不動産購入の相談、七難八苦のようです
目次
不親切な不動産屋さん
本日メールでお問い合わせをいただいたお客様(A様)は、不動産購入の相談がしたいということでした。
でね。
A様から頂いたメールに、すでに数件の不動産屋さんから断られているとあったので、資金面でかなり厳しいのかなと想像したのですが、先入観は百害あって一利なしなので、まずはご事情をしっかりと伺いたいと思いました。
いままでに当社に来られるお客様では、他の不動産屋さんに行って相談しても対応が悪いため不信感がわいた人もいたし、まったく相手にしてもらえない、ということで、がっかりされている人も多くいました。
ということで、A様が本日ご来店されました。
お話を伺うと別に変なことはなく良い方でした(笑)
どうして他の不動産屋さんは、このお客様のことを相手にしてあげないんだろうと、不思議に感じました。
お客様曰く、すでに7社くらいに行ったそうなのですが、どこもまともに相手にしてくれなかったそうで、私は、ひどいなぁ、、、と思ってしまいました。
で、どこの不動産仲介会社なのか聞いたところ、私の知っている業者さんの名前が、、、。
これは公表するわけにはいきません、、、。
不動産を買うことに関して、当然かつ素晴らしい考え方
A様のおっしゃることはもっともで、業者から後ろ指をさされるようなことは一つもないと感じました。
1.いくら借りられるのか、
2.いくらの借入なら安心して返済できるのかをまずは知りたい。
3.とにかく、最初にお金の話をしっかりしてから物件を検討したい。
とA様はおっしゃるのです。
当然のことだし、正しい考え方です。
私に言わせてしまえば、こんなに正しい考え方をしているお客様を無碍(むげ)にするとは、不動産業界は終わっているなあと思わずにはいられません。
A様から不動産仲介会社名を聞いた時に、すぐに思ったのは、その業者らは自社物件を売りたいんだなぁと、、、。
だから、無理言ったり、予算を無視して押し付けようとしたりしてるんだろうなとも感じてしまいました。
そういった不動産売買仲介の営業マンは、私に対する対応は不親切ではないのだけど、ことお客様への営業となれば、業務姿勢がちがうんだろうと思います。
おうちを購入することが、一番大切なのではありません
不動産購入において、最も大切なのは、おうちを買うことではありません。
へ?って思うかもしれませんが、不動産を買うは通過点であってゴールではないのです。
買うことがゴールみたいな考え方で不動産取引を進めてしまうと、後の住宅ローン返済や生活をしていかないといけないということが、何かそっちのけになっているような気がしてしまいます。
そんな、盲目的になって不動産を買い急いでしまう方には「いやいや、そうじゃないでしょ。」と、言ってあげたいと思います(笑)
不動産を買うことは家族の幸せのためなのだから、家族の笑顔と豊かな生活を描けないのであれば、絶対に不動産を買ってはいけないのです。
「豊かな生活」という部分をしっかりと押さえて、気持ちに余裕を持ってほしいと思います。
楽しく不動産探しをしよう!
不動産購入は楽しいです(笑)
なので、不動産仲介営業マンのせいで、つまらなくなるのは本末転倒です。
一生に一度の買い物と言われるくらい不動産購入の頻度は少ないので、皆さんの知識が足りないのはある意味当たり前です。そういった足りない部分をしっかりとサポートするのが宅建業者の役目です。
皆様には、しっかりとサポートを受けてもらって楽しい不動産取引にしてほしいと思います。
もちろんのこと、当社がサポートするなら大丈夫です。
最後に出口戦略を考えておきましょう
おうちは一生一度のお買い物と言われますが、実はそうではありません。
一生のうちに、2度、3度買い替えをしている人は実は相当数いらっしゃいます。
理由は、転勤、家族構成の変化などが多いのですが、その時々の事情によって売却をするのです。
仮に、4000万円のおうち+諸経費がかかり、まるまる住宅ローンで購入した土地戸建が、30年後何かしらの事情で売却をすることになったとしても、その時の残債は660万円くらい(想定)です。
仮に土地値でしか売れなかったとしても、おそらく2000万円以上にはなりそうです。そしたら、売却経費を考慮しても1300万円弱ほど手残りがある計算です。(概算です)
賃料を支払って住むよりも、不動産という形で貯蓄し将来売却をする時が来ても全然問題ないのです。
不動産を所有すること自体に一定のリスクもあるわけですが、リスクなどは歩道を歩いているだけでも一定確率で存在しますし、そんなことを怖がる人はいません。
地球自体がリスクをいつもしょっているのと一緒で、リスクのまったくない人生などはないのです。
リスクの度合いがあまりに大きければ大問題ですが、許容できるリスクであれば、喜んでリスクを背負うという発想も大切にしてほしいと思います。
でも。
事前にできる資金計画はシッカリしておきましょう!
そして、石橋をたたいて叩いて叩きまくって(笑)、さらに叩いて進んでいきましょう(笑)
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