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お金を払っても売れない不動産があるの?【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

ネットで調べる男性
目次

お金を払って買ってもらう不動産のこと

インターネットで、実に興味深い面白い記事を見つけました!
ぱちぱちぱち。

「マイナス180万円で購入します」越後湯沢リゾートマンションはもはや「腐動産」に

先ずは↑この記事を読んでみてください。
なかなかの強烈な記事です。不動産を「負動産」と書かれることはありましたが「腐動産」と書いている記事は初めて見ました(笑)
なるほど、的を得ているなぁと思います。

結論を先に言うと、お金をそれなりに支払えば、どんな不動産でも売れると思います。
しかし、お金の額はそれなり、、、というのがポイントになります。

マンション 腐動産 ?

廃墟と化した家

不動産を「負動産」と言われることはありましたが、「腐動産」と書いている記事は初めて見ました(笑)
なるほど、的を得ているなぁと思います。
これからの人口減で管理・修繕が成り立たないマンションが実際に生じてくると考えられていますが、どこの市区町村も同じであるという記事もあったりして、少々あおりがきつすぎるように思ったりします(笑)

とはいえ、それも現実に起こり得る時代が来るのでしょうから、地方で駅から相当離れている立地は気を付けるべきですし、一戸建てに関しては、山間部あたりは、今後購入を控えるべき立地となることは、フツーに想定できますよね。

バブル崩壊から30年がたとうとする現在、冒頭の越後湯沢リゾートで、当時販売された多くのマンションの中古価格が10万円の値付けになっているようです。
部屋の大きさとはほとんど関係なく「ひとこえ10万円」分譲当時の価格からは100分の1どころかそれ以下、、、。

バナナのたたき売りのような状況になっているようです(涙)

このマンションについては管理費等の滞納分が180万円というような状況らしいのですが、いよいよ不動産を売却するためには、お金を払わないと引き取ってもらえない状況になってきたようですね。
ちなみにこれ。今の府中市では考えられない状況です。

記事の事例は、越後湯沢のリゾートマンションですが、管理費・修繕積立金・固定資産税を考えると、180万円をもらえたとしても購入をしてはいけない物件です。
私だったら、さらにプラス100万円払うと言われても気が引けます(笑)

なぜなら、利用価値が見いだせないからです。

問題の根源は人口減に集約されるので、この記事にあるように外国人を(だまして)買っていただくしか解決策はなさそう(?)ですが、すでに都心の湾岸マンションで発生しているように、外国人の居住者が多いマンションは、管理組合の機能不全が懸念されているところです。

こういうマンションの建築を認めてしまうこと自体に問題があるのですけどね、、、。社会としての準備が足りないまま、移民を受け入れるという大きな問題に巻き込まれていく形になりそうですね。
タワーマンションに住むのがステータスなんて、誰が考えたのかなぁ。
真面目なお話し、湾岸のタワマンはけっこうやばい可能性を内包しています。
普通に暮らすための家が欲しい人は、このような物件は選ばないほうが無難かと思いますが、あまり声を大にして言えません、、、。

だって、府中市に住んでる私だし、こんな高価な買い物もできないし、ただのひがみと思われるだけです。
生活の基本となる住宅は、物件の善し悪しより前に「どの街を選ぶか」がとても大切です。
不動産は立地が最も重要であるからです。

人がたくさんいる事が大切な要素

街並み

将来に渡って人が集まり続ける街を選ばないと、20年後~30年後にお金を払っても引き取ってもらえない状況も起こり得ることを越後湯沢のリゾート地が証明をしてくれた格好です。

特にマンションは共有物となるので街選びそのものがとても重要になります。

越後湯沢であることや、リゾートマンションであることが原因とも言い切れない部分もあるのですが、都市部であっても条件の悪い街(条件の悪い立地)では十分に起こり得る事象です。

これから顕在化する住宅問題は、バブルの頃に家を買った60歳以上の世代で発生する可能性が高くなります。
後期高齢期の介護問題や、亡くなった後の相続問題で、不動産の処分が必要になりますが、売るに売れない物件がたくさん出てくることも想定できます。
(立地が重要です。)

それは、人口の構成を見れば一目瞭然ですし、想定はできると思います。
過疎化していくであろう地域は、商業施設、医療施設などが今後無くなっていくことが考えられますから、毎日の生活がいろいろと不便になることも想像できます。

人口減・少子高齢に起因する住宅問題は、今後少しずつ顕在化してきます。

今言えることは、これまでの常識で住宅購入を判断してはいけないということです。
住宅を人生最大の負債にしないために、住宅を人生の楽しい基盤にするためには、家の買い方が重要なのです。

様々なことを様々な面でアドバイスを受けることができるかどうか。
不動産仲介会社をどこにするのか、担当者を誰にするのかは、とても重要だということがわかるかと思います。
お客様本位のアドバイスができる会社。
そして一番大切な人である担当者。
しっかりと選ぶ時代がすでに来ていると確信します。

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