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到来!高品質住宅を住み替える時代【府中市の不動産屋さん】

不動産業界歴 約20年 松田の本音ブログ

質の高い家
目次

質の高い住宅に住む

みなさんが住むお家。
一昔前は、多少品質が悪くても大量供給する事が国としては重要でした。
そういった影響もあってか、建物の品質があまり良くないと言われる時期もあったりしました。

「あのハウスメーカーは紙で家を建てている」とバカにした言葉を聞いたこともあります。
時代は流れながら、建築しては壊して、建築しては壊して、、、という建築解体のエンドレス状態が続き、それは社会全体で見ればとても無駄なことでした。
そういった住宅供給の流れから、質の高い住まいを建築して長く住み、その後もリフォームをして住み続けるという発想の転換が求められるようになり、平成18年6月、本格的な少子高齢社会、人口・世帯減少社会の到来を目前に控え、現在及び将来 の国民の「豊かな住生活」を実現するため、住生活基本法が制定されました。
また、同年9月、同法 に基づく今後10年間の基本的な計画として、住生活基本計画(全国計画)が策定されました。

住生活基本法とは

豊かな住生活の実現を図るため、住生活の安定の確保と向上の促進に関する施策について、その基本理念、国・地方公共団体・住宅関連業者の責務の明確化、住生活基本計画の策定その他の基本となる事項について定めた法律のことです。

・現在及び将来における国民の住生活の基盤となる良質な住宅の供給
・住民が誇りと愛着をもつことのできる良好な住環境の形成
・居住のために住宅を購入する者及び住宅の供給等に係るサービスの提供を受ける者の権益の擁護及び増進
・低額所得者、被災者、高齢者、子どもを育成する家庭その他住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保

詳しくは国土交通省HPをご参照ください
https://www.mlit.go.jp/common/001124128.pdf
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000011.html

豊かな住生活の実現に向けて

素敵な室内

まずは独り暮らしからスタートが一般的です。
価値観やライフスタイルが多様化する中で「豊かな住生活」について一概に論じることは難しくなっていますが、その具体的なイメージを共有するための一つの手がかりとして、5つの地域ごとに、 10年後を見据えた将来像の例をそれぞれ描き、あわせて、多様なライフコースやライフ ステージの変化に応じた住み替えのイメージを示したのがこちらです。
以下のPDFをご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/yutakanajyuseikatu/siryo.pdf

一昔前の住宅すごろくというのは、以下の発想によるものでした。

1.一人暮らしを始めるため、賃貸アパートからスタートし、
2.少しグレードの高い賃貸マンションに引越し、
3.結婚を機に分譲マンションを購入し、
4.その後、郊外に注文住宅を建築するというのがゴールでした。

私が不動産業界に入ったのが2003年(平成15年)ころだったと思うのですが、こういった住宅すごろくは、多くの人にとって、なかなかできない事と考えていました。
なぜなら、住宅売却をする頃になると建物価値がなくなると言われている時代だったからです。

本来なら人生の様々な分岐点ごとに住宅の選択肢を多く選べる社会に転換すべきですし、住宅の質に対しての考え方をより良くしていこうという流れは今の時代にとても合っていると思います。

住宅を簡単に立て壊すのではなく、しっかりとしたリフォームをして住み続けることが出来ることは本当に素晴らしい事だと思います。
リフォームをして住み続ける一般住宅のほか、
スケルトンインフィル住宅、
田舎の民家再生、
公営住宅の充実、
高齢者向けケア付住宅やコレクティブハウス等、
変化に応じた住み替えができるような街づくりが考えられています。

素敵な室内

これから住まいづくりを考える人にとってのメリット

中古市場にストックされている皆さんのお住まいが適切に維持管理され、質の高い状態を維持できれば、住み替えはきっとスムーズに行われるはずです。
「住生活基本法」では、こうした街全体の整備を行い、社会資産として「ストック」された住宅を活用し、中古住宅でも次の世代に引き渡せる社会的な資産としての価値を見出すことが目的です。

中古住宅であってもしっかりメンテナンスされていれば、「適正な価格」で売り買いが可能だという理論です。
これにより、
若いうちは通勤に便利な都心部の賃貸アパートやマンションで暮らしはじめ、
結婚を機に分譲マンションを購入し、
子どもが生まれるとより広いスペースを求めるため納得のいく価格でマンションを売り、
郊外に質のよい中古の戸建てを購入する。

やがて子どもが独立して高齢になると、
再びさまざまな設備が充実した便利な都心の中古マンションを購入する、
といった変化に応じた住み替えが容易にできるようになるというわけです。

美しい観賞用植物

こういった目線で、皆さんに最も身近なお住まいである不動産を、気軽に売買を行う時代はすでに到来しております。
事実、立地が良かったり、良い物件であれば、10年前の価格をほぼ横ばいで維持している物件は数多く存在しています。
これは、経年劣化を考慮すると不動産価値が相対的に上昇していることを意味しています。

この府中市内でもそういった物件は結構あります。

府中市を中心とした不動産の売却、不動産の購入のご相談、お待ちしております。

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