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筆談で不動産購入申込みとなりました。【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

メモ
目次

筆談で不動産購入申込みです

昨日は、耳が悪い(ほぼ聞こえない)A様が不動産購入をしたいということでご来店されました。
ご両親も一緒にご来店され、今日はお昼頃からずっと物件見学で回ってきました。

A様は耳が聞こえないという事だったので、ご来店の前のやりとりは全てメールで完結し、ご来店後からは、ご両親へのご説明と合わせて筆談をさせていただきました。

私は、初めのうちはipadを使って筆談をしていましたが、紙にペンで書いた方が素早く書けるし、書いている最中であってもA様に読んでもらえるので、理解がより深まるのかなと思ったりして、文明の利器はこういった時はあんまり使えないんだなぁ、、、と思いました。 

優しいご両親

喜ぶご夫婦

物件の見学が終わり、その後事務所へ戻ってまいりました。
そして、色々な事を確認しご説明をしました。

ご両親は、冷静に判断しなさいよ、と優しくA様を促しています。
私もそれに賛成でした。

というのも、不動産は焦って買うものではないからです。
焦って、後で後悔するのが一番良くないので、1週間でも2週間でもちゃんと検討してもらいたいと思ったのです。
(しかしながら物件が売れてしまうこともあり、なかなかそうも言ってられないこともあります。)
私は、お取引後もお客様と末永くお付き合いをしたいという前提で対応をしているので、焦って後悔をしてほしくないのです。

不動産購入をした場合のリスク(特にお金の面)も説明し充分に理解して頂いたと思います。
すると、、、、「購入します!」とA様が決断をされました。
あまりにスムーズなA様の快諾を見て、ご両親は大丈夫かな?という不安と喜びが混ざったような複雑な表情を浮かべました。

住宅ローン返済計画等は問題なし

A様のご年収を勘案すると、住宅ローン等の返済比率には十分な余裕があるので問題のないレベルです。
・住宅ローン返済
・固定資産税等の納税
・故障した場合の設備の補修

こういったことを慎重に勘案し、その後の生活に支障が出ないと考えられればGOサインです。

初筆談でのお取引だったので良い経験となりました

これがポイントですと教える営業マン

数年前、耳の悪いご夫婦(障害者認定を受けています)がご来店し、不動産売買契約に至りましたが、その時はゆっくりとはっきりとお話しをすれば聞いてもらうことができましたので問題がなかったのですが、今回のA様の場合、契約をするご本人がほぼ声が聞こえない様でした。(かすかには聞こえている感じでもありました。)

ですので、不動産売買契約締結をどの様に行うのか、代理人をご両親にしていただき説明を聞いてもらうのか等、法的な面を明確にして手続きに挑みたいと思います。

不動産購入で大切な気持ちと諸々

なるほど!の営業マン

不思議なご縁で様々なお客様と対応をさせていただいて、いろんな経験ができることはとてもありがたいことです。
ご両親はざっくばらんで話しやすい人でした。

不動産購入をするご本人の気持ちはとても大切なのですが、親御様の気持ちもとても大切なので、そういった部分に私が口をはさむことはありません。私ができることはお客様が後悔しないように裏表のないアドバイスをして、ご返事を待つだけことです。

さらに遠い未来に目を向けて、購入したお家を売却するところまで想定してアドバイスをしなくてはなりません。
不動産は入口(購入)と出口(売却)が大切で、全体像を知っておかないといけません。

メリットが大変多いのが不動産購入(所有)ですが、必ずデメリットもあります。
デメリットがメリットを上回るようであればその不動産は購入しない方が良いのです。

また、メリットもデメリットも各ご家庭ごとに全く異なります。
そういった部分にも思いを馳せながら対応をさせていただき、ご理解を深めていただきながらお手伝いができれば、私自身もとても楽しく業務ができるというものです(笑)

本当にありがたい事だと思います(笑)

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