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相続税の抵当権付け替え、時間かかりました。【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

今日は、めでたく不動産の決済引渡しでした。
この案件は、契約の時からすったもんだで、なかなか進まなかった案件です。

不動産営業マン

売主様が売ると言ったり、ヤッパリ売らないとか言ったり、難しい人だから、うち(当社)ではもうこれ以上対応できないので、うちは手を引きます。
契約がまとまるように松田さんのほうで直接やってください。

元物元業者(けっこう大手)が「うちではもうこれ以上できない。」って音をあげられちゃったので、売主様と直接お取引をすることになりました。
売主様に事情を確認すると、なるほど、そういうことだったのか。
なかなか進まないことが理解できました。

(本当は、もっともぉ~っと若いです(笑))

そして、不動産購入申込みを受領してからかなりの日数をかけて不動産売買契約の締結に至りましたが、抵当権がべったりくっついていました。(売り物件の9割くらいは抵当権付いていると思います)

その抵当権は「相続税・利子税の設定」です。

一般的な不動産売買では、
(1)買主様から売主様の銀行口座に購入代金を振り込み
(2)同時に住宅ローンの一括返済をして、金融機関から抵当権抹消書類をもらうのですが、
(3)この種の抵当権の場合には、支払いをした後、税務署からすぐに抵当権抹消書類をいただくことができません。
(4)となると、代金支払い後所有権移転登記ができないため、
(5)二重売買をされると権利の保全ができないのです。
(6)そのため、通常の方法では所有権移転ができないのです。

なので、不動産売買契約を締結した後その抵当権を、他の不動産に付け替える必要があったのです。
その手続きにはいろいろとやり方があり、細かい事は省略して、とにかく急いで急いでとことん急いでもらって、抵当権の付け替えをするのに3か月もかかりました。
で、本日ようやく不動産決済という事で、きれいな形でなんとかなりました。

当初、買主様より、●月●日までに土地の引渡しを受けたいという強い希望がありましたが、ぎりぎり間に合う事が出来ました。
私もいろいろと動いて調整をしたのですが、一番動いたのは、なんといっても売主様でした。
大変だったと思いますし、気苦労もしたことでしょう。

でも、今日、こうして無事に引渡しが終わったので、皆さんとても良い笑顔で喜んでおられました。
一応よいしょしておくと、司法書士の先生もしっかりと場に馴染んで対応してくれました(笑)
さぁ~て、残りの土地を媒介契約して、もう一回、お手伝いをさせていただきに訪問をさせていただこうかと思っとるしだいです。

今日は、皆さんの笑顔が見れて、本当に安心しました(笑)

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