
冒頭の結論:その「買取り」提案、あなたの利益を損なっていませんか?
不動産会社、特に大手の担当者から「なかなか売れないので、『業者』が買い取りますよ」と提案されたら、一度立ち止まってください。
もしその「業者」が、担当者の親族あるいは密接な関係者だった場合、あなたは市場価格より大幅に安く買い叩かれている可能性があります。
こんにちは。府中市を拠点に、多摩地域で住まいと資産の相談に乗っている「不動産の寺子屋」、松田です。 著書『不動産・相続・終活のホントのところ』でも触れていますが、不動産業界には「一般の方が知らないだけで、プロから見れば明らかに不利益な取引」が残念ながら存在します。
今日は、実際にある「身内による安値買い取り(背任的行為)」の事例をもとに、あなたの大切な不動産資産を守るための知識をお話しします。
不動産売却が怖いと感じるのは当然です。
ただし、「怖いまま動かないこと」が一番リスクになります。
営業担当者の「父の会社」が買主? 巧妙な利益相反の手口

以前、私が実際に目にした事例です。
ある土地の売買で、大手の不動産会社A社が売主様より売却委任(元付業者)を受けていました。
しかし、登記簿や取引の経緯をよく確認してみると、驚くべき事実が浮かび上がってきました。
- 個人の売主様が、大手A社に依頼し、担当者Bが売却活動を開始。
- 担当者Bは「一般の方には売れにくい」等の理由をつけ、業者買取を提案。
- その買取業者(買主)は、担当者Bの「父親が経営する会社」。
- その後、父の会社はすぐにその土地を「売地」として、大きく利益を乗せて転売。
これの何が問題かわかりますか?
不動産の仲介担当者Bは、本来「売主様のために、1円でも高く売ること」や、より良い条件で売却することを使命としているはずです。
しかし、買主が自分の父親(身内)だったらどうでしょう?
担当者Bの心理は、「売主様のために高く売る」ではなく、「父の会社のために、できるだけ安く買わせる」という方向に働いてしまいませんか。なぜなら『父親の利益は、自分の利益と同じ』と言えるからです。
このような行為を専門用語で「利益相反(りえきそうはん)」と言います。
大手だから安心、担当者が親切そうだから安心、という単純思考は好ましくありません。
「担当者が親切そう、一生懸命だから」という言葉はたびたび聞きますが、不動産取引ではもう一歩踏み込んで考えたほうが良いことがあります。
看板が大きくても、担当者個人のモラルが欠如していれば、こうした「背任行為」まがいの取引は平然と行われているので、気を付けないといけません。ましてや「集団心理」というものがあります。上司が白といえば、黒も白になってしまう世の中です。
こんな事例があることを知ったあなたは、自分には関係ないと、自信を持って言えるでしょうか?
「囲い込み」からの「買取り」コンボに気をつけろ!

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
よくある手口が「情報の囲い込み」との合わせ技です。
売却依頼を受けた後、
①情報公開を意図的に広くせず、他仲介会社の購入希望者をブロックする(囲い込み)。
②情報公開を広くしつつも、あえて異常値と言える高価格で売り出す。
こういった売り出し方の場合、他仲介会社経由での問い合わせは皆無になります。
結果、囲い込みをしていると同義となるわけです。
売主様に「反響がありません、、、。希望する値段では売れません。」と報告し、不安を煽る。
「実は、すぐに現金化できる買取業者がいます(実は身内の会社)」と、相場より安い価格での売却を持ちかける。
特に、相続した実家や、少し形が悪い土地、などはターゲットにされやすい傾向があります。
「古い家があるから売れない」なんてことはありません。必ず売れます。
私たち実務家から見れば、府中・多摩エリアはまだまだ宝の山。
安易に「買取り」に応じる前に、ぜひ当社にもご相談ください。
大手A社=安心ではない? 担当者の「質」を見極める方法

「大手に頼んでおけば間違いない」 そう思っている方は多いですが、不動産取引は結局のところ「人(担当者)」で決まります。
今回のようなケースを防ぐために、以下の質問を担当者に投げかけてみてください。
- 「その買取業者は、あなたとどういう関係の方ですか?」
- 「レインズ(不動産流通機構)の登録証明書を見せてもらってましたっけ?」
- 「一般市場で売った場合の査定額と、買取価格との違いを『書面』で出してください」
- その他のヒントは相談時に、、、。
やましいことがない担当者であれば、誠実に答えてくれるはずです。(と言っても査定書の金額は簡単に操作できることは知っておいてください。)
少しでも言葉を濁したり、「急がないとこの話はなくなりますよ」と契約を急かしたりする場合は、赤信号の場合もあります。
私は「公認不動産コンサルティングマスター」「宅建マイスター」の認定を受けていますが、こうした宅建士の上位資格を持ち、地元の相場に精通している「プロ」を味方につけることが、資産防衛の第一歩です。
府中・多摩地区で「モヤッ」としたら、まずは松田まで

不動産の売却は、一生に数回とない大きなイベントです。
数千万円、数億円という単位のお金が動くにも関わらず、専門知識がないために損をしている売主様を見ると、私は本当に悔しい気持ちになります。
私に任せれば、もっと良い条件で売れるのに、、、。
もし今、売却活動中で、「担当者の動きが遅い気がする」 「買取を強引に勧められている」 「提示された金額が妥当かわからない」 と少しでも不安を感じたら、ハンコを押す前に、私、松田に相談してください。
私は「不動産屋」ですが、同時に皆様の資産を守る「寺子屋の師範」でもあります。
無理な営業は一切しません。あなたの資産を守れるのは、最終的にはあなた自身の「相談する勇気」です。
府中でお茶でも飲みながら、本当の話をしましょう。
みなさまの悩みに寄り添って、『2004年』からの業界経験をフル活用しています!
どんなことでもご相談ください。思いもよらない解決策が見つかるはずです!
府中市不動産売却
(売却相談)
他社が売れなかった1.5億円を1.8億円で成約させた独自の売却活動。根拠のある適正な売却価格と、納得の提案をいたします。
相続・生前設計
(財産診断)
ROA(※不動産がどれだけ効率よく利益を生み出しているかを示す数値)を一覧にします。「所有 or 売却」を客観的な数値で診断。
不動産の悩み整理
(状況整理)
漠然とした悩みを抱えている方が「頭の中の心配ごと」をスッキリできます。楽しみながら、悩みの核心が明確になります。
本音だけの記録
(実務実績ブログ)
2012年から府中市で積み上げてきた、嘘のない本音のつぶやきです。本音ばかりで辛辣ですみません。リアルはとても優しいです。
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(本音の感想)
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不動産購入設計
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