不動産売買仲介の担当者はハートが大切だと思う【府中市の不動産屋さん】
目次
不動産売買仲介を担当する人間には「ハートが必要です」
気持ちってホント大切だよなぁ、、、と本当に痛感しています。
仕事は単にお金稼ぎだけじゃないし、仕事を通じて社会の様々な人に貢献できることなので素晴らしいことだと思います。社会と接点を持って関係性を築けることは人が生きている証であり、活きて生きていく原動力だと思うのです。
社会に貢献するには、自分のスキル(能力)を磨いて、他人様に喜んでもらえる自分になる必要があるので、当然、自分に甘い事ばかりではだめです。
と言っても人はそもそも怠け者であって、私自身も本質部分は怠け者なのだから、自分の怠け心にムチ打って頑張ったり、その頑張りを継続することが本当に大切なだと思います。
不動産売買仲介業の楽しさ
不動産業にもたくさんの種類があります。
私のように府中市と近隣市区に絞って不動産売買仲介の活動をメインにしている会社もあれば、全国区でやっている会社もあるし、建築がメインだったり、賃貸管理がメインだったりと、様々な不動産業があります。
私がメインでやっている不動産売買仲介の仕事であれば、お客様の人生の節目のタイミングで、人生の大きなイベントとしてあるお取引になるので、お客様から見れば、信頼できる業者(人)かどうかは、とても大切です。
そこで、自分を信頼していただけるように人としての大切な部分、つまり仕事ができるできない以前の部分がとても重要であると思っています。
自分が特に大切にしたいと思っているのはこれです。
仕事の心の持ち方の配分割合は、
お客様の気持ちを大切にすることを70%、
仕事業務を30%。
可能であれば、100%お客様のことを考えるべきだろうと思っています。
私にとっての不動産売買仲介業というのは、自分自身の学びの機会を与えてくれるものであり、お客様や社会に対して、お役に立たせていただける手段であり、お客様の幸せのきっかけをお手伝いさせていただくためのものです。だから、良い心がけをすることがもっとも大切だと思うのです。
そういう観点が常にあるので、目先の数字ばかりを目標にあげるノルマ営業は大嫌いなのです。
とはいえ、他社の不動産売買仲介営業マンが、まじめに取り組んでいてあと1件の契約が欲しいと言うとき、たまたまそのタイミングで協力できる状況であれば、お客様のメリットを最大限に考慮したうえで、ご協力してあげたいと思うのです。
それが私の本心でもあるのです。(営業マンにも家族があるからです。)
お客様がWINになることは絶対だし、その結果私もWINになれると嬉しいのです。
みんながWIN-WIN-WINになれることが一番の理想だと思います。
不動産売買仲介営業マンの「心の善悪」
私の経験則から、不動産売買仲介営業マンには、
(A)良い人が少し、
(B)悪い人が少し+どっちにもなる人が多勢
という分布になっていて、
(B)は、「悪い人」と「上司や会社にあおられると悪いことをしてしまう人たち」の集まりです。
私は(B)にだけは絶対になりたくないので、独立起業をして(A)として真摯に取り組んでいます。
良い営業マン
上記(A)は、自ら率先してお客様に喜んでもらい、
喜んでもらった評価として契約行為ができると考えている営業マンです。
喜んでもらえないときは、契約に至らないのは当たり前と考えていて、
おのずと自分磨きが足りないのが悪いと自らを反省し、
足りない部分を前向きに勉強し、
建設的にとらえることができる営業マンです。
良くない営業マン
上記(B)は、お客様が喜ぶことを表面的には大切にしているふりをしていますが、
本質的にはそんなことはどうでも良く、
自分の待遇が良くなるための手段としての
都合の良いお客様であればいいと考える営業マンです。
数字欲しさに、お客様にデメリットを言わないという「ウソ」を平気でつき、
お客様の将来の人生を考えることなく、
自分の売り上げを中心に物事を考える営業マンです。
上記(B)の良くない営業マンは、ウソと思われるかもしれませんが多数存在しています。
自分の売り上げ目標が達成していないとき、悪い心がごく普通に出てきます。
病気レベルです。
(B)に含みましたが「どっちにもなる営業マン」が最も多いのは自然なことです。
私は思うのですが、契約に至らないのは、現実的にお客様の都合が大きいはずですが、
もう一つの考え方として、お客様の気持ちを大切にできない、様々な自分の能力が足りなかった結果だと思うのです。
お客様のせいにしたり、同業者のせいにしたり、そんなことは考えることではないと思うのです。
結局、不動産売買仲介の営業マンは「真摯でいられることが最も大切」
私の経験上、時として、ガツガツした営業で営業成績はより良いものになることはあります。
ガツガツ営業にも2種類あって、お客様をだまして契約を取ることを良しとする人と、お客様に正直に対応し自分の目標に向かって努力してガツガツ契約に取り組む人がいます。
私が不動産賃貸仲介をさせてもらっていたとき、年間契約数で全社員1位(最終日確認)でした。
その1年間の取り組みでは、本気で全社員で1番になりたいと思って仕事に取り組みました。
しかし、無理やり契約を取ろうという姿勢は、私の気持ちの中では、みじんもありませんでした。
自分がお客様に役に立って喜んでいただいた結果が「契約という形で現れた」としか考えていないのです。
つまり、私の仕事の姿勢は、いかにお客様に喜んでいただくことができるのか、ということだけが自分の評価であり目標であって、ひたすらノルマ的な数字だけが大切であるという考えはありません。
(ノルマばかりを追おうとすると雑念が入るので、自分主体の考え方をできるだけ持ちたくないのです。)
賃貸仲介をやっていた当時、自分がたくさんのお客様に喜んでいただいた結果、たまたま運が良く1位になれた、という結果があっただけです。
その会社の中でたまたまお客様に1番多く喜ばれた営業マンになれた、と自分を評価できるので、その意味ではとてもうれしいことだし光栄なことです。
だからといって、その経験が今の自分に活かされていることはほぼありませんが、やりきったという自信と多少の苦難は乗り越えることができる精神力を養えたと思っています。
不動産売買仲介業をやっている営業マンが、お客様をだまくらかすのはそもそも問題外だし、デメリットを言わないという「嘘」は、私からすれば最もイケナイ行為だと思います。
不動産売買契約をしたいがために、デメリットを正確に伝えず、良い事ばかり説明し、お客様を良い気分にさせて契約し、その後、どん底に落とすとかマイナスな気持ちにさせてしまうなど、本当におかしいと思います。
不動産仲介業は、心からクリーンな気持ちで、相手のことを真剣に考えて提案すべきものです。
自分の売り上げは二の次。
不動産売買仲介業において、最も大切なのはお客様のその後の人生を含めて考えることであり、自分自身が、人のためになれる自分になるために、信念をもって行動することです。
それができない人は、不動産仲介業界にいてはいけないとさえ思えてしまいます。
それは極端な考え方かも知れませんが、私個人はそう考えています。
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