゚Д゚)
契約数時間前に仲介社長から『代理人契約なので、こういう書類を持ってきてほしい。』と連絡がありました。
すごい準備不足です(笑)
当然、お客様は準備ができるはずがありませんが、後で帳尻を合わせればいい(?)、ということで不動産売買契約を締結してしまいました(笑)
(私は書類内容のチェックだけを依頼されているので、取引の進め方について言う権利は微塵もありません。)
仮にトラブルが生じても、買主がそれを受け入れる余裕があるので、まぁいっか(笑)って感じでしたね。
とにかく、いろんなご相談を受けるわけですが、当社のお客様は私の考え方に共感をしてくれる方が集まるので、本当にアドバイスがしやすくてうれしいです。

④区分所有建物(2LDKのマンション)。販売開始初日に購入希望あり。
こういうことはよくあることです。情報公開後、ほんの数分でお問い合わせが来ることもあります。
正直不動産の当社は、情報を広く公開することによって、買いたい方からお問い合わせが入ってきます。
変に『囲い込み』をする事はありませんから、神の見えざる手という商取引の法則みたいなものが働き、適正な範囲で、売主様と買主様の双方が喜んでいただける取引を実現することができます。
ちなみに、この数か月の間に他社が囲い込みをしている事例を数件確認しています。
(憶測ではなく、本当の話し)お客様利益を平気で毀損する人たちは未だいる、というわけです。
当社は常に正直に、常に売主様と買主様の双方の利益を追求してまいります。
住み替え(買い替え)をしたほうが良いのかな?の相談

住み替え(買い替え)の相談は、実はかなり多いです。
やること
ご自宅の売却
住みながらの売却では、プライバシーを尊重しながら、ご希望が叶うように配慮して売却活動を進めてまいります。
やること
次の住まい ケース①(賃貸住宅へ)
ご自宅の引き渡しをするまでに、賃貸住宅に引越しを希望される場合には、賃貸物件探し、見学、契約までサポートします。
やること
次の住まい ケース②(購入:住宅所有へ)
買い替えを希望されて自宅を売却し、賃貸を挟まずに新居の購入をする方もいます。ここでも購入する物件探し、見学、契約、引渡しまでサポートします。
お住まいに対する考え方は様々あるので、賃貸を希望される方もいれば、所有(購入)を希望される方もいます。
私自身は不動産は所有する方がメリットがあると考えています。
なぜなら私自身、他の資産形成の知識がない事がありますが、不動産所有は資産形成になり、将来お金に困ったときは売却できます。(最低でも土地値にあたる金銭の)資金回収が可能だからです。
その理屈を知って頂いて、購入できる余力がある方にはぜひ購入をしてほしいと思います。
人それぞれ人生の考え方がありますので、ご自身に合った方法を選択して頂きたいと思いますが、前段の知識がなければ意思決定は不安だと思います。だからこそ当社がいろんな角度から説明をします。
理解できないことは何なりとご質問ください。
賃貸も購入もその方に合ったプランニングでサポートします。
再建築不可は買っていいですか?メリットとデメリットから考える

再建築不可物件は、融資が利用しずらいことが最大のデメリットになります。
メリットは、売買価格が押さえらえるという点があります。
つい先日、ご相談をいただいた方は、なかなかエキサイティングな考え方をされています(笑)
※『エキサイティング』とは何かが興奮させる、わくわくさせる、面白いといった意味を持つ形容詞
府中駅徒歩圏の再建築ができないおうちに興味を持たれました。
庭が広く陽当りが良いので、畑をしたり鶏を飼ったり自然豊かな環境で生活したいな、と仰っていました。
ご夫婦それぞれに考え方がやや相違しているので、家族会議になりそうですが、これだけの駅近で、これだけの広い敷地で畑やったり鶏を飼ったりできるという『情緒的価値観』がある物件もまた珍しいので、ぜひ前向きにご検討いただけると良いんじゃないかなと思います。
ほとんどの人は、資産的価値ばかりを考えますが、一方で情緒的価値という『価値』が存在します。
資産に余裕があれば、こういったお家(土地)も検討の余地に入るかと思います。
なんでもそうですけど、価値(お金)と価値(不動産)の交換ですから、価値が見合えば購入するメリットになりますよね。
ものの考え方は、人の数だけあるのが自然であって、一律同じではありません。
唯一無二の価値だと思えば、それも良しです。
不動産取引は担当者との二人三脚。『言わないウソ』をしない人のサポートを受ける

いつも、私が思っていることがあります。
不動産取引をするうえで、最も大切なことは何か?です。
多くの人たちは不動産の法律のことを知りません。
高額なお取引で、トラブルを未然に防ぐ方法を知りません。
より良い条件で売ったり買ったりする方法を知りません。
だから、会社名を検索して名だたる会社の方が安心と考える人はたぶん多いと思います。
でも、それが本当に正しいかというと微妙です。微妙な理由はいくつかあるわけですが、代表的なところでは、担当者がまずい事をしても、みなさんが気付かないので、悪く行ってしまえば誤魔化せる、というわけです。
実際に、清算金の計算ミス(大した金額ではない)があっても、まぁいいじゃないですか微々たる金額なんですから、と済ませる人もいます。つまり、取引を軽く見ている風潮があるので、お客様の重大事は、担当者にしてみれば、まったく大したことないのです。

契約ができないと、不動産屋さんは1円にもなりませんから、倫理観のない営業マン(+上司、会社の姿勢)は、とにかく売れ!買わせろ!ということになるかもしれません。
ノルマが仕事の中心になると、人としての心は確実に失われ『魔が差す』となるわけです。
高額な商品をウソなく、正直なアドバイスとともにトラブルを未然に防ぐ。合わせて、売主様と買主様が十分に納得して、未来への橋渡しをすることが、宅建業者の責務であるはずです。
口先だけではなく、本当にそう考え行動できる人がいつも身近にいれば、みなさんはとても安心だと思います。
ミスを許す心。相手の成長を考える余裕があること(一番言いたいこと)

昨今は物価高の影響もあり、この3年間くらい実質賃金は増えることはなく減る事ばかりです。(統計になっています。)ですので、営業マンのちょっとしたミスをつつく人もいます。
これは私の実体験ですが、私がお客様の立場の時は、相手のミスがあってもその担当者のことを攻撃するような心の狭い事はしません。なぜなら、ミスをしない人間なんていないからです。
それどころか、相手がミスをしたときは、相手の成長を考える余裕があります。
このミスが担当者の学びや成長の機会だと捉え、指摘するところは指摘し『今回の失敗を学びと捉えて、次のお客様にしっかりアドバイスしてくださいね。』で終わりです。私は一切腹を立てません。
そんな人対人の関係ができたら、お互いが幸せな気持ちになると思うんです。
相手も喜んでくれるし、私もうれしくなって、お互いの信頼関係がより深まると思います。
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