うちの子が「火垂るの墓」を見ました、、、。【府中市の不動産屋さん】
先日、うちの子供達(小学校5年生、3年生)が、火垂るの墓(アニメ)を見ました。
火垂るの墓は、兵庫県神戸市と西宮市近郊で、戦時中に親を亡くした14歳のお兄ちゃんと4歳の妹が、終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとする物語です。
最終的には兄妹共に死んでしまいますが、戦争自体を全く知らないうちの子ども達には、かなりの恐怖と映ったようです。まず、戦争というものを知らないわけだから、その凄惨さを想像しろと言っても伝わらないので、こういったアニメを見て戦争の怖さ、辛さを体感し、そして、人の心の痛みを知ることは必要な事だと思います。
下の娘が「戦争って本当にあるの?日本は戦争になっちゃうの?」と私に聞きながら大泣きしましたが、私も、幼い時、親と離れたりすることを想像して泣いたり、戦争が起こることを想像して泣いたりしたことがありました。(もちろんすごく小さい時です。)
子どものころというのは、親から離れ離れになっただけで、それはある意味、生命の危険を伴うわけですから、本能的に怖いのでしょう。
下の娘から「戦争は起こらないの?」と聞かれて、私はこう答えました。
「今の時代は、戦争はないよ。誰も得しないからね。」と。
(もちろん戦争が無くなることはないのでしょうが。)
そうしたら、悲しい気持ちも少し減ったようです。
下の娘にとっては、アニメの中のお兄ちゃんと妹が死んじゃったのは衝撃的で、すごく怖かったようです。
戦争を経験したご年配の方々も、かなり減ってしまい、当時の恐ろしさを身を持って経験した話しができる人達は少ないと思いますが、こうやって、アニメやドキュメンタリーなどで、戦争はしてはいけないんだというメッセージを後世に伝えていかないといけないんだと改めて感じました。
人は歴史を見返しては反省をし、より良い時代を築くために一生懸命頑張っていかないといけないんだと思います。
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