【住宅ローン減税1】不動産仲介会社選びが重要です!【府中市の不動産屋さん】
不動産購入で失敗しないためには、業者任せではなく、消費者自身が知っておくべき情報がたくさんあります。「株式会社わいわいアットホーム」ではみなさまの不動産購入にお役立ていただける情報配信を行っていますが、不動産の分野は消費者からするとややこしい、難しいと感じるテーマも非常に多いです。そこで、架空である府中市不動産売買専門の不動産会社を想定した、会話形式の連載記事を開始いたします。お時間のある時に是非ご一読ください。
ご相談者様
みなさんこんにちは。
質問者:府中市太郎です。
生徒役でみなさまと同じ立場で質問していきたいと思います。
まつだ
みなさん初めまして。
「わいわいさん」です。
いろいろと事情があって記事に出てくる事例などはあくまで架空という想定となりますが、実際に相談やトラブルがあった事例をもとに構成していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
結論は「不動産会社選びが最重要」
まつだ
はじめに、本連載で触れる住宅ローン減税の結論は「仲介会社選びが最も重要」となります。
ご相談者様
え、いきなり結論ですか?
まつだ
忙しい中読んでいただくのだから、連載の意図は初めに伝えた方がいいでしょ?
タイトルに【住宅ローン減税】と付けてますので、興味のない人は飛ばしてもらったほうがよいですね。
ご相談者様
不動産の購入だから、物件の善し悪しが一番大切なんじゃないんですか?
だって、家探しってポータルサイトなんかで物件情報見ることから始める人多いじゃないですか?
まつだ
詳しい事情はのちのち説明するとして、極論を言うと物件そのものよりも、「家の買い方」の方が何倍も重要なんだね。どんなに悪い物件だって、腕利きの営業マンが全力でPRしたら、良い物件になってしまうでしょ。
ご相談者様
確かに。
不動産の営業ってそんなイメージですね。
なんか売りつけてやるぞ!って感じです。
まつだ
ははは(苦笑)
そもそも住宅購入は車や家電を買うような「モノを買う」行為ではないんですよ。
実は、所有権という権利を移転する行為 = 法律行為なんだね。
また、業者に頼らずに消費者が個人で取引することもできるけど、ローンの問題とか法的な問題もあって、多くの人が不動産会社を通じて取引をするんだ。
だから、窓口となる不動産会社の質が最も重要になるってわけ。
悪い物件を良いものとして売るというのは極端な話だけど、特に中古住宅の場合は、対応する不動産会社の質が悪いと、雨漏れなどのトラブルに見舞われたり、お得な補助制度が使えなかったり、致命的なダメージを被るリスクがあるのです。
ご相談者様
怖いですね。
中古住宅ってなんか不安です。
まつだ
中古住宅でも安心して取引できる家は山ほどあるんだよ。
でも今の不動産業界は、間に入る不動産仲介業者が消費者や取引に与える影響が大きすぎるんだね。
事業者と消費者との情報ギャップのことを情報の非対称性と言うんだけど、国の会議でもこの非対称性はしばしば問題として挙げられているんだ。知ってたかな?
ご相談者様
う~ん。。。
不動産会社選びって言っても、どう判断していいかわかりません。。。
まつだ
それを具体的に解説するのが本連載の趣旨になります。
でも最後まで読まないと分からないというのは不親切極まりないので、誰でもできる簡単なマジックワードをお教えしよう。取引を担当する営業マンに「築20年を超えるような古い木造住宅を買いたい場合、住宅ローン減税の手続きを案内してもらえますか?」と聞いてみるといいね。
具体的な方法が提示してもらえたり、後日で良いのできちんとした回答が得られれば合格だ。
ここで大切なのは得られた回答に、ご自身が納得できたかどうか、ということ。住宅購入時はややこしい話が多いから、情報が正確なのはもちろん、わかりやすくかみ砕いて説明してくれる人でないと信頼できないからね。
ご相談者様
そんな簡単な質問でわかるもんなんですか?
まつだ
効果てきめんだと思うよ。
多くの営業マンは、説明がちゃんとできず「大丈夫です」としか言わないから(笑)
そもそも住宅ローン減税は宅建業の範囲の問題ではないし、何より中古の場合は適用要件が複雑で、よっぽど勉強していないとまともに答えられない。
逆に初対面の質問で、的確に回答できる人は、中古の取引に相当詳しい人だと判断しても問題ないと思うよ。
ご相談者様
そんなもんなんですね。
まつだ
じゃあ今回はこの辺で。
最後に太郎君。
今回の内容で一番大切なことは何?
ご相談者様
えっ。不動産仲介の営業マンは信用ならないってことですか?
まつだ
違うよ(笑)
住宅購入に大切なのは不動産仲介会社選びだってこと。
先が思いやられるなぁ…(笑)
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