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新型コロナウイルス 住宅・マンションの不動産価格の下落

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

グラフ、相場
目次

コロナの影響、不動産価格はどうなるのか

新型コロナウイルスの影響により、世界経済がかつてないレベルで毀損してしまうのではないかといわれていますが、実際のところどうなのでしょうか。
最近では、不景気という言葉ではなく、不況とか、世界大恐慌の再来とまで言われていて、事実、失業者も増えているし倒産件数もそれなりに増えています。
特に、飲食業やインバウンドに頼った観光業はかなりのダメージを受けて深刻な状況であり、そこで働く人や、そこに納品している職業の方々は死活問題です。
このタイミングで賃金の低い外国人労働者をさらに入国許可をすると政府が言っているだけに、日本人の雇用にも影響し、かつ賃金の下落圧力はこれまで以上にひどくなる可能性もあります。
となると、住宅購入に関してあまり無理をしたくないという人が多くなってくると予想できますし、それに伴い住宅価格も大幅に下落するのではないかという声も聴きます。
以前の平成バブル崩壊のときのように半値近くまで値崩れた物件がありましたが、今回の新型コロナウイルスの影響はどうなのでしょうか。
そのあたりを書いていきたいと思います。
これは、私の独断と偏見によるものですから、こんな考えもあるのか程度が良いです(笑)

なるほど!の営業マン

バブル崩壊時の状況、新型コロナウイルスの影響

バブル崩壊時の状況、新型コロナウイルスの影響により不動産価格にどのような違いが発生するのでしょうか。
1990年前後のバブル期は「これからもずっと、必ず不動産価格は上がる」という土地神話が当たり前でした。
なぜなら、経済成長の目まぐるしい状況でしたし、100万円程度のお金であれば、数時間のお酒の席で消費していたくらいお金の循環(景気)が良かったので、多くの国民が「不動産価格は下がることはない」と考え疑いもせず、誰もが土地神話を信じていたという幻のような時代です。

私はバブル期に社会人経験がないのですが、それでもテレビ等では、羽振りの良い番組もたくさんありましたから、なんとなくそういった時代だったんだなぁと思いだすこともあります。
不動産を購入すれば、必ずキャピタルゲイン(販売利益)が得られると考えられていたため、投機的に住宅を買う人もたくさんいました。

バブルがはじけたあと、不動産価格は一気に下落し、投機的に購入していたオーナーは大変なことになりました。
自己破産などはごく普通でしたし、連鎖倒産などもたくさん発生しました。
人への不信感、憎しみもあふれかえった時代でもあったように感じます。

その後、不動産には価格調整が始まりましたが、調整が完了するまでに10年ほどかかったようです。
そのバブル期の状況と比較すると、新型コロナウイルスによる不動産市場への影響は甚大とは言えませんが、経済への影響はかなり大きく、長期的にみた場合、不動産価格の下落は、ある程度発生するような状況だと考えるのが普通だと思います。
しかし、その予想と反して不動産価格にあまり影響をきたしていないという風にも見えます。
そこでポイントになるのは、こんな状況でも価格が上がっている地点があるということです。
さて、そこはどんな場所なのでしょうか。
都心駅近一等地でパワーカップル(共働き世帯)が購入したいと考えるタワーマンションなどがその代表例です。
もちろん駅近だけが上昇しているとも言えず、私がいる府中市でも価格が上昇している箇所と下落している箇所が混ざり合っています。

株価から推察する、今後の住宅・マンションの不動産価格

本年の3月中旬から4月半ばにかけて、日経平均株価は一時2万円を割り込みましたが、10月9日時点では23,600円を推移していますので、いきなり住宅価格(不動産価格)がドカーン!と下がるというのは考えにくいと思います。

なぜなら、住宅価格は株価に連動(?)する性質があるからです。
(すべての不動産がそうではありません。)

リーマン・ショック時のような株価下落、つまり日経平均が1万円を割り込むような急激な変動があれば、戸建ての住宅価格(不動産価格)が「一気に下がる」かもしれません。

一方、マンションの不動産価格についても、株価は4月後半あたりから回復してきたこともあり、現時点では一気に下落するという状況ではないと思われます。とはいえ、すでに下落を始めている場所もあります。府中市内でもすでに下落しているところはあります。だからといって不動産売却をしている人は、慌てることはありません。

冷静に状況分析をして、適切に動くことが必要だと感じます。

得意げに話します

新型コロナウイルスによる影響で、戸建て住宅・マンションの不動産価格の下落は1割?

新型コロナウイルスの影響は長期的な対応が必要ですが、中期的に見ると、住宅価格(不動産価格)は1割前後の下落だろうと予想される方が多いようです。一方、マンションの不動産価格は必ずしも実需不動産だけで価格形成されていたわけではなく、投資不動産などを考慮する必要があります。
世界の投資マネーが東京に集まっているからです。世界の中の日本(東京)を見ると、投資をする場合とても安全なのだそうです。そのため、世界各国の国債発行によって刷りまくったお金が投資マネーとして東京の不動産に集中しているというわけです。

近年の共働き世帯の割合増加や、マンションへの選好が高まったと思われるため、戸建て住宅の水準にまで下がることはないと予想する方もいます。事実、都心駅近タワーマンションについては、まだ価格が上がっている場所もあるようで、これだけの高値であっても利便性を優先し購入する方がいるというのは、なかなか驚きです。

特に高収入層の方々は、利便性という部分に価値観を見出しているようで、その価値観というものは、人それぞれなんだなぁと感じます。

こういった状況から不動産価格の二極化、三極化がさらに進むと言われていますが、さて、府中市はどのようになるのか、、、。将来人口とか税収、その他もろもろの影響を受けるわけですが、府中市は、不動産価格を維持して欲しいなと思います。価格が維持されれば、不動産の貯蓄性(言葉あってますか?(笑))が担保されるわけで、不動産を購入(所有)することは、よりメリットになるということが裏付けられるからです。
価格が維持されるには、府中市に住みたい!と思ってくれる人が増えればいいわけです。
取り合いになれば、価値は上がるのは当然の事なのです。
そう考えるととても単純な話しですね(笑)

不動産は平成バブルのような暴落はしない

今回の新型コロナウイルスは、景気後退の度合いが激しく、これから冬本番を迎えるにあたりウイルスは強くなり、人の抵抗力は下がっていくので、社会にどのような影響をきたすのか慎重に見極め対応をしていくしかないのかなと思います。
長期化が続くと、企業の給与体制や雇用が維持できないという事態が発生し、その規模が拡大する場合は、上記のような不動産価格の下落程度ではすみません。
株価を見る限りではそこまでの状況にはなっていませんので、多くの専門家は、平成バブル崩壊の時のような暴落にならないと判断されている人が多いようです。

しかし、、、、。

なんだろう?と考える営業マン

私たちは神様でもないし、普通の人間ですので、未来のことを予測をしても、当たるかどうかさえ、さっぱりわかりません。いろんな情報を基に推測をしてリスクヘッジをしていくことしかできません。
新型コロナウイルスが収束するには、一番は薬の開発でしかありませんが、ウイルスはそもそも消滅しませんし、来年(あと数か月後)も新型インフルエンザがきっとやってくるはずです。
新型インフルエンザと新型コロナウイルス。
お互いに新型であれば、特効薬はないのですし、根本的に何が違うのか私にはまったくわかりませんが、昔からウイルスと共存して人間は生活しているものですから、過度に怖がらず、自分ができる対策をしっかりして生活をしていきたいと思います。みなさんも気を付けましょう!

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