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不動産売却 信頼こそが最も大切だと実感する話し【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

築浅の中古戸建
目次

秋田県秋田市の戸建売却。なぜ府中の不動産屋さんが受託?

電話する営業マン

昨年、秋ごろ、東京都府中市にいる私が、秋田県秋田市(直線距離にして447キロメートル)の不動産売却の委任を受けることになりました。普通に考えるとびっくりの相談ですね、、、(笑)

実は、私がもう15年くらい前に賃貸仲介をやっていたときの知り合い(Aさん)からのご相談でした。
Aさんは同業者なのですが、秋田の知らない不動産仲介業者に任せるのは不安だということで、信頼する松田君にお願いしたい!というリクエストをいただいたのです。

その後スケジュールを立て、新幹線に乗って秋田県の現地に行きました。
物件を見たときの第一印象は素晴らしい
この一言以外には言葉は出ませんでした。こんなに遠隔地なのに売却委任をいただけるなんてとてもうれしく思いました。

そして物件の広告なども段取りをしましたが、しばらくお問い合わせはなりませんでした。
(==;)なぜなんだろう。
こんなにいい物件だし、非のつけようがない物件であるのに、、、。
なんだか変だなぁと思って、地元の不動産屋さんに地域の状況を聞いてみると、まさに壊滅状態。
消費増税前は売れていたんだけど、急に売れなくなったというのです。
(==;)
なるほど、容易に想像ができるよね。そりゃそうだよなぁ、、、。

不動産売却途中の状況(他の不動産仲介業者の案内)

12月に入れば、秋田県ですから雪も降っているのは日常のことです。
それまでに見学がなければ雪解けを待ってからになるのかなあと感じましたし、雪が降れば見学する人もいないでしょうから長期戦の様相かもしれないなぁと思いました。

そうこうしていると、他不動産仲介業者(B社)さんから「当社のお客様をご案内したい。」と連絡がありました。
私は、すぐさま売主様へ連絡をしました。
受話器口の売主様は当然喜んでくれました。

私は、売主様へお客様の希望等を説明し、見学日当日は、売主様は仕事の都合をつけておうちに待機していただくことになりました。

そして約束時間の30分前、B社担当者からの連絡が入りました。
お客様のお子さんが体調を崩されたので、見学をパスしていいですか?というのです。

う~む。まいったなの営業マン

で、今どこにいるんですか?と質問すると、B社担当は「近所の物件を一件見たので、すぐそばにいます。」と言うのです、、、。

私:(==;)おいおい、売主様は、お片付けして、仕事も都合つけて家で待機しているってのに、他の物件は見学できたのに、当社の売主様の物件は見ないで帰るって、、、( ˘•ω•˘ )
そんな失礼な態度があっていいのかい? 私は、実に売主様を悲しませる対応だと思いました。

お子さんが具合が悪いのであれば、そもそもなぜ今日見学に行ってるわけよ?
あと1件(当社の売主様の物件)にものすごく近所にいるのに見ないで帰るってどういうことなのよ、、、。
さらにその電話でB社担当者から初めて聞いたことがありました。
「融資が厳しいかもしれない。これから見学に伺っても買えない可能性が高いかもしれない。」というのです。

私:(==;)おいおいちょっと待てよ。最初っから予算オーバーで買えない可能性が高いのなら、なぜ見学を希望するのよ、、、。売主様はひまじゃないんだぜ!仕事の段取りを組んで抜けてきているんだぜ!
と心の叫びを、心の中で小さく上げてみました(笑)

それで、見学が終わった後、すぐB社担当者から電話が来ました。
「今、物件見させてもらいました。あとで話が進むようであれば連絡します。」と無表情な声でしゃべられた後、その後一切連絡はなくフェードアウト。

ヤバイぞ。大丈夫かと考える営業マン

いやいや、勘弁してもらいたいなぁと思いました。
売主様からすればほんと不愉快だし、約束時間の30分前に見学やめたいなんて連絡を入れてくること自体、社会人としてアウトです。こういう態度だから、不動産仲介業界の営業マンは信頼できないと言われるのです。

当社へ直接のお問合せ

その後、ポータルサイト(ライフルホームズ)を見たお客様(C様)から当社へ直接のお問い合わせがありました。
見学は10日後くらいになってしまいましたが、とても明るく対応の良いお客様で、言葉遣いも丁寧。
C様の属性について質問すると嫌な態度も見せず明確に説明をしてくれるし、この前のお客様とはえらい違いでした(笑)

他の不動産仲介業者さんからのお問い合わせの多くは期待できないなぁ、、、と改めて感じてしまいました。 
他の不動産仲介業者さんからのご案内の場合、売主様をがっかりさせる見学者が確率的に多いです。

売主様も一生懸命見学をしてくださるC様のために、家にあるいらないもの捨てたり整理整頓したり、私からのアドバイスを真摯に受け止めて行動してくれました。
C様の見学まで10日程度ありましたから、その間売主様に何回も電話(アドバイス)しました。

不動産売却は、信頼してもらえることが「すべて」だと思います

喜ぶ営業マン

私は遠隔地ですし、直接お問い合わせをいただいたC様とはこの段階ではお会いできません。
電話でのやり取り以外できませんので、より安心していただけるように対応する必要があります。

C様に直接会いに行けないからこそ、余計に心ある対応をしなくてはいけないと自分に言い聞かせながら対応するので、私自身いつもよりも、とても丁寧ですし笑いもあります(笑)

そしてC様に不安がないか、困ったことがないか、どんどん質問します。
C様が不安になっていると考えられることはすべて解決できるようにレールを引いてあげることも私の大事な業務ですから、その部分は、細心の注意を払わせていただきました。

いよいよC様が見学をする日になりました。
売主様が家で待機してご案内をしてくれました。
C様は、見学が終わると家を出てすぐ、当社に連絡をいただけました。
「ぜひ購入したいです!」
すごく感激してくれたんですね。

見学してくれたC様がとても喜んでいただけたことが電話口の声から伝わってきて、ホント、うれしかったです。

売主様にご報告すると、とても喜んでくれました。

私自身も売主様と何度もやり取りをしているので、売主様がとても一生懸命頑張ってくれたこともわかっていただけに、とてもうれしく思いました。売主様との連携と、見学してくれたC様への対応も、すべてがうまくスムーズに行うことができ円満に進みました。
私にとって、この遠隔地の不動産売買仲介がとても良い経験となること確定です。

再来週、秋田へ行って、不動産売買契約の締結となります!
ほんとうれしい!(笑)

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