全宅連もヤフー不動産(広告)から撤退です【府中市の不動産屋さん】
昨日、全国宅地建物取引業協会連合会が、Yahoo!(ヤフー)への賃貸物件情報の掲載を中止すると発表しましたね。
今年の2月下旬には掲載中止をするみたいです。私は当然の結果だと思っています。元記事はこちら。
Yahoo!不動産(広告)には、沢山の不動産会社が有料で広告掲載をしているので、本来公平性がないといけないのですが、ソニー不動産と手を組んでたくさんの不動産会社の物件広告を利用して集客をするという暴挙を始めたのです。
「家は個人で売り出す時代」って書いてあるけど、ほんまかい(笑)。
その後に、私はこう付け加えたいと思います。「とても売却に有利です!売主は自分で物件情報をすべて入力し、検討してる人からのチャット質問にもご自身で正確に答えてください。ソニー不動産は契約がまとまった段階になったら書類作成だけやって手数料相当額をがぼっともらっていく仕組みです。」かな(笑)
「おうちダイレクト」は23区限定のサービスですが、本日付で23物件しか登録がなく、あまりに少ないです(笑)
社員は、2~3人程度で充分対応できる範囲でしょうね。
相当の資金を使いシステム導入と宣伝をして、事前に画期的だとかさんざん騒がれたのにこの程度かい。
客観的にお客様のためになるのであれば良いことだけど、不動産売買契約の当事者である売主様と買主様のメリットはまるでないですね。
売主様がこのシステムに納得して、わざわざ自分に不利な売り方をしてくださいって言ってるのと同じです。
買主様が売主様に直接質問ができることをメリットのようにうたっているわけだけど、売主様が高く売りたい感情はどうしても出るだろうから、言いたくない事を言わないことだってあるし専門的なことは全く説明できないですよね。
だから、公平な取引はできないので、そもそもアホすぎるやり方でしかないのです。
想定されるトラブルとしては、不動産売買契約を締結する場になって、買主が「そんなこと聞いていないけどどうなってんの?」みたいな感じになって、ドタキャンが頻発すると思いますね(笑)
こういうシステムを作る場合、お客様のホントの利益ってなんだろうということを冷静に考えてほしいものです。
売主様の利益 買主様の利益 そして広告を有料で掲載している不動産仲介会社の利益
この「三方よし」があって、初めて取引は成り立つんだと思うのですが、その本筋を理解しているのだろうか。
全国宅地建物取引業協会連合会 から撤退されるし、ヤフーとソニー不動産に対してはアホとしか言えません(笑)
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