私が感じた、証券会社の不親身と思える対応力!【府中市の不動産屋さん】
目次
新規株式公開の「株」を買いませんか
このブログを読んだ営業さんは、耳の痛い人は多いと思います(笑)
先日、ある証券会社の新人営業マンが私のところへ営業に来ました。
「ソフトバンクの新規株式公開の株を買いませんか?」と営業に来たのです。
私は、今まで証券というものをやったこともない無知な人ですが、投資は必要だという想いもあったので、挑戦してみようと思い、ツーマ(妻)に相談をしました。
今まで、こういった話しには消極的なツーマ(妻)も、今回はかなり乗り気(笑)
であれば、お勧めの証券を購入する方向で前向きに検討することで、お話しが進んでいきました。
証券発売前に事故発生!
証券が発売前に事故が起こりました。
ソフトバンクが悪いわけではないのですが、上場を前に非常にタイミングの悪い話しです。
個人投資家の中には購入を手控える人がかなり増えているという事で、証券会社の営業さんは、お客様獲得に躍起になっています。なぜなら、購入を手控える人が増えてしまい、当初予定した株数が売れないからです。
当然、私たちもこのニュースは気になりました。
こんなニュースが流れたら購入後にいきなり株価が下がるのではないか。
これだけ悪いニュースがあれば、懸念事項として迷いが生じるのは当然のことです。
知識のない私は、そういったことを証券会社の営業さんに伺ってみました。
ニュースの影響は「特段問題なし」 ほんとかな、、、?
証券会社の営業さん(の上司)が同行営業しているので質問すると「特段問題はないと思いますよ。」
そんな返答でした。
新人営業担当の上司の気になる言葉がありました。
「こういう悪いニュースが入った時こそ買いだと言われますよね。」
なるほど。たしかにある意味ではそうだと思えました。
株価がそれに合わせて安くなるのであれば買いだと思います。
でも当初売出の株価に変動は一切ありません。
となると、どうでしょう、、、。
この上司の言ったことは本当にあてになるのでしょうか?
株を購入した後で、上場初値が付いた時、当初株価を下回る懸念が出てきます。
その時の上司の言っていることが、ちんぷんかんぷんに思えてしまいました、、、(笑)
数か月前にメルカリのIPOがありました。
この時は、初回の売出価格よりも上場初値は高くなりました。
ここで売却した人は売却益を取ることができましたが、保有を続けた人は株価下落により含み損を抱えてしまいました。こうなると、投資した資金は塩漬けになってしまいます。
株購入について「迷っている気持ち」を相談すると
株を購入するかどうか決断する日数はまだあります。
最初に来てくれた新人さんは丁寧に話しをしてくれました。
しかし、同行した上司はそうでもありません。
購入を決断する期日は明日なのですが、新人さんの上司は私に電話で言いました。
「奥様が購入を迷っているという事なのですが、購入しないならしなくて良いので今決めて下さい。」
勢いよく捲くし立てて話す上司の言葉を聞いて、私は買う気が完全に失せてしまったのです。
(当初の話しでは、返事は明日までOKと言われていましたが、最初の態度と全くちがうのです。)
私は、別にムリして投資する必要もないのです。
株を購入しようか検討している時だけ、ヘコヘコ頭を下げられてもイヤだなと思ったのです。
株を購入した後に相談をしても、また勢いよく捲くし立てるような対応をするような人なんだろうと感じました。
電話口の上司は、株を購入しないとわかれば、
「お前なんか客じゃねえ。どうにでもなりやがれ。」
と言わんばかりの態度にも聞こえました。
やっぱり売上達成のための利用相手としか見られていないと思った
私たちお金を出す側の人間は、この上司からすればやっぱり、営業の売上達成のための利用相手としか見られていないのだろうなと思えたのです。
その時「こいつから買うのだけは絶対にやめよう。」と思ったのです。
今後営業に来ても絶対にこいつからは買うのやめよう。
どうせうまいように利用されて、後は関係ないとばかりの態度をとるのだろう。
大手証券会社だから営業ノルマもあるのだろうけど、相手の気持ちも理解できず、自分の数字だけ追っていると感じる人間とは、付き合いたくないと思ったのです。
良い反面教師たち。ありがとう
私は思いました。
こういう営業対応を見せつけられると、私自身がそういった対応をしていないか考えさせられることになり、自分にとってはプラスに転換することができるからです。
こういう営業をしてはいけない。本当にそう思わせてくれました。
ありがとう!
営業マンのノルマ達成は過酷です。
特に大手ともなれば、それこそすごいものでしょう。
だから、その気持ちは理解できなくはありません。
しかし、私たちのように、自分のお金を使って投資をしようと考える人は真剣だし、初めての株投資となれば不安だってあるわけです。
それなのに、そういう部分に思いを馳せられない営業マンの浅い懐。
そして企業として社員教育ができない浅い懐。
こんな企業とおつきあいは絶対にしたくないと思わされました。
社員も駄目なら会社も駄目だと。
この上司は、最後にこう言いました。
勢いよく捲くし立てるように「またご縁があれば、ご紹介をさせていただきます。」
私は思いました。
「ご縁なんて、たぶんもうないから。」
もし、良い商品があれば、他の証券会社から購入します。
だって、どこの証券会社から購入しようとモノは一緒だもの。
物が同じだったら、気持ちよく対応してくれて親切な人から買いたいのは当たり前です。
嫌な営業の本質
不動産仲介業界にもこういった自分の利益ばかり考えている営業マンはいます。
表面的にはとても良い営業マンに見えるけど、お客様がひとたび不動産購入を見送るとか、不動産売却を見送るといった発言をしようものなら、態度が急変するのです。
そういう時に、その営業マンの本来の人間性が出てくるのだなと思うのです。
私は、こういう営業活動(アドバイス活動)がとても嫌だし、自分の利益ばかりを追いかけるような人間にだけは絶対になりたくありません。
自分以外の人の利益をまず先に考え、その後で、自分の利益が後から勝手についてくるというスタンスでいいと思うのです。
私はそういうスタンスでしか仕事をしたくないのです。
こんな考え方をしている私だから、前職の上司に「松田はサラリーマンが下手くそだ」と言われたのかもしれません。
今でもなぜか頭に残っています(笑)
ーーー
ソフトバンク株。後で魅力を感じたら、もしかしたら他の証券会社を通じて購入させていただくことを検討するかもしれない(笑)一生懸命頑張っていた新人さんは、この上司のせいで一組のお客様を失ったね。かわいそうだね。
※追伸(12月19日上場初日)
さて。
ドキドキの上場初値はいくらだったのか、ニュースで見ました。
なんと!!!1,463円
(当初発売価格1500円なので、▲37円。なんと▲2.5%)
買わないで良かったぁ~(笑)(笑)(笑)
そして、初日の終値は!
なんと!!!!!!1,282円
(当初発売価格1,500円なので、▲218円。なんと▲15%)
本当に買わないで良かった(笑)
仮に1000株(1,500,000円)買っていたら、▲218,000円+売却手数料ですよ。
10,000株買っている人もいるらしいので、そういった方は▲2,180,000円+売却手数料。
普通だったら、もう、笑える次元じゃないね。
証券会社の営業マン、各方面のお客様から相当怒鳴られているんじゃないかな(笑)
本当に買わないで良かった(笑)
そんな顛末、、、、。
コメント