東京都カスタマー・ハラスメント防止条例が制定

東京都は、公正かつ持続可能な社会の実現を目指し、全国初となる 「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例」を制定し、本日令和7年（2025年）4月1日から施行しました。

東京カスタマー・ハラスメント防止条例

東京都が作った「カスタマー・ハラスメント防止条例」を、小学6年生でも分かるように説明します。

この条例は、お店や会社で働く人を、困らせるお客さんからのひどい行動（たとえば、大きな声で怒鳴ったり、無理なことを何度も言ったりすること）をやめさせようとするルールだよ。

そういう行動を「カスタマー・ハラスメント」と呼ぶんだ。
東京は人がたくさん働いていて、いろんなお店や会社がある大きな街だから、みんなが気持ちよく暮らしたり働いたりできるようにしたいんだ。
そのためには、働く人を守って、お客さんも働く人もお互いを大切にすることが大事だと考えてるよ。

この条例で決めたこと

東京都は以下のことを定めたよ。

・誰もがカスタマー・ハラスメントをしてはいけない。
・東京都は、みんなにそのことを教えたり、困ったときに相談に乗ったりする。
・お客さんは働く人に優しくするように気をつける。
・働く人はお客さんを尊重して、困ったことがあれば会社と協力する。
・会社は働く人を守るためにルールを作ったり、助けたりする。

このルールは本日2025年4月1日から始まるので、店員さんについつい怒鳴っちゃったり、ついつい無理な要求をする人は注意してね。