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住宅の容積率緩和廃止へ・東京都中央区【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約21年 松田の本音ブログ

なんだと!?

東京都中央区で、1993年から続けてきたマンションなどの住宅建設における容積率の緩和制度を廃止する方針が固まったそうです。
中央区は人口が増えインフラ整備が追いつかないこともあり、人口流入抑制に舵を切ることになりました。
\(◎o◎)/!おぉ~!!これはすごい。

マンションの容積率緩和がなくなると、建物の延べ床面積が今までより小さくなります。
マンションなど共同住宅の場合は、共用の廊下や階段、エントランスホール、エレベーターホールなどが容積率算定上の延床面積から除外されていました。
また、地階の容積率不算入において、住宅そのものの用途ではなくてもトランクルーム、管理人室、廊下、階段、設備室などが緩和の対象になってました。
つまり、
住戸部分+エントランス+廊下+その他等で、容積率の使用率が100%までだったのが、
緩和の恩恵で住戸部分のみの容積率の使用率で100%までOKになっていたのです。
ということは、住戸部分+エントランス+廊下+その他等で、容積率の使用率が120%くらいまでOKだったというイメージなのです。

なるほど!の営業マン
うん、わかるよ!そのすごさ。

今までは容積不算入の恩恵を受けていた分、エントランスなどは広く豪華に作られていたし、さらに各住戸がゆとりを持って建築されていました。
今回のような緩和廃止となると、ゆとりある共用スペースが作れないので、住戸にもその影響をきたすため、より狭く高い価格になると思います。
だったら、豪華なエントランスなんか必要ない!なんてことになるかもしれません。

それではマンション開発業者の視点で見てみると、今まで1棟100住戸のマンションが建築できたのに、1棟80住戸までしか建築できないという事になると、20住戸分売上(利益)が減ります。
つまり、その分利益を上げるために何かを考えなきゃいけません。
例えば、土地の仕入れ値を下げる(土地相場が下がる)ことや、建築コスト削減(品質を落とす等)が考えられます。

おどろくねこ

建築コストについては職人の給料減額とか、材料仕入を安くするとか。
そうなると、下請け業者は火の車になります。
土地を安く仕入れたいとなれば、土地所有者が良い顔をするわけがありません。
土地仕入値が安くならなければ、建築業者は、その分、新築マンションの分譲価格を上げることも考えないといけません。
いずれにしても採算性が今までより悪くなるので、新築マンション分譲業者としては、頭が痛い問題だと思います。

とりあえず今のところ、容積率緩和廃止は中央区だけですが、他の区や市町村にもだんだんと広がっていく事が予想されます。
一方でホテルなどの宿泊施設や商業施設などでは、容積率の緩和を進める方針なので、人口増を抑制しつつ、都市の活性化は目指すという事らしいですね。さすが、中央区です(笑)

【参考】府中市には「25m第2種高度地区」というのがあります。

高度地区の説明

高さ制限「25m」が定められていない時の「第2種高度地区」では、真北方向から『斜線の中』に収まってさえいれば、理論上、高さ100mであっても建築が許可されていましたが、25mという指定が加わったため、建築できる高さ上限が25mになったのです。
これも規制を付加されたことになりますね。
いずれにしても、中古マンションには追い風ですね。

というお話し、、、。

■この記事を書いた人■

松田博行 (東京都府中市在住)
株式会社わいわいアットホーム 代表取締役
東京都府中市を拠点とする「住まいと資産の総合実務家」。
著書『不動産・相続・終活のホントのところ』(令和8年1月11日出版)。

≪保有資格等≫
●公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士/エバリュエーション専門士)
●宅地建物取引士 ●宅建マイスター ●損害保険募集人 ●シニアライフカウンセラー上級

≪活動エリア≫
東京都府中市を中心に多摩地区全域、東京23区

≪得意分野≫
相続不動産の売却・活用、空き家対策、測量・解体・建築までのワンストップ対応。『不動産売買・相続・終活の相談窓口』として人生まるっとサポート

≪こんな人≫
4人家族のパパで府中市内に在住。
サラリーマン時代、会社が不動産を爆買いして倒産。
『不動産知識とお金』が人生を左右させることを痛感。
自分自身が不動産を学び、教える側になれば、自分の存在意義になると確信。
常に正直がモットーであり、不動産業界の不正に屈しません。

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