不動産仲介営業マンは、住宅ローンを含めたお客様目線の活動が大切【府中市の不動産屋さん】

目次
捨てる神あれば拾う神あり。不動産購入できました
昨日は、久々の不動産売買決済手続きがありました。
ぱちぱちぱち。
お客様(Aさん)は、約1年前から物件を探し始めましたが、ずっと不動産購入ができませんでした。
たくさんの不動産仲介会社に足を運び、不動産購入申込みもたくさんしたそうです。
それでも購入ができませんでした。
それには理由がありました。
それは、住宅ローンの問題でした。
資金計画と営業マンのアドバイスの重要性

Aさんは1年もの間、不動産を購入したいと胸を躍らせながら、ずっと物件を探していました。
そして、様々な物件を見に行ったそうです。
私が最初にお会いした時、とても控えめな方で、誠実な方だとお見受けしました。
でも、欠如している事がありました。
それは、住宅ローンが組めるのかどうかが明確ではなかったのです。
そこで、過去の経緯を全部教えていただきました。
1年前からたくさんの不動産仲介会社に行って、物件を見に行っていたこと。
不動産購入申込みをたくさん書いたこと。
住宅ローン審査を何度かされたこと。
そして、営業マンがどういう対応をしてくれたのかということ。
それらの話しを聞いて、私は正直びっくりしました。
不動産仲介営業マンの対応が、あまりに他人事だと思ったからです。
不動産仲介営業マンが去る理由・真実を教えない理由

私がよく言う事なのですが、
そのお客様名簿は、カットリストに選別されお蔵入りとなり、お問合せがあった証拠(やり取りの証拠)として資料は一定期間保管され、その後お客様がフォローされることはまずありません。
複数の不動産仲介会社に、このような対応をされていたのが「Aさん」ということになります。
もう一つ営業マンが去る理由があります。
不動産仲介会社は、顧客の信用調査をしているケースがあります。
信用調査でバツになっているお客様は、会社の方針で対応しないのです。
「信用調査でのバツ」とはどんなものかというと
・本人が反社会的勢力の人
・勤務先の社長なりが反社会的勢力に関係を持っている場合
・クレジットカード事故履歴がある人
・その他もろもろ という事になります。
信用調査機関からは、〇か×かの返答しか知らされませんから、真実は伝えることができないのです。
とは言え、毎度、信用調査をしていれば、断られている理由って、なんとなくわかるようになります。
だから、真実(真実を推測するような意見)はいずれにしても言えないのです。
当然、顧客には、お客様の信用調査をしていることは言わないでしょうから、それを言えない営業マンとしても苦しいところかもしれません。営業マンからすれば、理由はともかく×なのだから、「今後の対応は一切するな!」というのが会社命令なのです。
不動産仲介営業マンからそっぽを向かれる理由がわからないお客様

Aさんは原因がわからないまま、お金の話しを後回しにして、たくさんの不動産仲介会社に足を運び物件をたくさん見てきたのです。
Aさんは、なぜ不動産仲介会社の担当者からそっぽを向かれるのでしょうか。
(そっぽを向かれる理由)
1.反社会的勢力の人だから
2.年収が少ない人だから
3.住宅ローンが組めない人だから
4.営業マンに無碍な態度をする人だから
だいたいこのどれかに当てはまることが多いです。
Aさんのお話しを伺うと人柄も良い方でしたが、不動産仲介会社担当が中途半端な対応をしていると、私は感じました。
そしてAさんの事が気の毒に思えてしまいました。
私はどうにかして喜んでほしいと思い、対応をした結果、不動産購入を実現することができました。
Aさんの問題は住宅ローンでかなり難航したのですが、最終的に融資を取り付けることができて良かったと思います。
不動産仲介会社の存在意義のこと

不動産仲介会社の営業活動は誰のためにするものなのでしょうか。
会社を維持するためには売上は必要ですし、社会の仕組みも経済が回らなければうまくいきません。
私は、自分の利益を中心に考えるような営業活動をしたいとは思いません。
お客様がうれしい、楽しい、感動をしてくれるような業務を一番したいのです。
成約をすれば私だって適正な利益は頂きます。
それは適正な業務を行った結果として社会一般的に認められる報酬だからです。
私が大手の不動産仲介会社を辞めずにまだ在職をしていたら、上司から「Aさんはカットしろ。むだだ。」と言われていたかもしれません。
上司の命令は絶対ですから、不本意ながらもカットせざるを得ません。
やはり、私は独立起業して良かったんだと思います。
困った人はぜひ、当社に来てほしいと思います。
お客様の希望がある限り、しっかりとサポートをさせていただきたいと心から思っています!
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