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私道の埋設管(水道)には、注意しておくべし!【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約21年 松田の本音ブログ

水道管路図
目次

水道は前面道路の本管から真っすぐ敷地内へ引き込むことが原則

通常であれば、図(a)のように前面道路内の配管から各敷地内へ水道を引き込みますが、
敷地の位置関係や権利関係、あるいは前面道路に本管がない、
さらには前面道路に本管が埋設される前に工事された引込管をそのまま使っているなどの理由で、引込管が他人の敷地の中を通って埋設されているケースがあります。

その他にも、
図(b)1本の引込管を数軒の家で共用しているケース
図(c)他人の引込管が自分の敷地を通っているケース

などもあります。

このようなさまざまなケースは、一般的に整備の行き届いていない私道で見られることがあります。
その他、一帯が借地の場合、以前は借地だった場合にも見受けられますが、たとえ前面がしっかりと整備された道路であってもこういったケースがありますので注意しておきたいですね。

まさか!自分のお家の水道配管に問題が!

青ざめる営業マン

自分の家への引込管が他人の敷地を通っていれば、漏水事故などが起きたとき、何か損害を与えたとなれば、その責任を問われることがあるかもしれません。
逆に、自分の敷地に他人の引込管が通っていれば、自分たちが被害者になってしまうかもしれません。
また、1本の引込管を数軒で共用していれば、図(b)水圧低下による水量不足が起きることがあります。

また、敷地の前面が私道の場合で、既にある水道の埋設管にあまり余力(水圧)がないときにも注意しなければなりません。例えば、夜、シャワーを使い、食器を洗い、洗濯機のすすぎを同時にしていたりする場合にそういった水量不足が考えられるかもしれません。
もちろん、管口径を考慮して建築数を制限していることがほとんどなので心配はないのかもしれませんが、不動産によっては不具合が生じることや、現に生じている場合もあります。

建替え時、グッドタイミング引き直し

現場監督

建物を建て替えする時はグッドタイミングと考えてみましょう。
同じ管を使うと近隣などで水圧が下がる可能性があるときなどには、公道面からの引込管工事をやり直した方が、双方のメリットになることが考えられます。
(その代わり、引きなおす分の費用が余計に掛かってしまいますね。)

いずれにしても、引込管の埋設状況に問題があれば、それを引き直すことを前提として考えておくと良いです。
これらはたいてい水道局の給水装置図面などで判明するため、不動産売却を検討されている所有者様においては、事前にご自身でも確認しておくとよい項目です。
買主様においては、不動産売買契約を行う時、重要事項説明書で説明がある項目なので、よく確認をして、納得してから購入をしてください。

そんな豆知識的な話し、、、。

■この記事を書いた人■

松田博行 (東京都府中市在住)
株式会社わいわいアットホーム 代表取締役
東京都府中市を拠点とする「住まいと資産の総合実務家」。
著書『不動産・相続・終活のホントのところ』(令和8年1月11日出版)。

≪保有資格等≫
●公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士/エバリュエーション専門士)
●宅地建物取引士 ●宅建マイスター ●損害保険募集人 ●シニアライフカウンセラー上級

≪活動エリア≫
東京都府中市を中心に多摩地区全域、東京23区

≪得意分野≫
相続不動産の売却・活用、空き家対策、測量・解体・建築までのワンストップ対応。『不動産売買・相続・終活の相談窓口』として人生まるっとサポート

≪こんな人≫
4人家族のパパで府中市内に在住。
サラリーマン時代、会社が不動産を爆買いして倒産。
『不動産知識とお金』が人生を左右させることを痛感。
自分自身が不動産を学び、教える側になれば、自分の存在意義になると確信。
常に正直がモットーであり、不動産業界の不正に屈しません。

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