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立退きで邪魔する役所「思いやり親切」の勘違いも甚だしい。【府中市の不動産屋さん】

府中市『不動産 売買・終活・相続の先生』が綴る本音満載ブログです!

ちょっと怖い家
目次

老朽化、倒壊の危険性

以前より、アパートの老朽化により地方自治体より建物をどうにかしてくださいと、せっつかれていたアパートの大家さん。私が相談を受けて物件を初めて見た時、すでに建物は傾いていて、外壁もはがれているし、庇(ひさし)も落ちかかっており、かなり危険な状態でした。
裏側はかなりの高低差があり、家の下はビルトインの基礎になっていて、その部分も斜めになって、落ちかかっているような状態でした。

築年数は50年以上経過し、メンテナンスはほぼしていない状態と見受けられ、極めて危険と言わざるを得ません。
万一、通行人に庇(ひさし)が落下して直撃でもしたらと想像すると、他人ながら身震いがしました。

なので、すぐに職人に依頼し、庇(ひさし)を撤去していただきました。
このような状態ですから、耐震診断をする必要性はありません。
なぜなら、見た目で誰もが危険と判断することに変わりはないからです。

賃借人2組、立退きの同意

青ざめる営業マン

そんな状態ですから、大家さんと私で賃借人の2組の方にお会いし、状況の説明と退去についてご理解いただくことになりました。その説明の結果、退去はやむを得ないということをご理解いただき、物件探しをすることになりました。
賃借人のお二方は、当初「引越たくない」と言われましたが、建物を見れば、そんなことは言っていられない状況です。

理解していただくほかなかったのです。

ところが、その後、間もなくコロナウイルスによる外出自粛と、緊急事態宣言と連続してしまいました。
賃借人さんは、70歳超と、80歳超の女性ですから、なかなかタイミングが悪くなりました。
しかし、そうも言っていられません。
いかんせん、建物は築後50年は経過しており、適宜必要なメンテナンスはしていないわけですから、どれだけ傷んでいるか想像できるかと思います。
ましてやサッシなどが地震や強風にあおられてハズれ、下を通行している子供に刺さったとかを想像すると、恐怖でしかありません。
社会的見地から、いち早く賃借人さんに退去していただき、建物を壊すしかないのです。
もちろん、大金をかけて大規模修繕ということもできるかもしれませんが、それをするには、少なく見積もっても数千万円というお金が必要になるでしょう。それは、どう考えても無理なことなのです。

賃貸物件探し:年齢の壁

う~む。まいったなの営業マン

通常、高齢者(70歳超)になると、賃貸物件探しは困難を極めます。
もちろん、高齢者のセーフティーネットといったものがありますが、今回の賃借人のご要望を満たすことは、まったくできません。

今回のケースでは、一般の情報をくまなく探し、その中から条件に合いそうなものについて、一軒一軒確認をしていく以外ありません。
で、私は、まず80歳超の方(Aさんとします。)から、物件を見つけることにしました。
(70歳超の賃借人様へご紹介する物件はすでに準備しておりますが、順番があります。)

150件くらいの賃貸不動産について元付け業者へ連絡し、諸条件を一つ一つ説明して、ご紹介をさせていただいてもよいか確認をしました。
しかし、Aさんの年齢を言うと「うちの物件は無理ですね。」とすぐにダメだしされるのです、、、。

①状況的に同情の余地があるお客様であること、
②予算に壁があること、
③引っ越し先がなく本当に困っていること、
④現況は危険な建物であり緊急性が高いことなどを説明し、
何とか150軒のうち、たった1軒だけ、了解を得ることができました。

これに要する日数は、4日以上かかりました。
どうしてかというと、物件所在を確認し、地図を見て立地を確認し、賃借人の希望にある程度合致しているかを確認してから、電話をする必要があるからです。

役所の勘違い良心と他人事発言

う~む。まいったなの営業マン

役所の福祉事務所(ケースワーカー)に連絡をし、紹介してはいけない物件の条件を事前に確認しました。
いざ、賃貸契約に進む時、ケースワーカーがだめと判断すると、その物件では契約を進めることができないからです。

80歳超の賃借人さん(Aさん)はできれば引越したくないので、役所の人にまだ引越しをしたくないことを相談したようです。私は、引越期限を設けるにあたり、慌てさせるといけないという配慮から、約3か月程度見させていただき(同意をもらった時点からは1年近く)、慌てさせるようなことがないように対応しました。
ところが、その期限まで今のお住まいにいたいというのです。
Aさんの気持ちは重々わかります。

だから私は、それについては同意をしていますが、建物の状況が状況なだけに、次の物件が見つかれば速やかに引っ越してほしい気持ちは変わりません。

そして、役所の人は私に言いました。
「Aさんが、まだ引越ししたくないと言っているのだし、まだ3か月もあるんだから、物件見に行かなくていいじゃないですか。」
「150件も物件を確認したのはわかりますが、それはあなたの仕事じゃないですか。」
「その物件が無くなったらまた探せばいいですよね。あなたの仕事なんだから。」

随分と軽い発言をしてくれるものです。
物件探しにどれだけの労力がかかるのか、高齢者の賃貸物件探しの大変さがわからない発言を軽く言い放ってくれます。

私は、ふざけんな!と思ってしまいました。
なぜなら事前にAさんからお住まいについて状況を聞き、把握していたからです。
今のAさんのお住まいは、しょっちゅうネズミが出ていてそこら中に糞をいっぱいしているそうです。
建物は傾いています。
いつ倒れてもおかしくありません。
カビもたくさん生えているし、畳はペコペコ。
誰が見ても不衛生と言わざるを得ないでしょう。
そういった住環境に今住んでいます。
普通、Aさんのことを考えた発言をするのであれば、期限いっぱいまで住まわせるのではなく、一日も早く衛生面、安全面でも心配のない建物に引っ越しをすることを提案すべきなのです。
にもかかわらず、ケースワーカーの彼らの仕事は「生活保護に関する対応」だけすれば良いのですから、上っ面の優しさのみで話す態度を見て、ホントに苛立ちしか感じませんでした。

上っ面の役所仕事しやがってと、ホントに腹立つ以外ありません。

彼(福祉事務所のケースワーカー)の上司は、どこを見て仕事してるんだろうかと思いました。
生活保護を受けているAさんのことを真剣に考えてあげるべきだろうよ。
この上司のアドバイス通りに期限まで住んでいて、万一、引越前に建物が倒壊して死亡したらどうするんだ。
さらに通行人を死亡させる危険性も高いのです。
総合的にみれば、一日も早く次の良好な物件に引っ越してもらい、現況建物を壊さなくてはいけないのです。
どうして、総合的にみてそういった判定ができないのか?
私には理解に苦しむし、ホント決まりきった仕事しかしない典型例だと感じました。
(ブログを書いていて、その時の状況を思い出すだけでも腹が立ちます(笑))

まったく、この役人たちの「自分たちさえ非難されなきゃいい」みたいな姿勢が、ホントに腹が立つのです。
仮に私が悪者の立場になったとしても、この状況を解決することが先決だし、
引越が完了したら、賃借人さんらも私の提案に従って良かったと理解されることでしょう。
だって、ご紹介している物件は、立地、賃料、広さ、買物の利便性など、それらをほぼすべて良好に満たしているのですから、、、。

Aさん「松田さんには感謝しています。」

う~む。まいったなの営業マン

そして、Aさんは言いました。
「松田さんは、物件をたくさん探してくれて、紹介してくれたことは感謝しています。
「だけど、、、、」
とケースワーカーに引っ越しをしたくないということを地味に言うわけです。
私は怒りが出てきました(笑)

ケースワーカーも、私を悪者みたいな目で見ています。
私は、そうか!と気が付きました。

こうなったらしかたがない。
良い方向に進めるためには、Aさんのことも包み隠さずケースワーカーに対して言わざるを得ない。
そう判断せざるを得なかったので、黙っておこうと思っていましたが、今までのいきさつ等をケースワーカーに話しました。
すると、、、、ケースワーカーもAさんも、ぐうの音も出なくなってしまったのです。

そりゃそうです。
私は、事実を言っただけだし、私自身落ち度はなく一切悪くないのだから。
どれだけAさんのことを考えて行動してきたと思っているのだ。
そう思う松田です、、、(笑)

当初、Aさんが明確に同意をして引越しについて了解をしてくれたからこそ、私も150物件の確認を一つ一つしているのです。
道楽ではありません。
もっと言えば、
Aさんの命の問題でもあります。
私は言いました。
私に感謝しているのなら、今日物件を見に行きましょう。歩いてすぐなんです。物件が無くなったら私も探し直しになります。今お住まいの●●区には住めなくなるかもしれません。他市区でも良いのですか?」
そしたら
「それはいや」というので、だったら見に行きましょうと話し、時間をかけて半ば強引かもしれませんが物件を見てもらうことにしました。

当然のことですが、見ていただいた後、どうしてもその物件が嫌だというなら断ってもらって構わないという条件付きです。役所の人に対しては、無責任な発言で邪魔するだけなら口出しするな、ばかたれ!と言いたいくらいでしたが、私も大人なので、心の中で納めました(笑)

そして見学に行ったのです。

そして賃貸物件の見学にいきました。

私は、基本的に、Aさんを責めるつもりは全くないのです。
長年住んでいる今のお住まいに住んでいたいというのは本音でしょうから。
でもね。
社会の一員として自分たちが存在している、という風に考えれば、その建物があることで、その前を通行する不特定多数の区民を常に危険にさらしているということ自体が大問題であるので、それを解決することは絶対に必要なわけです。

だから、その意味では容赦することはできないのです。
あまりに危険すぎますし、万一、私の子供がその建物が原因で死んでしまったなら、冷静になっていられますか?
他人様の子供が死んだらどうです?
想像するだけでも十分に怖いのです。
そう考えれば、ヤッパリ、早く行動しなくてはいけないのです。

そして、物件につくまでの道中、Aさんといろんな話をしました。

なぜ、私がAさんの次の物件を探しているのか、なぜ引越しをしなくてはいけないのか、もろもろたくさんです。
そして、物件に到着しました。

・自転車は自由に置けます。
・お好きな鉢物も自由に置けます。
・陽当りも良いです。
・駅もとても近く、スーパーもとても近いです。
・大好きな銭湯は300m以内です。
・足が弱くなっても安心できる1階です。
・全て諸条件を満たしています。

物件の鍵を開けて、室内を見ました。
室内は思いのほか広く、とてもきれいです。
Aさんが、その物件を見ている時、タイミングよく遠方に住む息子さんから連絡がありました。

私は、息子さんとは事前に話しをしていたのですが、息子さんが「松田さんは信頼できるから全て任せて手続きを進めな。」と優しく背中を押してくれました。
そして、その場で、入居申込みをしたいということになったので、すぐに申し込み手続きをしました。

「ね。見てよかったでしょ。」と私がAさんに優しく言うと、Aさんも同意してくれました(笑)

役所の担当者のバカたれのせいで、もし今日見学できなかったら、約3か月後の引越期限に、多分間に合わなかっただろうと思いました。
そもそもまた100件以上とかの物件確認をするのかと想像したら、ため息しか出ません。
正直もうやりたくないとさえ思える大変な労力なのです。
そのくらい、本当に大変なのです。

仕事だから割り切れと言われるなら、「仕事でもやらない」と割り切りたいくらい大変な仕事です。
言いたくはありませんが、
仕事を選ぶ権利が、私にもあるのです。

ケアマネージャーのバカ上司は、何か勘違いしていないかい?
私は少なくとも、
バカ上司の部下でも何でもないのです。

普段から偉そうな態度をしていると、そんなこともわからなくなるのだろうか、、、。
まったく、部下の人が可哀想です(笑)

気に入ったから入居申込⇒審査OK

喜ぶ営業マン

すぐに入居申込書を書いてもらいました。
この日は、水曜日です。
私は休みを返上して対応をしています。

私にとっては、お客様が喜んでくれるなら、休みの返上なんてどうってことないのです。
というわけで、もう2か月くらいほぼ休みがありません、、、(笑)

少し遠方になると、丸一日使ってしまうので、水曜日に対応する方が効率が良いのです。
来月は、埼玉県越生町の売却(直線距離で36キロ)があるので、また水曜日に行く感じになりそうです(笑)
で、Aさんについては、数日後、審査OKとなりました。
本当に良かった。
物元業者(大家さん)に対し、心からお礼を言いました。私は本当にうれしかったのです。

私の努力も報われた形になりました。
何より、Aさんが当初あれだけ引越に難色を示していたわけですが、引越し先の物件を見ていただいた時、喜んでいただけたので、その部分が一番良かったと思います。
思わず、涙が出ちゃいそうな瞬間です。
涙腺が年々緩くなる私にとって、きつい状況ですね(笑)

「勘違いの思いやり」は、まったくの無意味

ここで、もう一度言いたいと思います。
思いやりって何だろうという話しです。

今回の場合、当初、Aさんが嫌なことを進めていかなきゃいけない私の存在は、Aさんにとってみれば、あまりいい人には映らなかったと思います。
悪い言い方をすれば、私は「追い出し屋」になるからです。

でも、私の心持ちは180度違います。追い出し屋なんてとんでもありません。

Aさんの住環境を良くし、Aさんの命を救い、より便利な生活をしてもらうお手伝いです。
しいては、地域住民の不安の種を無くす仕事をしているのです。

私は、私が悪者扱いをされたとしても、全然いいと思っています。
後から、Aさんが十分に理解してくれさえすればそれでいいと割り切っていたからです。
それに対し、役所の福祉事務所の人は一体何だったんだと思うのです。
いい加減な事ばかりいって、根本を解決するための発言は一切なし。

いやなことを先延ばしにさせるだけの発言。
どちらかというと、悪徳不動産屋のいうことなんか信用なるものか、くらいの感じでした。

目は口ほどにものを言うって言いますが、ケースワーカーの目を見れば、だいたい何を言いたいのかくらいわかります。
長い人生の中で、いろんな人と様々な対応をすると思いますが、上っ面の親切、上っ面の思いやりに気を付けるべきだと思っています。
そういう表面的な言葉や態度を親切だと誤解し、大きな失敗をすることがあるからです。
物事の本質を見極めるために、相手の話をよく聞くことが最も大切だと思います。
その発言と行動が、ホントの意味で相手のためになることなのか
それをよく考えて、自分の責任で判断しなくてはいけないと、私はつくづく思います。

「思いやり親切」のまとめ

物事には、上っ面と、本質があります。
目的を達成するために本質を見極めないといけません。

表の顔と裏の顔

不動産仲介業は、サービス業でもあるので、人の気持ち、琴線に触れる部分が多くありますし、その琴線に良い意味で触れれば良い結果になりますが、悪い触れ方になれば、それは悪い結果になります。

例えば、自分の目的だけを達成させるために、相手をだますなんてことはあり得ません。
ましてや、不動産というのは大きなお金が動いたりするし、自分が住む場所を決める重要な事でもあります。
賃貸物件に住めば、通常は数年はそこで生活をするのですから、ヤッパリその意味で物件探しは真剣さが必要になります。

賃貸は足が早いので即決する覚悟をもって探す必要があります。

1.他人の上っ面の良心は不要だし、そこに甘んじてはいけない。
2.人それぞれ、正しい事、心地よいことは違います。
3.それらを考慮して、最善の結果を導き出すために、
4.どう考え、どう行動するかというのはとても大切なことです。
5.時に、誤解が生じることもあるかもしれません。
6.その場合、誤解の原因は何だったのか。なぜボタンの掛け違いが発生したのか、
7.そういったことをしっかり考え、改善を図り、
8.より良い対応ができるようにする事が大切なのだと思います。

私の場合、常にゴールは決まっています。
私を信頼してくれた皆様が心から喜んでいただくこと。

これは、私が起業したときからずっと変わらないし、これからもずっと変えるつもりはありません。

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