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不動産の売却を依頼されて想う事もあります【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

不動産売買において、売主様と買主様との利害関係は相反します。
そのため、どちらの味方になるのか、中立になるのか、味方のふりして全然違うのか不動産屋さんによってその考えはバラバラです。

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さて、私の考えは、“ご依頼をいただいたお客様の味方になる”が考え方の原点になります。

ですから、依頼状況に応じて売主様の味方にもなりますし買主様の味方にもなります。
私は不動産の売却依頼を受けたときいろいろと想う事があります。
特に、なかなか売れない不動産の売却依頼を受けたときほど、それを強く考えさせられます。
おかげさまで、たくさんの不動産売却の依頼を受けている中で、今月は2件の不動産購入申込が入りましたが、なかなか売れない場合は、頭をひねってひねって、いっぱいひねって考えます。
それこそ一筋縄ではいかないのです。

不動産の売却後もその人の生活がありますから、なんとかその方の生活がより良くなるように協力したいという心情がわき、なんとかプラスになるための要素を自分なりに考えますし、いわゆる裏ワザ的な対応でより良い条件ができるのであれば、その様な事をするわけですが、いろいろ考えてもなかなか手取り額を増やすための方策というのは出てこないこともあります。

そうなるとメリットある税制を使って手取り額を増やすことも一つの方法になるわけです。

それと合わせて、不動産を購入される相手がいるわけですから、あまりにも売主様に偏るような売り方であると、市場から相手にされない物件になってしまうのです。
つまり、バランスも重要な要素なのです。

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とはいえ、物件自体が持つ特性がありますから単純ではないのです。

不動産売却で成功するかしないかは、不動産仲介業者のやり方もあるわけですが、売主様自身のお考えも状況により変わらないといけないこともしばしばあります。
ところが、その当人である売主様にもさまざまな悩みや考えがあり、それが間違っているのかというとそうではないわけで、なかなか売れないときには当社の心情としては(申し訳ないことをしていなかったとしても)申し訳ないという気持ちも生まれてしまいます。

さて、いろんな考えがあって、様々な考えのもと、売却募集活動をし、いよいよ売れないとなった場合、それは市場から評価をされていないと考えるのか、それともタイミングと考えるのかになるかと思います。
売却期限が特段にないようであれば時期を待っていれば良いお客様が見つかるでしょう。
しかし期限が迫っていて、すぐにでも売却したいとなれば価格は下がることになります。

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●時間をかけて売れる余裕がある ⇒ 高い価格で売れる可能性が増えます。

●3~6か月以内で売りたい ⇒ 相場前後の価格で売れるでしょう。

早急に売りたい ⇒ 相場より低い価格になるでしょう。

という事になります。

不動産の売り方も買い方もケースバイケースですから、状況によって不動産仲介業者の対応は異なります。
人によって何がプラスでマイナスなのか、なにがベストなのかは人それぞれ異なるわけです。

不動産売却で困っている時は、相談して納得いくように売却を行う事が理想です。
最終的には、ご自身が納得いくかが最も重要だと思います。
いずれにせよ、ご依頼者の利益に寄り添えるような仕事をすることが最も大切だと思っています。

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