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通行掘削の承諾のこと【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約21年 松田の本音ブログ

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目次

通行できない土地

おとなりの土地を通行しないと、対象不動産に出入りができない土地というのが至る所にあります。
なんでこんなことになっているのでしょうか?
それは、無計画に土地分割をして、各人に割り当てたからです。
昔は、隣近所が仲が良ければ、お互いに良いよ良いよと言ったし「困ったときはお互い様」なんて言ってきたわけですが、世代が変われば大トラブルになりかねません。
トラブルを予防するために、お互いに書面を交わして、通行と掘削をすることについて互いに契約を結んでおけばよいのです。

土地の形、通行できる場所

通行と掘削、土地の利便のために共用部分をつくる前

Aという土地があります。
Aという土地と道路の間には、他人地Bがあります。
Aを所有している人Aさんは、B土地を通らないとA土地に車を入れることができません。
なぜなら、図の三本線のところは擁壁で高低差のある場所だからです。

AさんとBさんが昔ながら仲の良い人であるときであれば、お互いの思いやりで「Aちゃん、うちの土地、自由に車通したっていいんだからね。」なんて口約束だけであっても、なんの問題も生じませんが、ひとたび第三者に土地を譲渡してしまえば、まったく状況が異なってきます。

今までは信頼できるAさんとBさんの間柄だったから別に何も言わなかったけど、よそ者が来たとなれば話しが別というわけです。

Aさん「今度Cさんにお家を買ってもらったから、仲良くしてやってね。」
Bさん「・・・わかったよ。」
数か月後、A土地に、よそ者Cさんが現れました。

うちの土地、勝手に通行されては困ります!

CさんがAさんに言いました。
「すみません。車を自分の土地(A)に入れたいのですが、Bさんの土地を通させてもらってもいいですか?」
するとAさんからはとんでもない言葉が、、、。
「冗談じゃないよ。Cさんが歩いて出入りする程度なら了解できるけど、車なんて出し入れされたら困るよ!」
( ˘•ω•˘ ) およよよよ、、、、、。

さてさて。Cさんは困ったことになりました。

車が入れられないのであれば、A土地を買った意味がありません。
そこで、不動産屋さんに相談をしに行ったら、そこには「わいわいさん(私)」がいました(笑)
「そういうことなら、通行と掘削とお互いの土地の利便をよくするために、相談をしに行きましょう。」ということで、松田はBさんのお家へ行きました。

事情を説明すると、BさんはCさんの車を通させないと主張しています。
だって、うちの土地なんだから通させなくたって別にいいんだよね?
これは全く持ってごもっともな話です。
誰もがそうなるでしょうね。
そこで、私はある作戦に出ることにしました。
Bさんが納得をしていただくためには、毒には毒をもって制すということわざの通り、毒を盛らざるを得ないな、、、。
私は、BさんとCさんの将来展望を見通して、そう判断する以外方法がなかったので、下準備をしてからちょっとだけ、「ある毒」を盛らせていただきました。

ある種、強硬手段を用いまして、、、

ここでいう「ある毒」というのがなんなのか、気になる方は多いのだと思います。
ここでいう「ある毒」というのは、ここではお話ししないのですが、この毒というのは、将来的にBさんにも不都合を生じさせるものでした。
私なりの観点から、将来的にBさんにも大きなデメリットが生じる可能性があることを理解してもらい、お互いにこのタイミングで了解をしておいた方が絶対に良いんですよ、という説明をさせて頂きました。

すると、、、。なるほど。
合点がいったようです。

Bさんは快く承諾をしてくれました(笑)
180度正反対の回答になったわけです。

ご夫婦

お互いの利便のために、喜んで「通行と掘削承諾」を了承

お互いにメリットがあれば承諾をする。
これは人であれば当然のことだと思います。

人は毎日比較検討をして生きていますが、自分なりの取捨選択基準を持ちながら、どっちのほうがメリットがあるかな?といつも考えます。
何かをする時、デメリットがあったとしても、それよりもはるかに大きいメリットがあれば、そのデメリットをいったんは受け入れる方が良いのです。

この判断がなかなかできない方が事実多いのですが、それを理解できるように説明するのも私のようなプロの仕事でもあります。
Bさんには何回か訪問して私から説明をしたわけですが、その都度、快くお話を聞いてくれたBさんには感謝でした。お話しの内容としては、最初は冗談じゃない!と不快になる場面もあったわけですが、ある毒によって目を覚ましてくれたようです。
この毒については、私が今盛らなかったとしても、将来ほぼ確実にもっと嫌な形で盛られていたかもしれません。

そう考えると、全てが円満に仲良く進めることができる「良薬は口に苦し」になることができたので、ホント良かったなと思います。

これができなければ、Cさんも将来的に大変な目に合うところでした。
ということで、こういったいろんな困ったは不動産に付きものです。
困ったときはぜひご相談をいただければと思っています。
府中市にゆかりのある方はぜひ当社までご相談ください(笑)

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■この記事を書いた人■

松田博行 (東京都府中市在住)
株式会社わいわいアットホーム 代表取締役
東京都府中市を拠点とする「住まいと資産の総合実務家」。
著書『不動産・相続・終活のホントのところ』(令和8年1月11日出版)。

≪保有資格等≫
●公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士/エバリュエーション専門士)
●宅地建物取引士 ●宅建マイスター ●損害保険募集人 ●シニアライフカウンセラー上級

≪活動エリア≫
東京都府中市を中心に多摩地区全域、東京23区

≪得意分野≫
相続不動産の売却・活用、空き家対策、測量・解体・建築までのワンストップ対応。『不動産売買・相続・終活の相談窓口』として人生まるっとサポート

≪こんな人≫
4人家族のパパで府中市内に在住。
サラリーマン時代、会社が不動産を爆買いして倒産。
『不動産知識とお金』が人生を左右させることを痛感。
自分自身が不動産を学び、教える側になれば、自分の存在意義になると確信。
常に正直がモットーであり、不動産業界の不正に屈しません。

【著書等】
●「不動産・相続・終活」のホントのところ
●顧客に寄り添う不動産コンサルティング 問題解決の事例Ⅸ
●ゴールドオンライン(幻冬舎)(全9回連載)

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