MENU
不動産・相続・終活に困ったときの相談窓口|まずは無料相談から始めましょう!

不動産投資バブル到来!?【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

不動産業界の投資用不動産が活況だそうです。

たしかに私の知っている大家さんを見ていると、この前買ったんだよって話しがポンポン出てくるので、すごいなぁと思います。

ここからは一般的な話なんですが、今、金融機関が融資をどんどんしているので、投資用の物件価格が高くなっています。物件価格が高くなるという事は利回りが低くなるという事です。

という事は、投資した金額を回収する時間(年数)がかかるという事です。

昨年までは金融機関もジャブジャブ融資をしていましたが、個人への融資審査が厳しくなったようで、今までのように誰でも融資が受けられるというわけにはいかないようです。

サラリーマンの場合、年収●●●万円以上、自己資金●割以上、でないとダメみたいな感じです。

最近は利回り5%、4%、下手すると3%台なんて物件もあるわけですが、それでも売れちゃうからすごい。(もちろん、地域・立地による)

相続税対策も含めて購入をするのでしょうけど、利回りが低い一等地のような物件は、一部の富裕層しか購入できませんから、築年数のかなり経過したものを割安(と言っても数年前では考えられない金額)で購入するのが多くなるようです。

2020年のオリンピックが終わると、不動産下落が来ると一部の人たちが言っていますが、実際にどうなるのかはその時が来ないとわかりません。実需と投資は全く異なりますから。

そんなのが数年後に控えているにもかかわらず、活況なわけですから、きっと出口戦略も考えて購入をしているんだろうなと思うわけですが、私は、ちょっと心配です。

投資家は自分が生活するわけではなく、あくまで利益が上がるかどうかで購入を検討するわけですから、そういう意味で利回りが低いものは、あんまりお勧めできません。

となると購入しているのは、海外勢投資家と国内の相続対策の人たちとなりますが、近い将来大きく価格が下落した場合には、今、相続対策で購入することがプラスの対策になるのかなと思ったりすることもあります。

特に地主さんが、駅から遠い場所で需要がどうやってもないようなところにアパート建てちゃってるやつ。

家賃保証30年といっていても、2年ごとに保証額が減額するというのをよく聞くわけですから、いずれは、ローン返済の持ち出しのスレスレまで来て、不幸な人は持ち出しになってしまうこともあるわけです。ひどい場合には、さらに家賃保証額はどんどん下がるわけだから、対策が本末転倒だったりします。

不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターンというけど、その時の不動産欲しさで、盲目的になってしまい、売上優先の営業マン話しに乗せられて買っちゃうと後悔する事にもなりかねません。

その説明でよく見るのが、返済シミュレーション書面です。

その書面には、金利変動が反映されておらず、魅力を感じて買ってしまう人がいるのです。

金利上昇がわずか1%でもあれば、もう返済に困るような物件もあるのですが、そこは●●●●なのでリスクヘッジができます、と説明を受けて、錯覚して安心してしまう、、、。私には理解ができません。

署名と印鑑押してしまえば「自己責任」なわけですから、本当に気を付けてほしいなと思います。

信用は一日では作れないけど、信用が無くなるのは一瞬でできちゃう。

それとおんなじで、一生懸命何十年と積み重ねて積み上げた財産だって運用次第で一瞬でなくなってしまうこともあります。

どうか、注意してほしいと、ふと思いました。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアと応援、ワンクリックおねがいします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次