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三菱自動車の不正。大変です【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

インターネットを見てたら、三菱自動車の不正について書かれている記事がありました。
どの会社でも売上を上げるためにはいろいろ試行錯誤はしているのですが、社長のこの言葉がとても納得できました。

記者会見で相川哲郎社長は 「一つずつ石垣を積み重ねるように改善してきたが、全社員にコンプライアンス(法令順守)を徹底する難しさを感じている。無念で忸怩(じくじ)たる思い」と声を詰まらせた、、、。

元記事はコチラ!(・・・削除されました)

過去の度重なるリコール(回収・無償修理)隠しでは破綻寸前に追い込まれたそうで、「お客様第一の組織」(幹部)に生まれ変わるため組織改革を進め、業績も持ち直していたそうです。
こうなると、三菱、日産に限らず、トヨタ、ホンダ、スズキ、スバルという同業他社も疑いの目で見られることになるのでしょう。
もちろんまじめにやっている会社にとってはチャンスでもありますが、迷惑でもあります。
組織が大きくなればなるほど、この社長の言う言葉には納得感と説得感があります。

不動産業界では”囲いこみ問題”がありましたが、依然として一部の不動産仲介会社では行われており、複数の不動産仲介会社からも聞きます。私は、この対応は信義則の意味でもまずいんじゃないの?と感じる事は今でもあります。
不動産業界の囲い込みの問題は、会社の売り上げ達成体質も原因だと思いますが、それ以上に担当者個人の問題であると私は思っています。

まさに、三菱自動車の社長が言っていることと同じで、全社員にコンプライアンスを徹底させることがとても難しいのです。
なぜ難しいのかというと、全ての社員には個々の生活があり、心があるからです。
売上を上げるためにどうするのか必死なのです。
厳しい売上ノルマを達成できなければどうなるか、だれだってわかりますよね。

末端の社員だけがそうではありません。
その末端の社員を束ねる管理職だって営業目標(ノルマ)があるため、管理職がどういう舵取り(指揮・指導)をしているのかによって、その部署は右にも左にも動いてしまうわけです。

末端の営業社員は上司の指導が間違っていたとしてもやることは同じです。
つまり売上を上げるという事が最終的な目標(指示)になっている以上、そこに向かって、手段を選んでいる場合ではないのです。

よほど信念を強く持っている人を除けば自分のノルマ達成をするためなら、お客様に多少の損失を与えても良いと考えています。なぜなら一生その会社に骨をうずめる覚悟はなく、自分の生活がいの一番と考えているからです。

今後、三菱自動車はどうなっていくのか。全社員に法令順守をさせることが出来るのか。(⇒私は絶対できないと思います。)今後どうなるのか静観ですね。

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