ハウスメーカーに行く松田【府中市の不動産屋さん】
目次
松田、土地の契約が完了
松田こと『私』ですが、念願の土地の契約をつい先日することができました。
ぱちぱちぱち。
マンションの不満はあるのか?
私は、現在マンションに住んでいて、本音ベースで自分の住まいには何の不便も不満もありません。
大きいマンションなので共用部分は素敵だし、清掃管理などはしっかりしているし、24時間いつでもゴミが出せます。
駐車場料金はめちゃ安だし、駐輪場なんて無料です。
居住空間に関しては、ディスポーザーもついているし、居住空間も広いし、カーテンをしなくても全然人目が気にならないし、陽当りもよくて、冬の日中はノー暖房で23度くらいの室内温度ですから、快適この上ありません。夜だって、暖房をつけることはあまりありません。
管理体制も府中市内屈指の上質さだと思うし、理事長もしっかりしていて、自治会も高レベルで機能しており、本当に住み心地が良いのです。
私にとって不満のないマンションに住んでいるんだけど、それに勝るほどに戸建てに引っ越したいわけです。
ハウスメーカー、数社に行きました
私が当初から目を付けていたハウスメーカーは3社です。
お仕事のつながりもあったので、まずはお話しを聞いてみようと思ったのがきっかけです。
その中の1社は、ツーマ(妻)の要望に合わなかったので、すぐに対象外となり、
私のつながりのあるハウスメーカーは2社となりました。
その後、ツーマ(妻)も自分なりにハウスメーカーを調べました。
私も家を建てるのは1回限りだろうと思ったので、後悔はしたくないという想いもあり自分なりに調べました。
そしてその後、数社の候補(=展示場を見てみたい)が上がってきました。
インターネットでいろんなことを調べ、資料請求などをさせていただき建物性能や予算感などをヒアリングしました。
すると、、、。
Σ(・□・;) もともと想定していた予算感と全然違うじゃないか!!!
これにはビビりました。
あまりに想定とかけ離れていたからです。(高かった。)
コロナ禍のあたりから、建築費がかなり上っていたのです。
で、なんだかんだで、いろんなお家を見たかったので、9つくらいの展示場を見て、その中から、候補として4社残りました。いろんなお家が見れたのでワクワクしました(笑)
基本的に営業マンはみんな真摯。そして感謝。
基本的に、どの営業マンも丁寧で真摯でした。
で、1社の営業さんに言われました。
営業マン
請負契約前に、こんなに図面を引いたお客様はいません。
ふつうは、請負契約をしてからするんですよ~。
請負契約をする前なのに5回くらい修正をしてくれました。
私の会社とこのハウスメーカーさんが提携をしているのも理由なのかと思いますが、なんだかんだ、契約できるかできないかわからない相手(私)に、ここまで丁寧に対応するとは、よっぽど胆力がないとできないと思います。
いろんな説明をしてくれたことに、感謝をしながらお話しを聞かせて頂きました。
ところが、、、。
数社回った中で、あれ?と思うこともありました。
それは、他社攻撃です。他社名を挙げて批判する営業マンがいましたが、あまり好印象は持てませんでした。
しかし、ハウスメーカーの違いなどを説明するには、多少なりとも企業の考え方、工事の仕方などを伝えるには、致し方がない事も理解できるので、なるほどと参考にさせていただきました。
信頼できる人、できない人 A社、B社、C社
最終的局面で、3社が候補として残りました。
A社
A社は、建物の性能面では文句なしだったのですが、間取り作成、予算提示がとにかく遅すぎました。
間取希望を伝えたのにがっかりプランでした。にもかかわらず『最高のデザイナーが最高のプランを作りました。』と言うので、それが逆にダメ押しになりました。
ようするに『あなたの最高はこの程度なんか~い』と感じたわけです。
他社さんよりも長い日数を待ったわりに、概算見積もりがあまりに甘すぎました。
私達には日程の都合があるので、あんまり時間がかかると候補に残せないのです。
建物の性能面が一番高いだけに、悩ましいところでした。
いろいろと話しを伺うと、A社の内部的なこともあって、スケジュールを合わせて頂くことができないことがわかり、3回目の面談でお断りをする事にしました。本当に残念だなぁと思いました。
後で、あらためて思ったことは、A社ほどの建物性能は必要じゃないのかな、、、ということでした。
A社の問題点
・約束の期日にちゃんとした提案をしてくれない。
・営業マンがいう『最高』は、私達にとって『最高ではなかった。』実際よりもオーバーな物言いだった。
・予算が不明瞭であり、不安を払しょくできない。
B社
B社さんは、2年目の方と所長が対応してくれました。
このメーカーさんは最初からとても好印象で期待しました。
間取り提案も素晴らしく、耐震性もばっちりです。超空間の間取りが引けるし、気になる点はUa値とC値だけです。(と言っても悪いわけではない。)
担当をしてくれたお二人がとても良い人だったので、この方に建築を依頼したいという心情になりましたが、建物の性能面では後述するC社が勝っていたので、非常に悩ましいところでした。
いずれにしても1社以外は断らなければならないので、私としてもつらい決断となりそうです。
B社の問題点
・Ua値とC値が、私達の期待に対してちょっと足りない。
・営業さんと所長さんがとても良い人で、間取り提案が最もよかった。
・予算も明確に提案をしてくれて安心できた。
・キャンペーンがあるC社と比較するとお得感がちょっと少なかった。
C社
C社はすでに私のお仕事でつながりがある方で、この方もとても良い人でした。
おそらくB社の所長と同様に、C社の担当者が最も知識量が豊富で、質問に対して的確に回答してくれました。
とても信頼できる人だと思いました。
私は仕事柄、お客様に対し、明確に説明すべきと考えているため、『信頼を裏切らないこと』が一番大切であり、質問に対して『ウソがなく的確である』ことが、重要だと考えています。
(わからないことがあれば、調べた上で迅速に回答するという姿勢があれば問題ありません。)
C社がすごいのは、会社としてものすごいキャンペーンを張っていることです。
建物性能も、かなり高く、通常に考えるなら必要充分であると言えます。
設備面もかなりのものでした。
ツーマ(妻)は言いました。
どのハウスメーカーが良いのかわからなくなってきた。だけど、C社が一番良いと思う。
・C社の良かったところ
・Ua値とC値は、当初の希望よりも低いけれど、かなり高いレベルであり問題がないと思えたこと。
・キャンペーンがすごかった。食洗器、キッチン、アイアン階段、床材、シャッター、トリプルガラス。
・東京ゼロエミ水準A、長期優良住宅、耐震等級3、太陽光補助金がマックスであること。
・総合的にレベルが高く、ツーマ(妻)が充分に納得できたこと。
自分にも通ずることがたくさんありました
ハウスメーカーをたくさん回って、いろんな営業さん(所長を含む)に対応してもらい、いろんなことを感じました。
私のベースにあるのは、”感謝”でした。
たくさんの営業さんが、たくさんの接客をしてくれたおかげで、良いハウスメーカーと出会うことができました。
私のビジネス面でも良いつながりになりそうだと感じました。
私が思うに、
営業マンに必要なものは、お客様のニーズ感じ取る『感性』であり、その一方で、会社のスタンスがお客様のニーズを捉えているのか?という2段構えです。
これにマッチしないとお客様を獲得できないのだろうと思いました。
そこで、私が自分の会社に置き換えた時、どうなのか?と考えた時、短い文章・短い言葉で当社の気持ちをどのように伝えるべきなのか、ということが頭に浮かんできました。
たくさんの営業さんから感じ取った感情は私の受け止め方であり、他のお客様が同じ営業さんに対応してもらった時には、また違った感情で受けとめるはずです。
そういったちょっとした受け止め方の違いはありますが、広く喜んでいただくようになるには、自分を常に研鑽し続ける必要があります。
住宅ローンがない私たちにとって、おおきな住宅ローンを借りるプレッシャーは計り知れません(笑)
といっても、賃貸だろうと購入だろうと、毎月支払うお金に変わりはないので、まぁ、普通に日常を過ごしていくのでしょうね。
どの業界にもウソつき(=間違った情報提供)がいるのは、仕方がないと思いました
まつだ
ウソ。
私が言う「ウソ」とは、意図的に相手を騙すだけではありません。
誤解を招く説明・勉強不足の説明もウソである、と言っていますが、私は不動産業界歴20年なので、いろんなことを知っています。
当然ですが、一般の人とは知識レベルが違うし、自分の責任で書類作成などをしていることもあるので、わからないことは自分で調べたり、法律家に確認したりと、『正しい情報を確認する習慣』があります。
ところが、、、。
一流であるはずのハウスメーカーさんの中に、平気でウソ(=間違っている)を言っている人が複数名いました。
本人は間違い(=ウソ)に気が付いていないようですし、役職者がみずからウソ(=間違っている)の説明をしているのですから、それを直すように教育・指導する人はいないのは当然なのでしょうね。
結局のところ、我々、不動産仲介会社も同じで、役職者も営業マンもみんなノルマ達成が必要です。
しかし、業務はマンネリ化してしまい、新たに学んでいこうという気概はなくなっている人はやっぱり多い気がしてなりません。
と、厳しい事を書いていますが、私の気持ちはやっぱり”感謝”なのです。
なぜなら、たくさんの営業さんが自分のために時間を割いて、一生懸命説明をしてくれているからです。
本当にありがたいと思っています。
ということで、私は自戒を込めつつも、今後が楽しみであります(笑)
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