夢はきっと叶うはず【府中市の不動産屋さん】
不動産ではいろんなご相談があります。
人それぞれに夢があります。
どんな人でも、あきらめなければ夢は叶う。
夢をかなえられない人は、途中であきらめちゃうから夢は叶わなくなる。
たしかにそうかもしれないけど、どんなに努力したって夢を現実にできないことだって世の中には数多くあります。
私はとにかく仕事がしたかったので、高校を卒業してすぐに就職しました。
その会社は社員が1万人くらいいる大きな会社です。入社してその店舗社員全員の前で自分の夢を大きな声で言いました。
(新入社員は全員言わされます。)
その時に自分が言った言葉、、、「自分は、社長になりたいです!」
その時、会場が一斉に大爆笑になりました。自分ではなんで笑ってんだろ?くらいに思ってました。
「松田ならなれるよ!」「そんなのなれるわけねぇだろぉ」とか涙を流しながら笑っていた上司、先輩社員、同期がたくさんいました。店長なんか笑い声で「静かにしろ!」なんて言ってましたからね。
その時に、店長も含め私の名前を知らない人はいなくなりました。
そんな私も、今では自分で会社を興して「名ばかり社長」をしています(笑)
とりあえず小さな夢は実現できましたが、社長になったことで夢が叶ったわけではありません。
そもそも、私が不動産業界に入ったのには理由があります。そこには私の想いがあります。
仕事は事務的にこなしてもつまらないし、やっぱり心があるべきだと常に思っています。
心があるから、仕事をしていてやりがいがあったり、生きがいがあったり、その想いがお客様に伝わるんだと思います。
その想いがお客様に通じて、しっかりと喜んでいただける仕事ができて、初めて私の小さい夢が一つずつ実現していきます。
今日、遅い時間に相談で電話をくれたお客様がいらっしゃいましたが、純粋に何とか夢が叶うようにといつも思って接しています。もちろんこのお客様だけに対してではありません。すべてのお客様に対してそう思っています。
この数か月の間でたまに頭をよぎる言葉があります。
「一見(いちげん)さん」という言葉です。
お客様にとっては、私は一見さん?
わたしにとっても、お客様は一見さん?
一見さんになってはいけないといつも思ってしまいます。
以前、「ブラックリストになってしまったんですけど私でも不動産買えるでしょうか?」って相談があり来店されたお客様がいました。
その方は、私がご案内した府中の物件と、違う地域の新築マンションの二者択一でしたが、奥様の関係で違う地域の新築マンションに決められました。
数日後、お世辞かもしれないけどうれしい連絡がありました。
そのお客様は遠い地域に引っ越されましたが「ブラックリストになっていたので不安でしたが、松田さんのおかげで不動産を購入することができるとわかり勇気が出ました。不動産を購入できるきっかけを作ってくれてありがとうございました。府中で購入するなら松田さんでと決めていました。申し訳ありませんでした。」とお礼のメールが来ました。私は取引に係ることができませんでしたがとてもうれしくなりました。きっと、幸せに暮らしているんだろうなと今でもたまに思ったりします。
その方とはいろんなお話しをしました。その時のお客様の笑顔を思い出すと、とてもうれしい気持ちになってしまいます。
最近はこんなことが多いんですが、なんででしょうね。
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