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不動産売買の契約は慎重にね【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

先日、都庁、宅建協会、弁護士、公取委員など、あちこち連絡を取って、ある案件について調べました。
すると、いろんな意見が出てきまして、最終的には、弁護士!ということになりました。
不動産売買の契約は高額だから失敗するとその分痛手も大きくなります。

 一番大切なのは、皆さんが不動産営業マンに質問したことに対して「わかりやすく、納得できる説明をしてくれる担当者かどうかです。」
「それが当社のやり方です」とか「本社から許可が下りませんが私が責任持ちます!」というような、よくわからない説明に納得してはいけません。

そういう時は、なぜうちのやり方がそうなのか、その理由を突っ込んで聞く必要があります。

皆様は不動産という数千万円のお買物をします。大根1本200円とは違います。それなのに、遠慮して質問をしないなんておかしいですし、その質問に対して、しっかり答えてあげない不動産営業マンもナンセンスです。
わからないことはうやむやにしないで、しっかりとわかるまでしつこくても質問してください。相手が気を悪くするかもって気になさるお客様もいますが、もしそんなことで気を悪くする不動産営業マンだったら、今後いい関係を維持していくことはできないでしょうから、そんな会社には2度と行かなければいいのです。
その仲介物件は、他の不動産仲介会社でも仲介を行えるのです。

不動産仲介会社は多額の仲介手数料を受領するのですから、説明責任は当然のことなのです。
不動産仲介会社の規模の大小を気にするお客様も意外と多くいらっしゃいますが、そんなことは本当は関係ありません。
その理由は、不動産仲介は担当制をとっており、一人の担当者が「不動産取引を最初から最後まで一貫して取り組む仕組み」だからです。大きなネームバリューがあろうがなかろうがそんなものは関係なく、その担当者がお客様のことをしっかり見て仕事をしれくれるかどうかです。
残念なことに、契約優先と考える不動産営業マンが多いのは、この業界に生きる人間として悲しい事だと思います。

担当者にも力量があります。
担当者の力量がなければ、順調に進まないこともあります。
その場合、一番違うのはお客様が感じるストレスです。
でも、私はそんな担当者でも、良いと思える場合がたくさんあります。
例え経験が少ない不動産営業マンでも、一生懸命お客様のためにしっかりと調べ、しっかりと説明をし、努力をしている人は問題ないと思っています。

経験が少ないから、もしかすると失敗や落ち度があるかもしれません。
しかし、重大なミスではなく、すぐにそのことについて調べ、お客様に訂正した正しいご説明をしっかりとし、その後も正しい手続きを継続でき、素直にすみませんでしたって言える人であれば、お客様だって、悪い気はしないのではないでしょうか。
そういうことがあった時は、将来の良き人材育成のためにお客様には眼をつぶっていただけませんか(笑)ってお願いしたいです。

私が一番みなさんに伝えたいのは納得できないこと、いまいち理解していない時はぜったい納得するまで調印しないということです。

契約書類に記名とハンコを押さなければ、相手に負けることは絶対にありません。
もし、納得できる説明を受けることが出来なかったら、その不動産はあきらめたほうが安全です。
もしくは、他の不動産仲介会社に行って取引を継続するか、物件を探しなおす事をお勧めいたします。できれば当社に来てください(笑)

今でも営業手法としてあるのが「他の人がこの物件を検討している情報があるので、今すぐ不動産購入申込みをしないと物件がなくなります!」と言って、カラ電話(売主へ電話をしているふりして、演技をすること)でお客様をその気にさせる手法があります。ウソみたいだけど実際にある話しです。

【私の場合ですが】
もし、私が納得できないご説明をしているのなら、その時は絶対ハンコを押さないで下さい。
お客様はそれでいいんです!だって、数千万円のお買物をするんですから。
後悔は絶対してほしくないのです。

あなたの人生にとって、私は良き脇役であり、あなたとあなたのご家族が一番の主役なのです。
それは絶対に間違いないはずです。


さきほど、お客様から「結構私と同じようなことで失敗している人が多いんですね。どんどんこういったことを発信していってください。」っていう、ありがたい応援メールをいただきました。

どれだけの人がこのブログを見ているかわかりませんが、少しでも皆さんが不動産売買の取引を理解され、安全かつ安心して取引ができるように、できる限りのお手伝いをさせていただければと思っています。
よろしくお願いいたします。

 

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