おうちの買い替え相談と売れない売主様からのご相談【府中市の不動産屋さん】

今日は、A様より不動産の買い替え相談がありました。

ぱちぱちぱち。

先日、お問い合わせいただいた際「他の不動産屋さんにも行こうと思っているんですけど、B社さんと、わいわいさん、どちらを先に行ったほうが良いですか？」
と言われたので「先にB社さんに行ってください。」と説明しました。

これは戦略とかではなくて、ある程度基礎知識があれば、私の説明に矛盾があるかないか、よりわかってもらえるからです。
せっかくお話しを聞いて頂けるなら、より理解できるほうが良いに決まっているので他の不動産屋さんのお話しを聞いていただいてからのほうがお互いに良いと私は思うわけです。

もちろん、B社さんから良い提案を受けることができれば当社に来ない事もあるかもしれませんが、その時は最初からご縁がなかったと思えば、それはそれで全然いいのです（笑）

で、A様に今日ご来店をいただいたのですが、理想や夢をかなえるために、いろいろと考えていて不動産賃貸も考えていたそうです。
しかしながら、不動産賃貸では理想をかなえることができなそうなので、不動産買い替えをサポートすることになりました。

その後、以前電話でご相談をいただいていたC様から連絡がありました。
他の不動産屋さんに不動産売却を依頼しているのですが、半年やっても売れないということで今日具体的に相談をしたいという事でした。

それで、ご自宅へ訪問をしたとき、いろんなお話しがでてきました。
そして各不動産仲介会社の不動産売却査定書を見せてくれました。
不動産仲介会社によって、査定金額があまりに違うのには驚きました　Σ（・□・；）

不動産売却査定というものは、何が正解で、何が間違いなのかホントにわからないんだなってことです。

で、すごい発見もありましたよ。

1．物元業者（売主様が不動産売却を依頼している不動産仲介会社）は、この半年の間、内見が10回以上あったらしいのに、内見立会いを一回もしていない。
⇒買主側の業者任せ　＝他力本願　＝こんな名ばかりの大手仲介会社に依頼する意味がない。

2．内見客を連れてくる買主側の仲介業者が「今の不動屋を辞めて、うちで売らせてください。」と積極的に抜き行為をしている。
⇒裏で何やってるかわからんねぇ。　＝どの業者も信義則など皆無ですね。

3．「今年中に売らないと、来年は今の価格では売れない」と言い切っている大手不動産仲介会社がいる。
⇒「売れない」と決めつけれるってすごいですね（笑）

4．物元業者から売主様への2週間に一度の報告業務の内容はたくさん詳しく書いているんですけど、無駄な事ばかりで肝心な要点が全くなく全然参考にならない。
⇒これで信頼を勝ち取れるのだから、さすが大手です。

5．不動産売却開始から半年後の再査定で、当初の査定額よりも1000万円も安くなっている査定書が提示されていて、その理由づけがまたすごい（笑）
本当にあり得ないことです。

それら、たくさんの不動産売却査定書を見て、真摯な営業していないよなぁと私は感じました。
でも、それも仕方がないのでしょう。

「一括不動産売却査定サービス」のお問合せだから、媒介契約を取るためにはウソでもホントでも高値査定もやんなきゃだめだし、自社がどれだけ他社よりも優れているかウソでも語らなきゃいけないんだから（笑）
こやつらは（専属専任・専任）媒介契約を取ることしか考えていない、、、。

売主様が不動産仲介業界の事をいいことにひどいよねぇ。
私が見て、まともな不動産売却査定は1社だけでした。
各不動産仲介会社の不動産売却査定書を同時に見て、各社の姿勢がとてもよくわかりました。

私の作った不動産売却査定書を見てくれた所有者様は、おおよそ違う反応をします。なぜかというと、視点や考察が違うのかなと思うからです。

私が大手不動産売買仲介会社に在職している時にも同じこと感じていたんだけど、大手のやっている営業活動は会社によって特別な違いはないんですよね。

売主様からすれば、なぜ売れないのかが最重要だし、不動産売却査定の本当の意味はおおよその売れる価格目安を知るなので、手短に要点を書いてあげたらどうなのだろうか、、、、と感じました。

今回は不動産売却活動を依頼する仲介会社を間違えて不幸になっている気がしました。
売れない期間がどんどん長引けば、その分、どんどん首を絞められるのは仲介業者ではなく売主様自身。
そして売主様の首が絞まったことについては不動産仲介会社は一切責任を持ちません。
ほんとおかしな話しです。

そういえば以前にも、大手不動産仲介会社に売却依頼をした売主様はホントにかわいそうでしたね。
たまたまご縁で当社に売却委任を切り替えてくださったのですが、当社で買主様を見つけて不動産売買契約をまとめることができたので本当に感謝されました。
もちろん、情報の囲い込みは一切なしで、正直営業活動による賜物です（笑）