自分的レアな不動産取引で良い思い出になりそう【府中市の不動産屋さん】
目次
メール主体で不動産売買取引でした
本日は、池袋で不動産売買決済手続きがありました。
買主様は、現在北海道にお住まいの方です。
私にとって一番画期的だったのは、買主様であるご本人様とは最初の1回だけ電話対応をし、他の連絡手段はメールのみでした。
これは、私にとって初めての経験でした(笑)
にもかかわらず、初めてお会いした気がしないのは、連絡を密に取っていたなんだろうと思いました。
買主様のメールのやり取りは、こちらへの配慮がところどころにあり、私が想像した通り素晴らしい方でした(笑)
手続きの「手数」はとても多かったです
不動産売買契約の締結は、代理人である奥様に調印をして頂きました。
代理人である奥様は、不動産手続きがよくわからないということだったので、たくさんの説明をさせてもらいました。
そして、不測の事態が起こらないように北海道にいるご主人様と同時並行でメールなどを使って、情報と手続きを共有しながら手続きを進めていきました。
こういった経験は初めてだったので良い経験にもなりました。
不動産購入手続きが結構大変でした
今回、奥様とお子さんに現地物件を見ていただき即決をしていただきました。
その後、物件を見ていないご主人様の了解を得て、不動産売買契約の締結となりました。
その後は、住宅ローンの本審査の開始ですが、これが大変でした(笑)
なんせ、契約名義人であるご主人様が北海道にいらっしゃるのですから、私が書類を届けたり、取りに行ったりすることができません。
しかも、書き方などのレクチャーができません。
なぜなら、、、、お忙しい方なので電話が一切できないのです、、、、。
ということで、今回の不動産売買取引は、買主様であるご本人様とは全てメールのみの手続きとなりました。
書類などの郵送はコチラから片道で3日かかり、往復すると最短でも6日ほどかかります。
書類に記入したり、必要書類をそろえたりの日数を加えると、1往復するのに10日はかかるので、抜けがあったりするとやり取りの日数ばかりが無駄に過ぎていきます。
その意味では緊張の連続でした(笑)
住宅ローンの本審査の承認が取れて一段落かといえば、まったくそんなことはありません。
そのあとは、金融機関と買主様が契約する「金銭消費貸借契約(住宅ローン)」です。
これまた書類のやりとりが大変です。不動産売買契約書の原本や実印は東京(奥様の手元)にあり、買主様(ご本人様)は北海道。
それらのやりとりもあり、買主様(奥様)には不安や心配もありました。
理由はともあれ、買主様(奥様)を不安にさせてしまった部分のフォローが足りなかったなぁと、反省してしまいました。
本日、ご本人様と初の顔合わせ
ご本人確認は免許証等でしていたので、顔は存じ上げていたし、メールでのやり取りは100通超えていると思うので、初めての感覚が一切なく、お互いに不思議な感じがしました。
終始、とってもいい笑顔で対応をしてくれて本当に感謝でした。
心配をかけた事実もあるのに、ずっと笑顔で対応してくださり、お帰りの際も、本当にありがとう!という意味のお言葉を頂けてとてもうれしかったです。
不動産仲介業界14年くらいでメール主体で取引は初めて
私は不動産仲介業界に入って14年くらいになりますが、今回のような遠方の方で「買主様であるご本人様とのやり取りがメール主体となる手続き」は初めてでした。
今回のお取引では、売主様が柔軟な対応をしてくれたおかげもあったからこそ、手続きがよりスムーズにできました。
そして、買主様自身が煩雑な手続きをお忙しい中、素早く手続きしてくれた事も本当にありがたかったです。
そして、司法書士が決済手続き前に売主様宅に訪問をしてくれたり、銀行担当者も三支店の連携をしっかりと対応をしてくれたので、とても助かりました。
ということで、良い思い出になるお取引となりました。
さて、この後も不動産売買契約と引渡しと満載の日々。
実は、それ以外にもいろいろとあり、私も一応多忙であります(笑)
本当にありがとうございます!
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