銀行保証料のビックリしたお話し【府中市の不動産屋さん】
今日は不動産売買決済手続きがありまして、とても勉強になったお話しです。
決済(残金等の支払い)をする際、事前に下記のような支払項目を確認しておきます。
1.残代金
2.固定資産税等清算金
3.管理費等清算金
4.登記費用
5.銀行費用
6.仲介手数料
などです。
で、今回、事前に金融機関から伺っていた「5.銀行費用」の額面が全然違ったので当日ビックリで、お客様に質問されるまでわかりませんでした、、、(==;)
というのは、違う銀行だと、当日にいくらの保証料が引き落とされるという事が、伝票でわかるのですが、本日の金融機関では、そもそも保証料の書類が決済時にないので、私がそれを確認する術がないのです。
(金銭消費貸借契約は、銀行と買主様が直接やり取りをするものなので、金融機関から私へ連絡がないと私はその詳細はわからないわけ。)
所有権移転だけで考えると、買主様から「売主様へ支払う額」と「司法書士へ支払う額」さえ間違っていなければ、問題ないのですが、今回支払う「保証料+事務手数料+収入印紙代」の合計が数十万円も少なくなっていたので、これはなんだろうと不思議に思うのも当然なのです、、、。
で、私もこんなこと初めてだったし、事前に金融機関からもらっいる金額の明細の変更については一切の連絡がなかったのです。
もしかして、金融機関が請求額を間違ってしまい、買主様が得したのでは、、、と冗談を言いながら、やっぱり本当の事は確認する必要があるので、決済終了の際に確認をしてみました。
すると、、、、。
住宅ローンの返済を「元利均等返済」で当初計画をしていたものが、金銭消費貸借契約をする段階で、「元金均等返済に変更」されたそうで、保証料が大幅に少なくなったというのが理由でした。
金融機関から私の方に一切の連絡がなかったのが問題なのですが、肝心の買主様にもその事が伝わっていなかったのです(==;)
もしかすると、金融機関担当者は、決済金が少なくなる分には問題はないだろう、といった判断だったのかもしれません。いずれにしても、買主様も私もその事実を決済の場で初めて知ったので、ある意味サプライズだったかもしれません(笑)
私自身、初めての経験だったので、ほんと勉強になりました。
今後は、そのあたりも気にかけておかないといけないなと少し反省でした(笑)
(支払金額が増えていたら目も当てられませんが、、、。)
とにかく、お客様が喜んでいただけたのが幸いでしたね(笑)
こんなことってあるんだなぁってお話し、、、。
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