· 

家購入、決断ができないのはなぜ?

当店には、府中市内で家(不動産)購入について、なかなか決断できないというお悩みを持ってご相談に来られる方がいらっしゃいます。

当店が府中市内を中心に活動しているという事もあり、おかげ様でご相談をいただけます。

お話しを伺うと、気に入った物件が見つからないとか、今買い時なのだろうか?なんとなく決断ができない。という事が多いです。

 

たしかに、そういった諸々の事は大切なんですけど、その前にもっと大切なことがあります。

それはお金の話しです。

 

家族が幸せになるために不動産を購入するのに、返済が大変になってしまい、毎日の生活に余裕が無くなったりしたら、それこそ本末転倒ですね。

 

ということで、家(不動産)購入で決断ができないときは、以下の事を実践してみましょう。

今までなぜ踏み切れなかったのかがわかり、安心に変わりますよ!

 

住宅ローンが怖いという勘違い

はい。これは特に多いですね。

今、お住まいになっている賃貸住宅は、家族の変化に伴って、比較的気軽に住まいを変えられるという便利さがあります。賃貸は家賃を払っていればいいんだから、住宅ローンの滞納が発生しないと思っている方は結構多いです。

 

そこで、住居費という概念で考えると良いかと思います。

 

A 賃貸の住居費=賃料

これは大家さんの資産形成です。

 

B 購入の住居費=住宅ローン

これはご自身の資産形成です。

 

この二つで大きく違うのは、誰のための資産形成なのかです。

購入をするということは、現金を不動産という形に変化させて貯金をしているようなものです。

なぜなら、将来売却すれば、立地にもよりますが数千万円が戻ってくる可能性があるのです。

 

日本人の平均寿命

2017年7月、厚生労働省から最新の簡易生命表が公表されました。これによると、平均寿命は男性が80.98年、女性が87.14年と、男女ともに過去最高を更新しました。すごいですね。

という事で、その間を84才として簡易計算してみましょう。

 

賃貸 24~84才まで10万円の家賃なら住居費は7,200万円です。

購入 24~32才まで賃貸、その後4000万円(期間35年、金利1%の住宅ローン)で購入なら住居費は5,700万円で、更に年額15万円程度の固定資産税・都市計画税と想定すれば+780万円ですから住居費は6,480万円です。

金利が1%だからかもしれませんが、賃貸よりは一応お得になりました。

所有すると設備等は自己負担ですから、結局はとんとんと言ったところでしょうか。

 

その後(ご存命であれば)売却すれば、2,000万円くらいになるんじゃないかなぁ(立地による)と思うので、実質は4480万円という事になるように考えてもいいでしょうね。その2,000万円で有意義に生活できそうですよ。

 

賃貸も家賃が払えなければ追い出されますし、住宅ローンだって支払いができなければ売却処分されます。

つまり、支払いができなければ、賃貸も購入も結果は変わりません。

あとは、購入する時に、高すぎる価格で購入しない事が重要になるわけですね。

 

団体信用生命保険

不動産を住宅ローンで借りた人が、返済途中で不幸にもお亡くなりになったり、八大疾病等で一定の病気と認定された場合には、残りの残債が生命保険で一括で支払われる仕組みがあります。(約定内容によります。)

もしも、残債が3,000万円残っている時に大事に至った場合には、その3,000万円が生命保険ですべて返済されます。

 

 

物件の間取りが気に入らない

これはよくありがちなお話しです。

不動産の間取りはできあがった、いわゆる既製品となりますから、出来ているものに自分を合わせる必要があるのです。お子さんの人数や将来設計によって、間取りも変わるかと思いますが、まずは、延床面積が狭くないのか検討してみましょう。

部屋数については、場合によってはリフォームによって、部屋数の増減が可能かどうかも検討されると良いのです。木造住宅であれば可変性があり、間取り変更は比較的容易です。

マンションであっても、室内の仕切りを変更すれば良いだけの事ですから、思ったよりも大変ではありません。しかし、お住まいになりながらの工事はおおごとなので、段取りだけはご注意いただけた方が良いかと思います。

もし、ご予算に余裕があれば、注文住宅を検討いただけると良いでしょう。

 

 

「家賃補助がもったいない」のちょっとした勘違い

今、月に8万円の家賃補助を会社からもらっているので、実質家賃は月3万円なんですよ。というお話を伺う事があります。うらやましいですね。

つまり年間に係る住居費はたったの36万円という事になります。

これなら、高いお金を払ってわざわざ購入する必要はないように思います。

 

しかし、ある一定の年齢(年数)になると、家賃補助は打ち切りになります。

その時に慌てても時すでに遅く住宅ローンが組める年齢ではなくなっていた、、、なんてことも無くはありません。

余裕があるうちにお住まい探しを検討されると良いでしょう。

焦ってすぐに買わなければいけないという事でもないので、焦らずに良い物件が見つかった時に、購入に舵を切れば良いかと思います。

 

 

不動産は今が買い時か?について

オリンピックがもうすぐ開催されますが、それに向けて価格が上がっているなんて話を聞きますよね。

特にマンションは売れ行き好調ですが、実は新築マンションについては、立地にもよりますが、昨年ころから売れ残りがあるなんて情報がちらほら入っています。

販売会場では、値引きするので買ってくださいといった話しもあるのだとかないのだとか、、、。

 

相場観としては、オリンピック開催前にピークアウトが来るのではないか?と言う人もいますが、こればかりは神様でもない限り断言もできません。

実際、今の不動産市況は不動産バブルという人もいればバブルではないという人もいて、人それぞれ十人十色の意見があります。

私個人の考えは、これからは価格相場が上がることはないと思っていて、年数をかけて横ばいからだんだん徐々に下降線だと思っています。もちろん急激な下落はないかと思いますが、全ての不動産がそうではありません。

不動産は立地が全てと言ってもいいくらいだからです。

立地によっては、価格相場が上昇することも十分に考えられるでしょう。

 

・・・と長々書きましたが、価格が上がろうと下がろうと、ご自分の家族の状況はノンストップですから、家族の状況によって買いたいと思った時が、買い時だと私は思っています(笑)。

 

 

将来引越すかもしれないから、買っても意味がないのでは。

将来、引っ越しをするかもしれない方にとっては、購入するのはバカらしいことだと思うこともあるでしょう。

もしも、転勤等でやむなく引越しをする場合、定期借家契約の賃貸住宅として貸し出すことも可能です。

賃借人が退去した後、購入不動産に自分たちが住むことがないのであれば、そのタイミングで売却をしても良いかと思います。

売却する時のポイントは、できるだけ将来価値が下がらない不動産を手に入れる事。

若しくは、売却する時の価格が、住宅ローン残高以下にならない価値があると推定される不動産である事。

このあたりを考慮しておくと、とても良いかと思います。

 

 

まとめ

不動産購入は、人生において大イベント。

それだけに、自分たち家族の幸せのために、真剣に物件は選びたいものです。

購入を考える時は、最初に考えるべきはお金です。

お金さえしっかり押さえておけば、何かと心配はありません。

予算オーバーは当然無理が来るのでお勧めはできませんが、ちゃんと資金計算をして、ムリな返済にならない事が想定できるなら、思い切って前に進んでいくのも良いと思います。

 

少なくとも、自分と家族の資産形成として不動産購入を考え、住宅ローンの支払いが終わったころに、買っといてよかったと思える未来が来るようにしたいですね。

 

将来売却をすることが全てではありませんが、購入する立地については、一案するとさらに良いかと思います。