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不動産購入:売主居住中の物件は、売主様に直接確認できる絶好の機会

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

喜ぶご夫婦
目次

不動産購入:売主様が居住中の場合、積極的に質問しよう

中古物件を売却する場合、売主様が居住中の状態で売却していることが多いです。
理由は、買い替え、引越等が絡んでくるからです。

売主様は長年そこに住んでいたので、その物件や周辺の環境、買物の利便性など多岐にわたり誰よりも知っているものです。当然、不動産仲介会社のプロ以上に詳しいはずです(笑)

ですから、買主様が聞きづらいことがあれば、私が買主様の代わりに売主様に質問を投げかけることにしています。
皆さんも気になることは積極的に聞いていただくことをおススメしています。

気を付けたいこともあります(笑)

喜ぶご夫婦

私の経験上、当社に売却委任をしてくださった売主様については、うそをついて売ることはありません。
というのは、ウソを言って不動産売買契約を締結したとしても、引き渡しを終えた後、買主様に不都合な真実を知られた場合には、トラブルになる可能性があることを明確に説明してあるからです。

他社が取り扱っている物件の売主様の返答は、ご自身の主観がけっこう強い事がままあるので、一歩引いて冷静に確認をしたほうが無難なこともあります。

例えば、
・このマンションは、大手〇〇建設が建てた建物だから、音が気になったことは一回もないよ。
・お隣さんは小さい子がいるんですけど、まったく聞こないし、上からも聞こえたことがないよね。
・やっぱり〇〇建設が建てただけあってすごくいいマンションですよ。

私が思うに、確定的に言い切るのはやっぱりまずいし、それを素直にありのまま受けとめることも微妙な場合があるので、私が立ち会っている場合には「…そのほかにも、こんなご意見もありますよね(笑)」、、、という感じで優しくフォローを入れさせていただきます(笑)

こんな質問と回答はよくあります

「駅まで歩いて何分ぐらいですか?」と聞くと、
「駅のホームまで8分くらいですよ。あなたは若いから6分くらいでも着くかもしれないね(笑)」と返ってくることがあります。
不動産表記では、徒歩11分の物件で、駅までやや上り坂だし、途中に信号機もあるし、さすがに無理じゃないかなぁ、、、、と(笑) 

「北側のお部屋は結露しませんか?」と聞くと、
「冬でも割と換気をしているので、うちは大丈夫です」と言う売主様。
その後、北側の窓枠をみたら、結構シミができていて結露の跡が見受けられるなんてことも。 

他にも、、、
・「このマンションには、子供はみんな挨拶するし、いい人ばかりで安心です」
  ⇒みんなって、本当に全員なのかなと想像してみましょう。
・「風が通るので、うちは夏でもエアコン全くつけません」
  ⇒ご意見を承りつつ、自分たちだったらどうかなぁ、、、と想像してみましょう。
・「冬でもうちはほとんど暖房つけません。〇〇不動産の建物は気密性が高いからいいですよ」
  ⇒気密性について比較検討したデータはないと思いますので参考程度に、、、。

このように、売主様は親切心で教えてくれますが、売主様の主観に基づいた回答が多そうです。

喜ぶご夫婦

買主の皆様は、それを鵜呑みにすることなく、一ご意見としてありがたく受けとめていただいて、自分なりの想像力を発揮していいただきたいと思います。
また、売主様がそこに長年生活することで得られた詳細な情報はとても貴重なものです。
そういったことを購入検討の段階で知ることが出来るのは、とてもうれしいことです。
売主様が居住中の物件であれば、その物件を知る絶好の機会ですので、ぜひ気になることは売主様にいろいろ聞いてみましょう。

そして・・・
売主様がさすがに言い過ぎと感じた時は、私のほんねで優しくサポートいたします(笑)

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