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初経験!建替再建マンションの契約をしました!【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

初経験!建替再建マンションの契約をしました!

ぱちぱちぱち。
これはそれなりに難易度が高い不動産売買契約のようでした。
建替え中である建物が存在していない不動産の取引は初めてだったので、法律家に不動産売買契約書の作成をチェックしてもらいながら進めていきました。

う~ん、やはり餅は餅屋ですね。

で、今までの経験と、ない頭をフル活用して挑まさせていただいたのですが、たくさんの協力をいただきながら滞りなく不動産売買契約が完了しました。

その仕組みはこうです。

1.元の建物と、土地があります。

2.建物が壊されて消滅しました。

3.土地には、姿のない建物の権利(権利床)がくっつきます。(権利変換)

4.権利変換された土地と、建物の権利(権利床)を売買契約します。

5.融資付。

6.決済、引渡し。(→ここで売買は完了。)

7.建物が完成しました。

8.土地についていた姿のない建物の権利(権利床)が建物に戻ります。

9.と同時に土地には敷地権が設定され建物と一体の権利となります。

10.ハイ、完了!というわけです。

で、今回の取引で今までと一番違ったのは「不動産売買契約書」の条文です。
今まで使ったことがない契約書で、たぶん府中市内の不動産屋さんでもこのひな形を使ったことがある業者ってほとんど無いんじゃないかなって思いました(笑)(基本、不動産仲介会社では使わないですからね。)

そもそも「権利床」ってなに? 権利変換なんて聞いたことがないよ、って話しですからね(笑)

今回の権利床の売買は、現物不動産の取引ではなく権利の取引ということなので、通常の不動産売買ではなく、変わった取引なのです。

なので、最初はよくわからなかったのですが、自分なりに色々と仕組みを考えて餅屋さんに相談しつつ、建替組合、都庁、管理予定会社、宅建協会、不動産適正取引推進機構、弁護士等々にも確認をしてなんとかなりました(笑)
確認する先がめちゃめちゃあるのがわかるかと思いますが、こういったところに何回も確認して取引を安全に執り行うのです。

というわけで、今回はホントに良い経験ができました。
契約に向けての日数はたったの4日しかなかったので、我ながら書類がよくまとまったなと思いました。

これも餅屋さんのおかげです(笑)

でね。売主様に言われました。
「不動産取引はホントにわからないから、心配だよぉ」と。

不動産売買契約書読み合わせしている時でもかなりかみくだいてお話しをしていますが、それでも非日常の事だし、そもそもいったい何の説明をしているのかも理解しがたかったりします。

だから、大金が絡む不動産の取引は、ホントに慎重にしないといけないし「この人なら安心できる!」と信頼ができる人に任せないとやっぱり大変なことになるんだと思います。

それに、その人(契約を担当する人)の技量と眼に見えない「のりしろ部分」を持っている人(と言うのかな?)に任せるのが、安心だと思います。

私の場合は、未経験のことでも、飛び込んでやってやるという気概を持っている人なので、未経験でもない頭をフル回転して専門家を交えて取引に挑みますので、結構できてしまうんですよね(笑)

なに?
自分の宣伝がしたいんだろう?
結果的にはそうなるかもしれませんね、、、(笑)

こういった珍しい不動産売買(権利床の売買)をお任せいただけるなんて、なかなか経験できないことですので、本当にありがたくうれしい経験になりました。

このような取引もできるようになった私は、やっぱりプロなんだなって、今さら思ったりします(笑)
おかげさまで引き出しが増えました(笑)

総括すると、たくさんの皆さんが協力をしてくれたからこそ、こうやって無事に契約締結が出来たのだと思っています。
だから当たり前だけども、今回の大成功は自分の力だとも思っていません。
協力をして下さった皆様のおかげ。というこの一言でしかないのです。
良い経験をさせていただき、売主様にはホントに感謝ですし関わった全ての皆様にありがとうと感謝しています。

ホントにいい経験をさせていただきました(笑)

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