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不動産業はサービス業のはず・・・【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

おとり広告は、まだまだかなりあります。
そのほとんどは、不動産屋さんの怠慢のような気がします。

なぜかって?私も他の業務で追われているときは、物件情報の更新が多少おろそかになって、日数がかかってしまう時があるから、そんなことはあるだろうという風に思うわけです。だからできるときは一気にしちゃいますし、無くなった物件は問答無用で削除します(当たり前だよw)。

おとり広告というのは、意図的取引ができない物件を掲載して(したまま)客寄せすることなので、単純に更新がおろそかになっているのとは意味合いが違います。(更新は2週間以内にと言われています。)

不動産屋の常とう手段として、おとり広告で来店されたお客様に対しては「その物件は先ほど申し込みが入ってしまったんです。」とか言って他の物件をご紹介していくのですが、お客様はわざわざ時間を割いてお店まで足を運んでくださっているわけです。
そういう方々に対して、申し訳ないという気持ちがさらさらなく、「よぉ~し、契約決めてやるぜぇ~!」と意気込んで営業されてもね、、、。
賃貸仲介業者の場合、物件のご案内をしたお客様から入居申込みを取れないと店長に激詰めされるしね。

以前、知り合いの賃貸仲介の店に行った時、すごい光景に出くわしたことがあります。

店長は女性。
店員は男性。

店長「あんたさぁ、なにやってんのぉ!やる気あんのかよ。」(店員がお客様をご案内したが、そのまま帰してしまったらしい。)
店員「・・・」
店長「なんで(入居)申込み取らないんだよ、(案内終わって)ただ返して、何がしたいんだよ。」
店員「す・すみません。」
店長「あんたさ、ただの給料泥棒じゃん。ふざけんなよ!あんたなんか、辞めたっていいだよ!わかってんのかよ。お前、今から物件見てこい!」
店長「・・・はい。わかりました。」
たぶん、営業さんの心内は、いつもこんな感じなんだろう。

この物件見てこいというのは、成約率を高めるために物件の下見をして物件のいいとこ悪いとこを把握してこいという事。
この店長、営業時代は別にすごくもなかったんだけど(なんでおいら知ってんのかな(笑))、店長になったって風のうわさを聞いたので遊びに行ったら、いきなりそんな状況に遭遇してしまった。久々に会ったのに、この光景は正直びっくりしたね(笑)

しかも、お客様がカウンターにいるのに、大きな声で言っているわけ。
その声は店中に響き渡っているし、、、。

おいおい、このお客様も帰っちゃうんじゃないかなぁ・・・と思いながら聞いてたもんです。
おとり広告もそうだけど、来店されたお客様に対しての配慮ができない。そんなことしてたら、サービス業とは言えないよね。
(入居)申込みがいただけないのは、お客様のニーズをしっかり把握して、それに合う物件をご紹介していないからに尽きます。だから、その営業さんも多分努力が足りないかもしれない。でも店長の発言は相当イケナイ
この言葉でどんだけ傷ついているか。
あとから他の店員に聞いたらいつもこんな感じで店長は怒っているんだって。
びっくりしちゃったよね。

もう少ししたら、宅地建物取引主任者が宅地建物取引士という名称に変わり、士業の仲間入りになります。
そんな状況なのに、まだまだ、お客様をだますようなことをしている業者がたくさんあることは悲しい事です。

お客様のために、素直な気持ちで頑張れる良い営業さんに出会うことが成功の第一歩です。
不動産売買だったらさすがにここまでひどくはないですけど、五十歩百歩のお店もあります。
皆さんも良い営業さんを探してくださいね。
え?知っているって・・・ それは素晴らしい!
 

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