今。不動産の売り情報を囲い込み操作する大手不動産仲介会社【府中市の不動産屋さん】

FRK所属の大手不動産売買仲介会社(以下「A社」)が、売主様と専任媒介契約を締結している物件の売り情報をレインズから消し、自社ホームページの掲載も消してしまいました。
(※レインズとは、不動産業者のみが閲覧できる不動産情報のデータベースのこと)

それを知らない消費者の皆さんが不利益をこうむるわけですが、今ちょうど、新築一戸建の物件でそのような行為をしてしまったA社がおります。
というのは、私がたまたまお客様へご紹介している物件が、偶然やられたのです。
『不動産売り情報の囲い込み』を行っている会社は、大手不動産売買仲介会社トップ3の1社です。
つい2日前までには、4物件が売りに出ていたのに、、、今はゼロ。
契約準備期間があるから、この短期間で4物件が契約できることは絶対にありません。

売主は宅建業者で私の知り合いなので、実状を確認すると「まだ物件はありますよ。購入申込みは入っていませんから大丈夫ですよ。」と言ってました(笑)
囲い込みの不正行為の裏取りも簡単に出来てしまいました(笑)
しかしながら、当社は抜き行為なんかするつもりはないし、ルールは守ります。
ところで、A社がなぜ囲い込みをするのかというと、この物件の専任媒介契約の期限が「残り数日しかない」ので、期限が切れると、全ての不動産仲介会社が広告をバンバンできるようになります。
すると、A社は客付けができなくなってしまう可能性が高くなるのです。
そのため、今検討されているお客様にウソの情報を伝えるのでしょう。
A社は以前から囲い込み行為がひどくて、同業者の中でもひときわ酷いと言われていましたが、会社自体の根底のやり方、考え方は今でも同じなんだなと思います。
(ホントはそう思いたくないんだけどね。)
以前よりは、情報操作を派手にできなくなりましたから、今は、お問合せをすれば、紹介不可!!なんてわかりやすいことは言いませんが、売主にも買主にも不利益な会社だとつくづく思います。
そもそもレインズ(物件データベース)から物件情報を削除すれば、それを閲覧している不動産仲介会社からは根本的に問い合わせができませんからね(笑)
これ以上の方法はありません(笑)
やっぱり、店舗責任者に対するノルマ目標は半端じゃないんでしょうね。
こういう事をしているのを見て、宅地建物取引士は注意をできないのだろうかと思いますが、しょせん雇われている立場ですから注意できるわけがありません。
正しいことを言っていたとしても、100%の確率で社内窓際族になるでしょうし、その宅地建物取引士が率先して悪い事をしてる会社だからね(笑)
会社のイメージをどんなに良くしたとしても内面はこれですから、社員はつくづくむなしくないのだろうか、、、。
最後に、会社自体は、コンプライアンスを守る体でいるはずですが、やっぱり自分の給料(とノルマ)との戦いで不正をしてしまうという事なのでしょうね。
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