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途中経過。先日ご相談の売主様の価格変更と、ひどい結果の後日談。【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

男性

以前にも書きましたが、経過を書きましょう(笑)
不動産を売る人はとても参考になるので、長文ですがお付き合いください。

昨年9月ころ、私が不動産売却査定をしたAさん所有の土地のことです。
(Aさんは、私の後輩同業者のおばあちゃんにあたる人です。)

おばあちゃんは、ちょっとだけ高齢なので、それを心配したAさんの弟さんが私と対応をすることになりました。

私が提示した不動産売却査定価格は2,900万円くらいだったのですが、私の事を信頼してもらえなかったようで他の不動産仲介会社2社に土地の売却活動を頼まれました。

1社は、一応売却専門の大手不動産仲介会社。
もう1社は、地場の不動産屋さんです。

私の査定額2900万円に対し、初回価格3,840万円くらいだったかな(笑)
立地からすると、これはもうあきれるレベルです。

当然売れるはずもなく、気が付けば売却専門大手は媒介契約期間が終了した後、そのままフェードアウト、、、。所有者Aさんの弟さんの逆鱗に触れたそうです(笑)

そもそも高値査定した張本人が、この売却専門の不動産会社なのですが、売れない価格で物件を扱ってもメリットがないと悟ったのかもしれません。

で、半年近く売却活動を行っても一向に売れないので3,580万円に変更しました。
さらに2か月後くらい(今)、売却期限があと2ヶ月ちょっとに迫ってきました。
価格変更で、ついに3,180万円になりました。
(税制の関係で売却期限がありました。)
あらら、、、。私が査定した売却想定額にどんどん近づいてきました(笑)
不動産売却査定価格は、売出価格と成約価格を検討し、成約するであろう価格を算定したものですが、私の査定は、結果を見るといつもだいたい的を得ていることがほとんどです。
私が提示した売却査定額は2,900万円前後くらいだったので、そろそろ売れるかもしれないけど、もう11月になるので売却期限はたったの2か月。

そろそろやばいよねぇ(笑)

―――――――――――

【ここは、後日追記部分です】

大手不動産仲介会社が提示した不動産売却査定は、高額査定の3,600万円以上だったそうです。
で、地元不動産仲介業者も、そのくらいの価格なら売れるでしょうと言ったそうです。まったくいいかげんなものですね、、、(笑)

当初、所有者Aさんの弟さんが、私の査定額と他社の査定額を比較したら、私の査定額がかなり低かったので、私の事を、ひどくぼろくそに悪く言ったそうです。
あいつのところの査定は安すぎる! バカにしてんのか!!」って(笑)
※あいつとは私のことです。

私は今になって言ってやりたいですね。
「あなたが私を馬鹿にしたんでしょ?」

―――――――――――

税優遇を考慮した売却期限は12月末でしたから、もうお後がない、、、。
私をさんざん罵倒して相場を無視し、欲張った代償は大きそうです。
年明け契約だと不動産譲渡所得税は500万円超になります。
本来なら払わずに済むのに、もったいないことです。
去年の9月に私に土地の売却を任せていただいていたら、この500万円超の税金は確実に0円でした。

12月になると、相当真剣な人以外は不動産を探す余裕がないので不動産売買の動きがすごく弱くなります。
クリスマスがあるし、年末年始があるし、12月中旬ころには人の気持ちはお休みモードです(笑)

この物件、けっこう府中市から遠いところだったので、地域にあまり詳しくない私が見当違いの不動産売却査定をするといけないので、かなりの事例を収集して、様々な角度から検討し真剣に査定をしたのですが、結局信用してもらえなかったので、いやいや残念です(笑)

でね。

どうして、私がこんな事書いているのかというと、それには理由があるのです。
純粋に、売主様自身が私に依頼をしないという判断をしているならいいんだけど、
所有者であるお姉さん(ご年齢は70歳以上)が不動産仲介会社から騙されないようにということで、その弟さんが代理で出てきて私を品定めした挙句、間違った判断をしたからです。
不動産売却査定報告の時も、「行動計画、行動予定を一覧で出してくれ」とか言うし、そんなもの何の意味があるのか意味不明でした。
おおよそのことを決めておいて、後は、反響数やお問合せ状況を見て柔軟に対応するのが普通なので、大雑把な計画で十分なのに、へ理屈ばかり並べて物事の本質を見ず、重箱の隅ばかりつつくのです(笑)
あまりに器量が小さい弟さんで、久々にまいりました(笑)

不動産売却査定報告をさせていただいた場所は、弟さんが居住するマンション共用部のオープンな応接スペースでした。
周囲には主婦が集まって話しをしている中で不動産売却の話しをさせられて、所有者であるお姉さんもその場にいるのです。
で、周囲の主婦の方たちに、俺は金持ちなんだと言わんばかりの虚勢を張って大きな声で話す姿に、人間性が出てました。

個人情報保護の観点がまるでないのです。
私にはこの神経がわかりません、、、(笑)

この弟さんは60才を超えているので、常識的に考えれば私が尊敬するべき相手ですが、どうも私を見下げ疑って聞いているから、何を話しても逆手に取る性格なんですね(笑)
この年になって素直さがないというのはほんと不幸で致命的だと思いました。
60才にもなれば、その人の人生が顔や態度に出るわけですけど表情、態度、言動によく表れていました。
お姉さんは、人を疑わないようなかわいい表情をしていたので、こんな弟さんがしゃしゃり出てきて、お姉さんがほんとに気の毒だなと思いました。

そして私は思いました。
「こんな人(弟さん)のために、自分の時間を割いて不動産売却活動なんてしたくないや、、、。」
やりたくない仕事をやらないことになって本当に良かったです。
私を断ってくれてありがとう(笑)

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