· 

事業用定期借地もなかなかのもの

不動産を処分しようか、迷っているとき、なにも売るばかりが能ではありません。

 

以前、自宅を賃貸にしたいというご相談を受けたお客様には、以下のようなアドバイスをしたことがあります。

 

・現況賃貸にできる間取りなのか

・立地として将来性があるのか

・賃貸オーナーとしてのリスクは許容できるのか

・貸し出す前に修繕等の費用がかかるのか

 

そういった観点はとても大切なのです。

そこで、こういうケースであれば売却がイイでしょうし、こういう場合なら賃貸がイイでしょう、というアドバイスをしました。

 

その時は、お客様の時間がなかったので、途中でお話しは切り上げざるを得ない状況でしたから、しっかりとしたお話しはできませんでしたが、次にお会いする時には、お金の持ち出しをせずに、人に貸して、将来その土地が手元に戻ってくる方法をご提案してもいいかなと思ったりもしています。

 

それが事業用定期借地契約です。

 

現況建物がある場合には、現況で貸出し、建物解体は賃借人負担とするか、建物をオーナー負担で解体してから引き渡すかなどの検討は必要になります。

 

ーーー

 

所有されている土地が100坪以上と大きいので、スピーディーな処分方法としては一括で法人に買い取ってもらうという方法ですが、そうすると土地を手放さなければなりません。

 

もしも相談者がお住まいに思い入れはなくとも、売却することで将来に不安を感じるようであれば、それは私としても嫌ですから、オーナーとしての賃貸リスクを低くした上で賃借できるのが良いと思ったわけです。

 

では、事業用定期借地のメリットを見てみましょう。 

 

 

事業用定期借地のメリット

ポイントはやはりこれです。

 

・契約期間は10~30年。

 (契約満了後、再契約は相談できます。)

 

・一定の賃料収入がある上に、土地は将来必ず返却されます。

 

・実質地代利回りは、戸建住宅の借地権より高いことが多い。

 

・前払地代がもらえると有利。

 (相談による)

 

・契約期間満了後の立ち退きリスクがない。

 

等があげられます。

 

 

オーナーの建物管理リスクがありません

通常賃貸にする場合、建物があるので、建物の経年劣化によるメンテナンス等で費用発生しますが、土地の借地契約では、賃借人が建物を建設して管理をしますから、建物の管理リスクはありません。

 

これって、結構いいでしょ?

 

ただし、土地所有者様が、賃借人から建築協力金を収受し、建物を建築する場合には、税制上の減価償却費を計上できるといったメリットもあったりします。その場合は事業用定期借地では無く、定期借家になります。

 

 

素早くまとめ

細かく説明をすれば、実はもっとメリットがあります。

それは、賃借人からの解約はできない!と言う点です。

 

つまり、契約期間は一定の賃料がずっと入ることになるのです。

これは素晴らしい!

(もちろん、賃借人が債務不履行をしたら、どうにもなりません。)

 

契約書の中に特約を記載すれば、賃借人からの解約もOKにすることはできますが、そういう記載をすると依頼者のメリットがないので、その場合は、こういう風にすると良いかなと思います。

 

・賃借人から契約解除はできませんが、賃借人が次のテナントを見つけて転貸することは可能です。

 

どうでしょう。

なかなか悪くないと思います。

売るばかりが能ではないと思った人いませんか。

 

他にもあるのですが、とりあえず省略。

是非、ご相談お待ちしております(笑)。

 

わいわい物件提案ロボ君で、会員登録しましょう!
わいわい物件提案ロボ君で、会員登録しましょう!