高画質写真に悪用リスク!「SNS」に求められる自衛【府中市の不動産屋さん】
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SNS画像 悪用リスクのこと
スマ―トフォンのカメラで撮影してSNSにアップした画像から、生体情報(指紋パターン)や周りの景色から最寄り駅や家の特定をされることに注意が必要な時代になりました。
スマホの進化により鮮やかな写真を楽しめるようになった半面、精密な分析が可能になり、悪用されるリスクが増しているからです。
思わぬトラブルにつながらないよう、自衛手段を検討しなくてはなりません。
写真撮影でピースもできない!?
笑顔の横にピースサインを出した実験用の画像を拡大して、誰にでも簡単な画像処理を施し指紋の線を抽出して、スタンプを製造する市販機器にこのデータを読み込ませて素材を加工すれば、指紋の溝が再現されたニセの「指」を作ることができるようです。
指紋の特徴を照合する高精度のソフトでも、この「指」を偽物と見抜くことはできなかったそうです。
「市販製品を組み合わせただけで、極めて高度な技術は使っていない」そうで、素人でもこういったことが可能な時代になっています。
つまり、スマホを落としただけでも、生体認証(指紋照合)で個人情報が盗み取られる危険性があることになりますし、SNSに下手に子供の写真なんかをアップしたら、、、。
その他、金融機関でも生体認証で口座からお金を引き出すこともできるでしょう。
Σ(・□・;)
実際に起きた事件で、これはもう本当におどろきです。
芸能人のファンが、芸能人の瞳に映った景色から、最寄り駅を割り出し待ち伏せて、駅から自宅までつけて、自宅住所を把握し、その後法律に反した行為によって逮捕されたようです。
Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどのSNSは楽しいものですが、
個人が特定できるような情報を載せないことが、自分や家族、そして友人を守る行為になると言えるかもしれません。
実際、学校などの行事で撮影した写真はSNSにアップしないように注意を促しています。
無用なリスクから子供を守るために先生方も一生懸命です。
機器の性能アップは、悪い事も性能アップさせる
携帯電話のカメラの性能は新機種が出るたびに進化し、中にはデジタル一眼レフカメラに匹敵する画質を誇るものもあるみたいです。
アップルのiPhone(アイフォーン)シリーズで写真画質の繊細さを示す画素数を比較すると、2009年発売のiPhone3GSが300万画素だったのに対し、19年に発売された最新のiPhone11Proでは4倍の1200万画素になりました。
画素数は写真を構成する点の数で、多ければ多いほど、画像を拡大した場合でもきめ細かに表示できるため、自分では気が付かないものが個人情報の特定につながることには注意をしなくてはなりません。
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