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自宅を売りたいのですが、、、。という相談【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

今日は、ご自宅を売却したいという電話相談がありました。
「今から、家に来てもらえますか?」とリクエストされたので、たまたまその近くで車に乗っていたこともあり、所在を聞き10分後に訪問をさせていただきました。

で、いろいろとお話しを伺いました。

現在の残債額を確認し、毎月の支払額等を確認しました。
そして、ご自宅売却後のお住まいの事も含めてご相談を承りました。
ご自宅は長くお住まいの為、それ相当に傷みがあります。

そのため、一般のお客様では流通しないだろうと想定できたので業者買取目線を確認することにし、もし希望額まで届かない場合には無理に売却をせずに、このまま住宅ローンを払って住み続けた方が良いと提案してきました。

信念ある営業マン

私は、不動産屋さんなので不動産売却の仲介をしてなんぼですけど、こうやって相談をして下さった方々には幸せになってほしいと思うので自社利益を優先してうまい話しをして売却をさせたくはありません。

「査定をしてくれますか?」と言われたので査定はどんな金額でも作れるという事をご説明しました。

3000万円の査定書も作れるし、1400万円の査定書も作れると、、、。
私が何を言いたいのかというと、不動産売却査定金額は、売れるであろう価格の一つの目安にすぎず、絶対に売れる金額ではないという事を知ってほしかったわけです。

今回の所有者様の状況の場合、確実に売れるという金額を出すには、やはり業者買取価格というお話しをさせていただきました。

私自身、不動産仲介業界に入る前のサラリーマン時代に会社の不景気時代を4年以上経験し、その挙句、倒産を経験させられました。
尋常ではないその辛さでしたが、それを身を持って経験しているだけに、皆さんにそういった辛さを味わってほしくないのです。

所有者様にはいろんな事情があるので、何が幸せなのかという基準は人それぞれ違いますが、どうやってもしのげない辛さというものが現実にあるので本当に無理をさせたくない思いでいっぱいになります。その様な観点で考えると売る事が正解なのかどうか疑問を抱かずにはいられません、、、。

やはり、その時の思いだけで売り急ぐのはよした方が良いと思いました。

目次

不動産売却に係る問題点

・住宅ローンの完済
・引越し費用の捻出
・今後のお住まいの初期費用とその後の住宅に係る費用

室内の一部をリフォームしているので、本心は長くお住まいになりたいはずです。
最終的には所有者様に判断をしていただきますが、客観的に冷静に問題点をご報告し最終判断をしていただきたいと思っています。

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